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話し方や身振りなどは、ノンバーバル・コミュニケーション(言葉以外の伝達)と呼ばれるそうです。
その重要性はアメリカの心理学者A・マレービアンという人が行った実験で証明されているそうです。
その実験は、相手が自分を好きか嫌いかを判断する場合、人間は何を判断材料としているかの比重を調べたものです。
その結果は、話す言葉の内容が7%、声の大きさや抑揚が38%、表情やまなざしが55%だそうです。
このことは、人間の深層や無意識に近い心理を語っていそうに思います。
さて言葉の無かった原始時代は、食べ物を見つけたときなどに仲間に伝えたのは、身振り手振りだったのかもしれません。
そのうち必要に迫られて、はじめて言葉を生み出し、長い歴史を経る中で言葉が進化し発展を遂げたのでしょうか。
いずれにしても、言葉を発する前は、「ア〜」とか「ウ〜」とかの声を発したのでしょうか。
長い歴史を別な視点で俯瞰してみます。
人類が声を出すようになって、言葉になったと言えそうです。
そしてまた長い歴史の中で、歌(音楽)が生まれたと言えそうです。
つまり、人類は最初に声を獲得して、その後これが二つに分かれたと言えそうです。
ひとつは言葉(言語)、ひとつは歌(音楽)です。
ところで歌(音楽)は、ほとんどが、ノンバーバル・コミュニケーションの世界と言えないでしょうか・・・。
更に言えば、歌(音楽)は無意識の世界で、言葉は意識の世界と言えないでしょうか・・・。
人は自分の好きな音楽には、無条件に無意識的に反応します。
「なんで好きなの?」と問われても、言葉で説明できません。
好きなプロ歌手のライブなどは、大観衆が集まり、熱狂的に反応しています。
どう見ても、言葉という理屈を超えた無意識的な世界です。
どんなに優れた音楽評論も、音楽そのものを語れません。
なんせ7%の世界だからと思います。
ここで話が脱線します。
現代社会は言葉巧みに人を言いくるめて過ごすことにマヒしている側面がありそうに思いますが・・・。
そしてこの側面が最も進化したのが、振り込め詐欺ではないかと言ったら考え過ぎでしょうか。
(以前、似たような記事を書きましたが、時間の経過の中で出てきた別な視点を書き加えてみました)
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