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7世紀の瓦に和歌の手習い?/奈良・中宮寺跡、最古級 聖徳太子の建立とされる奈良県斑鳩(いかるが)町の尼寺、中宮寺(ちゅうぐうじ)跡(国史跡、飛鳥時代)で、古今和歌集の有名な和歌が刻まれた瓦が見つかった 町教委が5月27日、発掘調査報告書で明らかにした この和歌が書かれた木簡などは30例以上確認されているが、瓦では2例目 今回は7世紀中頃〜後半のものとみられ、最古級となる 瓦は長さ12cm、幅10.2cm、厚さ1.6cmの平瓦 漢字1字で1音を表す万葉仮名(まんようがな)で「ツ尓佐久(つにさく)〈移(や)?〉己(こ)」の6文字が側面に刻まれていた 瓦を焼く前にへらで削ったらしい 古今和歌集の選者の1人、紀貫之が初心者の手習いの手本として、仮名序(905年)に引用した「難波津(なにはつ)に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の一部とみられる この歌はこれまで徳島県・観音寺遺跡や滋賀県・宮町遺跡(紫香楽宮〈しがらきのみや〉跡)の木簡(いずれも7世紀後半〜8世紀)や、奈良県桜井市の山田寺跡から出土した瓦(7世紀後半)などで確認されている 難波宮(なにわのみや)跡では、万葉集の枕詞(まくらことば)「春草の」と読める万葉仮名が記された木簡(7世紀中ごろ)が出土している (朝日新聞デジタル) 2013年5月28日 20130529 |
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