もりつちの徒然なるままに

<禁無断転写> ウォーゲームの話、戦史の話(かなり濃い目)、旅の話などを書いてみました。

「海空戦南太平洋1942」の部屋

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秋のゲームマーケットで準備中の「海空戦!南太平洋1942」の打ち抜きカウンターシートが到着しました。
種類は3シートです。(写真はそのうち2シート分)。
15mmカウンターが2シート396枚、12.5mmカウンターが1シート264枚です。
盤上遊戯製作所さんにお願いしましたが、いつもここの仕事は素晴らしい。今回も完璧な仕上がりでした。

「アバオアクー」の時はカウンターを広く取り過ぎて裏面がややずれてしまうという失態を演じてしまいましたが、今回はそのようなこともなく、裏も綺麗に収まっています。唯一気になるのは、レモン色を期待した日本軍色が、やや緑がかった感じになっていることぐらいかな。

ゲムマの前にカウンターシートの通販について案内ができそうな雰囲気です。

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秋のゲームマーケットに備えて準備中の製品の1つです。
先日、印刷版が到着しました。

「海空戦」Vol.1

現在好評発売中の「海空戦!南太平洋1942」の専用サポート誌です。
内容としては、「空母の歴史及びその運用」「プレイの例」「プレイヤーズノート」「リプレイ」等からなり、A4版でフルカラーで45ページ。価格は1000円の予定です。

「海空戦!南太平洋1942」をプレイする際に参考となるプレイ例やシナリオ別の作戦方針など、必ずプレイする際の助けになる筈です。

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是非、お手にとって見て下さい。

P.S. 「海空戦!南太平洋1942」の打抜カウンターの準備も順調です。

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自作空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。今回は、追加シナリオであるミッドウェー海戦に挑戦する。まずはソロプレイで試してみた。

=====================================
「海空戦、南太平洋1942」の入手方法については-->こちらを参照して下さい。
=====================================

なお、ミッドウェー海戦シナリオの概要は-->こちらを参照されたい

前回までのあらすじ

ミッドウェー攻略を目指す日本艦隊は、南雲中将率いる空母機動部隊と近藤中将率いる攻略部隊に対して同島攻略を命じた。しかしミッドウェー近海には空母3隻からなる3群の米機動部隊がやはり奇襲を企図して遊弋していたのである。激しい航空決戦で日本側は空母「赤城」「加賀」「蒼龍」の3隻が大中破し、いずれも航空機運用能力を失った。一方の米軍は「ヨークタウン」「ホーネット」が中小破した。
決戦2日目、日本側砲撃部隊がミッドウェーに接近し、激しい艦砲射撃でミッドウェー基地を壊滅させた。そしてその夜半、日本側の上陸船団が遂にミッドウェー近海に姿を現したのである。

詳しくは-->こちら

6月6日

02:00

日本軍はミッドウェーに対する上陸を開始した。

06:00

夜明けと共に両軍は活発な索敵戦を展開した。ミッドウェー基地を無力化された連合軍は、ジョンストン島から飛行艇を発進させ、空母艦載機と共同で広範な索敵戦を展開する。一方の日本軍は、空母艦載機と水上偵察機で索敵戦を展開したが、両方とも損耗が激しく、索敵兵力を捻出できない。

イメージ 6結果は明白であった。米軍の索敵機が次々と日本艦隊発見を報じたのに対し、日本側の索敵機は米機動部隊を発見できない。米軍の攻撃機はミッドウェーに上陸中の日本軍上陸部隊を襲った。輸送船1隻と駆逐艦1隻が沈没した。それでも残りの輸送船はなおもミッドウェーに対する上陸を続けている。

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10:00

イメージ 4米軍機による攻撃は続く。しかしこのTurnの攻撃は冴えず、損傷していた輸送船1隻を撃沈したのみであった。日本軍に残った輸送船は9隻。そしてこのTurn、ミッドウェーに対する上陸作戦が完了したのである。

14:00

イメージ 5ミッドウェー東方海域で日米の空母同士の決闘が戦われた。日本空母「飛龍」と米空母「エンタープライズ」「ホーネット」との決闘である。しかし戦いの決着は一瞬であった。先手を取った米機動部隊が日本空母を奇襲した。空母「飛龍」には、SBD艦爆の投じた1000ポンド爆弾2発が命中した。「飛龍」の艦上で発進準備待機していた戦爆連合27機が次々と誘爆を起こした。一瞬にして「飛龍」は大破した。
さらなる攻撃が日本艦隊を襲う。重巡「利根」が直撃弾を受けて大破。僚艦「筑摩」はSBD艦爆27機の集中攻撃を受けて多数の命中弾を受けて轟沈した。戦艦「榛名」も魚雷1本を受けて中破する。

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結果

この日22時にサドンデスラインを超えたためにゲーム終了となった。日本軍のVPは113、連合軍は206。連合軍の勝利である。両軍の損害を以下に示す。

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日本軍は空母2、重巡2、駆逐艦1、輸送船3を失い、空母3、戦艦2、重巡1が大中破、重巡2が小破した。航空機の損害は212機。連合軍側に沈没艦はなく、空母2隻が中小破した。航空機の損害は152機である。史実に比べれば日本軍の損害がやや小さいと言えるかもしれない。またミッドウェーに対する上陸を成功させた点も史実より高評価になる。しかし日本軍の損害は連合軍を遙かに上回っている。ゲーム上で連合軍が勝利したことは妥当な結果と言えよう。

感想

ミッドウェー海戦は、空母同士の戦いで全てが決する典型的な空母決戦であった。史実を見れば明らかなように、空母決戦に敗れた日本海軍は作戦そのものを失った。また史実とは逆に日本側がもし空母決戦に勝利していれば、MI作戦は日本側の勝利に終わっただろう。空母部隊を失った米軍にとって、圧倒的な日本側の侵攻部隊を阻止する術はなかったからだ。
このような史実を考慮すると、空母決戦でいずれか一方が勝利を得た段階で、シナリオ自体も完了できるのが望ましい。本シナリオでは両軍にサドンデス条件を設定することでこれを実現している。すなわち一方が空母戦に敗れて大量のVPを失った場合、対する側が自動的に勝利できる仕組みだ。

ところで空母戦の結果が痛み分けの場合、作戦自体はどちらの勝利に終わるのだろうか。例えば南雲機動部隊と米機動部隊の双方が打撃力を喪失した場合、作戦自体の勝者は果たしてどちらか。
もし両者が彼我の状況を知悉していた場合、日本側が勝利するだろう。なぜなら空母を失った米軍にとって、「大和」以下の圧倒的な日本艦隊を阻止することは不可能だからだ。
しかし史実における日本軍の立場に立ったとき、痛み分けの結果から勝利を引き寄せ得たであろうか?。
この疑問に対する回答こそデザイナーの歴史観が問われる。
私は、「否」とする。
何故か。
それは日本軍にとって「想定外」の出来事だからである。
「妾の子でも勝てた」
「米空母なぞ鎧袖一触」
それが作戦前における日本海軍の一般的な認識であった。
それが「本妻の子」である筈の精鋭1,2航戦が米空母との戦いで"EX"の結果を食らって壊滅してしまった。これは聯合艦隊司令部をして驚愕せしめる事態であったことは想像に難くない。だから南雲機動部隊が戦闘力を失った時点で聯合艦隊は作戦中止を決断しただろう。思い返せば、珊瑚海海戦でも勝利したはずのMO部隊は、作戦を中止して引き上げているではないか。

だから本シナリオでも日米が痛み分けの結果に終わったときには、米側が勝利するようにデザインされている。日本側のサドンデスラインを低めに設定することでこれを再現しているのだ。

因みにこの結果、本シナリオは日本側にとって些か不利なシナリオとなっている。兵力的には優勢だが、航空戦力では必ずしも優勢とは言えない南雲機動部隊は、自隊とほぼ同等の航空兵力を持つ米機動部隊相手に勝利を収める必要があるからだ。それはそれで良いとは思うが、やや日本軍に苦しすぎるきらいがあるので、若干VPラインを日本側に甘くしようと思う。

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自作空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。今回は、追加シナリオであるミッドウェー海戦に挑戦する。まずはソロプレイで試してみた。

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「海空戦、南太平洋1942」の入手方法については-->こちらを参照して下さい。
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なお、ミッドウェー海戦シナリオの概要は-->こちらを参照されたい

前回までのあらすじ

ミッドウェー攻略を目指す日本艦隊は、南雲中将率いる空母機動部隊と近藤中将率いる攻略部隊に対して同島攻略を命じた。しかしミッドウェー近海には空母3隻からなる3群の米機動部隊がやはり奇襲を企図して遊弋していたのである。激しい航空決戦で日本側は空母「赤城」「加賀」「蒼龍」の3隻が中破し、「赤城」「蒼龍」が航空機運用能力を失った。一方の米軍は「ヨークタウン」「ホーネット」が中小破した。
夜になって両軍とも航空兵力を再整備し、被弾機の修理を急ぐ。しかし航空兵力の損害は共に大きく、日米両軍とも機動部隊の稼働機数は100機強に過ぎなかった。

詳しくは-->こちら

6月5日

06:00

日本艦隊はミッドウェー西方海域から同島に近づく、そして夜が明ける頃には近藤中将の砲戦部隊がミッドウェー近海に近づいていた。一方の米機動部隊は一旦ミッドウェー東方に退く。
夜明けと共に両軍とも積極的な索敵戦を展開した。やがて両軍の索敵機は次々と敵発見を報じた。

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まずミッドウェーを発進したSBD、SB2U、B17の混成編隊がミッドウェー近海で近藤部隊を攻撃する。戦艦「比叡」が攻撃目標となり、1000lb爆弾3発を食らった「比叡」が中破した。

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次に「エンタープライズ」を発進したSBD艦爆36機が近藤部隊上空に来襲し、唯一の空母である軽空母「瑞鳳」を集中攻撃した。4発の1000ポンド爆弾を食らった「瑞鳳」は大破して航空機運用能力を失う。

最後に飛来したのは「ホーネット」を発進したSBD艦爆36機である。この部隊は「瑞鳳」の零戦隊9機による迎撃を受けたが、零戦隊はSBD隊による反撃によって3機を失ってしまう。SBD艦爆は、先に被弾した「比叡」を再び襲う。4発の1000ポンド爆弾が命中し、戦艦「比叡」は大破した。

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イメージ 6航空攻撃によって大きな被害を被った近藤部隊であったが、ようやくミッドウェーに接近し、戦艦2、重巡4が同島に対して激しい艦砲射撃を浴びせた。戦艦を含む砲撃によって小さな島の飛行場は瞬時に壊滅。攻撃を終えて帰投していたSBD艦爆隊やB17爆撃隊は地上で次々と撃破された。一連の攻撃でミッドウェーの飛行場は大打撃を被り、少なくとも続く1日間程度は同島の飛行場が使用不能になる。

10:00

ミッドウェー近海の近藤部隊が再び米空母機の攻撃を受けた。SBD艦爆36機が2波に分かれて飛来し、重巡「妙高」は爆弾3発を食らって轟沈。同じく重巡「愛宕」「羽黒」の2艦が小破した。

近藤部隊の残った諸艦はミッドウェーに対する2回目の砲撃を実施していた。先の砲撃で沿岸砲台はほぼ壊滅させたので、先に砲撃に参加していなかった軽巡や駆逐艦が対地砲撃に加わる。弾薬を撃ち尽くして砲撃に参加できない重巡を除き、戦艦、軽巡、駆逐艦などがミッドウェーに対して激しい砲撃を実施した。これによってミッドウェー島は合計で18打撃(前Turn分含む)を被った。同基地の航空隊はほぼ壊滅。基地の機能も2日以上停止することとなる。

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14:00

イメージ 7ミッドウェー砲撃を終えて撤退を開始した近藤部隊に対し、米空母艦載機がなおも襲いかかる。空母「ホーネット」を発進したSBD艦爆18機が雲の合間を縫って奇襲に成功。軽空母「瑞鳳」に4〜6発の1000ポンド爆弾を命中させてこれを撃沈した。

空母「エンタープライズ」を発進したSBD艦爆18機は、近藤部隊を飛び越えてさらに西方に進撃。眼下に見えるミッドウェー攻略船団を捉えた。水上機母艦「神川丸」を発進した零式観測機が果敢にこれを迎撃する。SBD艦爆3機が撃墜されたが、残った各機は果敢に急降下爆撃を敢行した。爆弾3発が輸送船1隻に命中。その輸送船は大爆発を起こして沈没していった。

イメージ 8潜水艦「ボーンフィッシュ」がミッドウェー西方120海里に日本空母2隻を発見した。これこそ南雲部隊の生き残りである「加賀」「飛龍」である。護衛の駆逐艦を狙って雷撃を実施したが、惜しくも魚雷は外れ。その後の対潜攻撃を「ボーンフィッシュ」は辛くも逃れた。

18:00

しかし「ボーンフィッシュ」の報告は無駄にはならなかった。日本空母の位置を特定した米機動部隊は、2波に渡る攻撃隊を発進させたのである。索敵報告を待たない決め打ちの攻撃だ。距離が遠いためF4Fの護衛はつけられず、SBD艦爆18機からなる攻撃隊が2個のみだ。
最初に目標上空に到達したのは「エンタープライズ」を発進した18機の艦爆である。この攻撃隊は日本軍の防空網を首尾よく突破し、日本艦隊上空に達した。対空砲火によって3機が撃墜されたが、残りは急降下爆撃を敢行。狙いをつけたのは大型空母「加賀」だ。
「加賀」万事休す。
しかしこの時は「加賀」の回避運動が功を奏し、ギリギリの所で米艦載機の急降下爆撃を回避した。

イメージ 9続いて「ホーネット」を発進したSBD艦爆18機が日本艦隊に迫る。この攻撃隊は日本側CAP機の迎撃を受けた。攻撃隊の半数が零戦に阻止されて爆弾を投棄する。しかし残った9機のSBD艦爆はやはり「加賀」を狙って急降下する。さすがの「加賀」も2度目の幸運はなかった。1000ポンド爆弾1発が「加賀」の飛行甲板を貫いた。悪いことに「加賀」の艦上では、敵空母攻撃に爆装した18機の艦爆が待機していた。爆撃によって艦爆18機が次々と炎上。搭載していた爆弾が爆発する。「加賀」は沈没こそ免れたものの完全に大破し、その戦闘力を失った。これで日本艦隊に残された正規空母は「飛龍」1隻のみ。対する米機動部隊はなおも3隻の空母を保有している。

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22:00

損害を受けたが、日本軍の輸送船団は遂にミッドウェー近海に到達した。次のTurnより上陸作戦が始まる。このTurn終了時点で連合軍の獲得したVPは115点。終了宣言するにはあと5点足りない。ゲームはまだまだ続く。

(つづく)

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イメージ 10

自作空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。今回は、追加シナリオであるミッドウェー海戦に挑戦する。まずはソロプレイで試してみた。

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「海空戦、南太平洋1942」の入手方法については-->こちらを参照して下さい。
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なお、ミッドウェー海戦シナリオの概要は-->こちらを参照されたい

前回までのあらすじ

ミッドウェー攻略を目指す日本艦隊は、南雲中将率いる空母機動部隊と近藤中将率いる攻略部隊に対して同島攻略を命じた。6月4日午前6時。ミッドウェー北北西240海里の地点に進出した南雲機動部隊は、ミッドウェー島に向けて攻撃隊を放った。しかし彼らは知らなかったが、日本艦隊の北東60海里の至近距離には、空母3隻からなる3群の米機動部隊がやはり奇襲を企図して遊弋していたのである。
索敵機の活躍と幸運に助けられた日本艦隊は、敵に先んじて米空母を発見した。南雲機動部隊は、当初の計画に従って対艦装備の第2波攻撃隊を発進させた。しかし攻撃隊の半数は索敵機の位置誤認によって敵を見ず、残り半数が空母「ヨークタウン」を攻撃したもの、今度は逆に断雲に阻まれて「ヨークタウン」に命中弾を与える事に失敗した。
日本空母機の飛来方向から日本空母の位置を割り出した米機動部隊は次々と攻撃隊を発進させた。3隻の空母から発進した攻撃機の合計数は約170機。そのうち135機が目標を捉えた。命中弾を被った「赤城」「加賀」が中破、「蒼龍」が小破したが、未だ各艦とも戦闘力は保持している。

詳しくは-->こちら

6月4日

10:00

イメージ 4両軍の機動部隊はそれぞれ後退し距離を離隔する。しかし損傷その他で速度が低下していたため、それほど距離は多く取れない。移動後の彼我の距離は120〜150海里。両軍とも索敵を行う。南雲部隊は自隊の索敵機が減耗してしまったため、近藤部隊の索敵力に依存せざるを得ない。
やがて両軍の索敵機が敵空母の発見を報じた。両軍共ほぼ同時に攻撃隊を放った。

最初に攻撃を開始したのはミッドウェーを発進した海兵隊のSBDドーントレス18機である。引き続いて「ホーネット」を発進した戦爆連合35機がこれに続く。しかしこれらの攻撃隊はCAPを担当する零戦隊の奮戦によって、日本空母に近づくことができなかった。

イメージ 5続いて飛来したミッドウェー基地から発進したSB2Uヴィンディケータ9機は、対空砲火によって狙いをそらされ、重巡「利根」を爆撃したものの、命中弾はなかった。次に飛来した「ヨークタウン」隊も零戦隊と対空砲火に阻まれて重巡「筑摩」に至近弾を与えたのみ。最後の「ホーネット」隊は首尾良く零戦隊の防衛網を突破したが、「加賀」に対する急降下爆撃は至近弾を与えただけに終わった。
このTurn、日本機動部隊を襲った米軍機は約140機に及んだが、40機弱の零戦隊の奮戦と艦隊の対空砲火によって艦隊は全ての爆弾を回避した。

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米軍機と南雲機動部隊が死闘を繰り広げている頃、南雲機動部隊を発進した零戦18、艦爆27、艦攻18の計63機からなる攻撃隊が米空母の発見位置を目指していた。彼らは首尾良く目標上空に到達したが、厚い雲に阻まれて目標を発見できない。結局このTurn、両軍とも全力攻撃を試みたものの、空振りに終わった。


14:00

イメージ 6再び索敵合戦の後、攻撃隊が発進する。ちなみにこのTurn、索敵力を切らした南雲機動部隊は、手持ちの艦攻隊を索敵に投入せざるを得ない。その甲斐もあってか、先手を取ったのは日本側で会った。零戦18、艦爆12、艦攻36、計66機の攻撃隊が「ヨークタウン」を中心とする第17機動部隊を襲う。ワイルドキャット約40機がそれを迎え撃つ。「蒼龍」「飛龍」の艦攻隊がワイルドキャットに阻止された。しかし「赤城」の艦攻18機と、「赤城」「加賀」の艦爆12機が「ヨークタウン」に殺到する。魚雷1本が「ヨークタウン」に命中した。「ヨークタウン」の最大速度は25ktまで低下してしまう。さらに重巡「ペンサコラ」に爆弾1発が命中し、これを小破した。

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続いて零戦9、艦爆18、艦攻22の計49機からなる第2波攻撃隊が目標上空に殺到する。攻撃目標は空母「ホーネット」を主力とする第16機動部隊第2群だ。ワイルドキャット約20機がこれを迎え撃つ。CAPを突破した艦爆艦攻は約20機だった。「ホーネット」に魚雷1本が命中したが、「ホーネット」の被害は比較的軽微であった。

イメージ 7米軍の反撃は「エンタープライズ」を発進した戦爆連合35機である。奇襲を狙った彼らであったが、日本艦隊上空で零戦の迎撃を受けてしまう。ワイルドキャット隊は瞬く間に撃破され、ドーントレス隊も半数以上が零戦の迎撃によって阻止されてしまう。それでも数機のドーントレスが空母「赤城」に急降下爆撃を敢行し、直撃弾1を与えて「赤城」の航空機運用能力を奪った。

18:00

戦場に夕闇が訪れた。ミッドウェー近海で繰り広げられている世界最大規模の航空決戦は、なおも激しく続いている。南雲機動部隊の予想外の損害に驚いた聯合艦隊司令部は、南雲部隊を一旦西方に後退させると共に、近藤部隊に対してミッドウェー島に対する艦砲射撃を命じた。そして山本長官自ら旗艦「大和」を率いて東へ向けて急いだ。
聯合艦隊司令部が驚いたのは空母自体の損害ばかりではなかった。空母艦載機の損害もまた驚くべきレベルに達していたのである。旗艦「赤城」の被爆により航空戦の指揮を引き継いだ二航戦司令官山口多聞少将からの報告によれば、1800時現在における機動部隊の稼働機数は、零戦54、艦爆27、艦攻23の計104機(他に「赤城」の格納庫に27機)に過ぎなかったという。艦爆・艦攻で言えば当初の1/3に過ぎない数である。被弾機を含めても約半数の艦爆・艦攻が失われていたといって良い。
無論事情は連合軍側も同じであり、同時刻の稼働機数は艦戦44、艦爆59、艦攻27の計130機と記録されている。

イメージ 8それでも両軍はなおも敵を求めて戦う。「エンタープライズ」からはワイルドキャット4機に護衛されたTBD艦攻18機、「ホーネット」からは護衛なしのSBD艦爆18機が目標に向かう。「エンタープライズ」隊は零戦の迎撃を受けて文字通り壊滅。「ホーネット」隊も零戦と対空砲火に阻まれて命中弾を得られない。しかし最後に発進した「ヨークタウン」の艦爆隊が戦果を挙げた。首尾良く零戦の防衛戦をすり抜けた18機のドーントレスは、空母「蒼龍」に向けて急降下する。1000ポンド爆弾1発が「蒼龍」に命中した。当たり所が良かったのか、「蒼龍」の飛行甲板は完全に破壊されて航空機運用能力を失った。これにより南雲機動部隊は2隻の空母が戦力外となり、残るのは「飛龍」と中破した「加賀」のみとなった。

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22:00

両軍とも兵力を再整理する。補充ポイントを使って航空兵力の再編成が主な作業だ。
日本艦隊は、無傷の「飛龍」と航空作戦能力を残している「加賀」の艦載機を中心に再編成した。その結果、このTurn終了時における南雲機動部隊の稼働機数は、零戦63、艦爆36、艦攻36の計135機となった。
一方の米機動部隊は、無傷の「エンタープライズ」と損傷程度の軽い「ホーネット」の艦載機を中心に補充ポイントを使用した。その結果両艦の稼働機数は、艦戦40、艦爆54、艦攻9の計103機。他に「ヨークタウン」艦上に艦戦12、艦爆9の計21機が残っている。総兵力は134機となり、日本側とほぼ拮抗する。

(つづく)

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