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WWF報告
世界自然保護基金(WWF)は、1477種の野生生物の生息状況について、過去35年間で27%減少したとする報告書をまとめた
地球上の多様な生物を守る生物多様性条約の締約国会議が現在、ドイツのボンで開かれているが、「2010年までに多様性の損失速度を大幅に減少させるという国際目標の達成は困難」との見方を示している
WWFは定点観測されている約4000の個体群について、1970年を基準年にして、生息個体数や営巣数などを指数化して分析した
その結果、開発などによる生息地破壊や乱獲などによって、2005年段階で哺乳(ほにゅう)類や鳥類など陸地の動物は25%、魚類や水鳥など海に生息する動物は28%減った
海の動物は特に南太平洋で53%、南大西洋は46%減少したという
国際自然保護連合(IUCN)が絶滅した可能性が高いとしている中国のヨウスコウカワイルカの個体数や、絶滅寸前とされているインドのベンガルハゲワシの営巣数は、2005年にはほぼ「ゼロ」となったとしている
(読売新聞) 2008年5月23日
20080526
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