もりつちの徒然なるままに

<禁無断転写> ウォーゲームの話、戦史の話(かなり濃い目)、旅の話などを書いてみました。

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イメージ 18

「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)は自作の空母戦ゲームである。今回、テストの最終工程として、本作のメインシナリオである「南太平洋海戦」シナリオに挑戦する。対戦相手は、本作の作成当初からテストにお付き合い頂いた官兵衛氏。官兵衛氏には日本軍を担当して頂き、私は米軍を担当した。

今回のテストでは、以下の選択ルールを採用した。

52.緊急発進
53.TF任務
54.弾薬制限
55.対地艦砲射撃
56.天候
57.遠隔CAP
58.航空魚雷の備蓄数制限
59.非武装航空機
60.拠点偵察
62.潜水艦
63.潜水艦による航空機の運用
65.夜間航空作戦
66.特殊な航空機

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「海空戦、南太平洋1942」の入手方法については-->こちらを参照して下さい。
また通販を希望される場合は、このブログのコメント欄に連絡先のメールアドレスをご連絡下さい。なお、通販開始は2017年12月の予定です。
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なお、南太平洋海戦シナリオの内容は-->こちらを参照されたい

事前計画

イメージ 10これまで何度かテストプレイにお付き合い頂いた日本軍プレイヤーの作戦はもう読めている。彼は戦艦を中心とした打撃部隊を編成し、それを前衛にして攻撃してくるのは通例だった。
そこで今回はその逆をつくことにした。
すなわち我が空母部隊を敵とミドルレンジ(約300海里)に布陣させ、敵が戦艦を前に押し出してきた場合は、敵戦艦部隊に航空攻撃を集中して戦艦の撃破を狙う。戦艦を撃破すれば水上戦力で優位に立てるので、逆にこちらの水上部隊で敵空母殲滅を狙える、という訳だ。
金剛型高速戦艦を中心とする日本軍水上部隊に対して、米艦載機は有効な打撃を与え得ることは検証済みだ。

果たして吉と出るか凶と出るか・・・。

10月25日

06:00

イメージ 11未明から飛び立っていた我が索敵機から「敵発見」の報告が入る。空母の存否不明。敵は3群に分かれているらしい。第1群は10隻以上の敵艦からなり、その位置は我が機動部隊の北方10ヘクス(300海里)だ。「10隻以上の敵艦を含む」とある。これをグループAとしよう。
第2群は隻数不明でグループAの真西方12ヘクス(360海里)に位置している。我が機動部隊からは北西15ヘクス(450海里)の位置にある。これをグループBとしよう。
グループCは複数の機動部隊からなり、10隻以上、7〜9隻、7〜9隻の3群が確認されている。位置はガダルカナル島南西1〜5ヘクス(30〜150海里)に広く散開している。

イメージ 1

イメージ 2


我々の敵情判断は以下の通り。
(1) グループAは今までの日本軍プレイヤーの方針から判断して水上打撃群であると判断
(2) グループBは消去法的に敵空母主力と判断
(3) グループC位置から判断しては外南洋部隊の中小艦艇の部隊と判断

これに対して我の戦術方針は以下の通り。
(a) グループAと我が機動部隊の距離は300海里。これは我が空母艦載機にとっては攻撃範囲外となる。従ってグループAを攻撃圏内に収めつつ、グループBと間合いを取って、まずグループAを叩く。
(b) (a)の攻撃隊収容後機動部隊は一旦南下。敵空母との間合いを取って翌日の決戦に備える。(今日は空母同士の決戦を避ける)

イメージ 12しかし上記の敵情判断及び戦術方針は現実によって破られることになる。敵空母から飛び立ったと思われる攻撃隊が、我が機動部隊上空に姿を現したのだ。空母「翔鶴」を発進したと思われる零戦9機、艦爆18機からなる攻撃隊である。攻撃目標になったのは空母「ホーネット」を中心とする機動部隊である。レーダー網の隙を突いて機動部隊上空に進入してきた日本側攻撃隊に対して対空砲火が応戦するが、それに屈せず日本機は上空から急降下してくる。数発の爆弾が「ホーネット」の至近距離で炸裂するが、「ホーネット」は辛うじてこれを回避する(D10で"8"以下で命中の所、"9"の目を出してくれたので助かった)。
その後も日本側艦爆隊が数波に分かれて「ホーネット」上空に殺到するが、上空戦闘機の迎撃などでそれを撃退した。一連の攻撃で来襲した日本機は計90機に及んだが、米軍はそのうち約50機の撃墜を報じた。

イメージ 3

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一方の米軍は、ガダルカナル南東方の目標(グループC)に対してヘンダーソン基地を発進した艦爆18、艦戦9が攻撃に向かったが、敵の姿を見ずに空しく引き上げていった。


10:00

イメージ 13敵の主力はグループBではなくグループAであることが明らかになった。直ちに攻撃したいが、CAP隊の収容を優先すると攻撃隊を出すのが遅れてしまう。攻撃隊を出すのが遅れると、敵の先制攻撃を食らって甲板上で準備中の攻撃隊が被弾するという悲劇に見舞われる恐れがある。
そこで一計を策した。現在の位置関係であれば航続距離の関係上我が空母が敵艦載機の攻撃を受ける可能性は小さい(足の長い艦爆隊は、前のTurnにほぼ消耗させている筈)。そこで艦隊前面に戦艦を中心とする水上打撃部隊を配置。敵機の攻撃を戦艦部隊に誘因すると供に、その上空に戦闘機を配置して敵の攻撃隊を大消耗させるという作戦だ。

イメージ 14果たせるかな、敵の攻撃隊は数波に分かれて我が戦艦群上空に飛来した。雷撃機を中心とする攻撃隊である。最初に飛来した「瑞鳳」艦攻隊は、狙い通り新鋭戦艦2隻から放たれる強烈な対空砲火を浴びて文字通り四散した。続いて飛来した「翔鶴」「瑞鶴」の艦攻隊は、いずれも航法ミスで我が戦艦部隊上空に到達せず。日本軍プレイヤーは悔しがっていたが、こちらとしては戦艦の対空砲火で敵艦攻隊が壊滅することを期待していただけに、こちらとしてもやや残念であった。

イメージ 5


イメージ 15一方、北方にいる敵機動部隊の正体を確かめるべく、エスピリッツサント基地から発進したB-17 4個中隊が敵機動部隊を発見。空母「翔鶴」「瑞鶴」を含む敵の主力である。これに攻撃を仕掛けていた。重爆36機による攻撃であったが、高高度からの爆撃であったため戦果はなし。その代わりB-17に損害はなかった。

B-17による爆撃は、攻撃効果こそ期待薄だが、いわゆる「強行偵察」という意味では有効であった。この場合、1個の大編隊で攻撃を仕掛けるのではなく、小編隊で複数回の攻撃を実施した方が良いと思われる。(ただし36.4項の制限を忘れないように・・・。

イメージ 7

イメージ 6


14:00

イメージ 16先のTurn、攻撃準備を整えた米機動部隊は、敵機動部隊との間合いを詰めるべく北上を開始する。索敵機が敵位置を報じてきた。米機動部隊から北北西5ヘクス(150海里)の距離である。手頃な攻撃距離だ。第1波はF4Fワイルドキャット8機に護衛されたSBDドーントレス36機の計44機。それが「エンタープライズ」「ホーネット」の2空母からそれぞれ発進したので計88機だ。引き続いてF4F 4〜8機、TBFアヴェンジャー18機の計22〜26機からなる攻撃隊2個(合計48機)が2隻の空母から発進する。総勢136機。空母搭載機の約80%を投入する大攻撃である。この攻撃で日本空母部隊に痛撃を与えることができるだろう。
しかし、索敵機の報じた敵発見位置には大きな誤差があったのだ。実際の位置とは60海里もずれていたのである。それとは知らない攻撃隊は報告された目標位置に向けて飛行していく。

イメージ 8


イメージ 17結局目標を発見したのは、攻撃隊の約半数。空母「ホーネット」を発進した攻撃隊のみであった。しかし日本機動部隊の主力を捕捉した彼らは、果敢に敵機動部隊に突入していく。艦爆隊は損害を出しながらも「翔鶴」に直撃弾1を与えてこれを小破させていた。

続いて「ホーネット」の第2波攻撃隊(F4F 4機、TBF 18機)が日本機動部隊に殺到する。日本側のレーダー網をかいくぐった攻撃隊は「翔鶴」に対して金床戦術を実施。普段は命中率の悪い米軍の魚雷であったが、この時は1本を「翔鶴」に命中させた。「翔鶴」中破。航空機運用能力を失う。

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