セピアおじさんのランダム・ストーリー

皆様にとって、今年も佳い年となりますように!

全体表示

[ リスト ]

万葉集の「むなぎ」

万葉集の「むなぎ」  (魚介類閑話78)
(ウナギ ②)イメージ 1
「万葉集」は日本最古の歌集である古典です。
最古の歌集と言っても、日本の古い時代の歌が記録されていると言う訳ではなく、歌集の形で伝わっているものの中で、最古のものと言う意味です。
 
20巻、四千五百数十首にのぼる「万葉集」の歌はその多くが大伴家持
(おおとものやかもち 718〜785年)によって集められと言われています。
↓ 万葉集
イメージ 2 
ところで件(くだんの)の歌、
 「石麻呂(いしまろ)に我れ物申す〜・・」
は何処に登場するのか調べて見ました。
 
ありました、ありました、
 「3853、3854 巻16」でした。
大伴家持のその歌は〜
 石麻呂に我れ物申す夏痩せによしというものぞ鰻捕り喫(め)せ・・・・・・・3853 卷16
 (や)す痩すも生けらばあらむをはたやはた鰻を捕ると川に流るな・3854 卷16
 
(歌の意味)
石麻呂さんよ。 私がいいアドバイスをしよう。
夏痩せに良く効くというあの鰻(むなぎ)を捕って召し上がれ。・・・・・3853
 
 だけど、待てよ。 いくら骨皮でも生きていければもうけもの。
 鰻(むなぎ)なんか捕りに行って、あまりの軽さに、川に流れたりしなさんな。・・3854
 
これは二首で一組の面白さがあり、前の歌は一見礼儀正しく敬語を使って荘重に。 
後の歌はガラッと変わって、言葉も乱暴にふざけている。
これは一度上げておいて、あとでストンと落とす、その落差の可笑しさがこの歌の狙いだそうです。 家持と石麻呂さんは仲が良かったらしい。
 
それにしても、随分と古い昔から日本人はウナギに親しんでいたんですね。
(続く〜) 

閉じる コメント(4)

顔アイコン

こんにちは
日本うなぎはなかなか食べられなくなりました。
今だ生態がはっきりしていないところもあり、人工孵化の成功率は低いとか。シラスウナギという稚魚を採って育てるしかないとか??
そして稚魚の不漁と報道されていましたよね。稚魚の値段が二倍になれば鰻の値段は・・・これも地球環境の影響でしょうか?中国や韓国でも同様とか・・・。
土曜の日に鰻 親しんでいたのに輸入物も口に入らなくなりそうです。

2012/3/27(火) 午後 2:11 いわし

顔アイコン

(いわし様へ)コメント有難うございます。
流石はいわし様、良くご存知ですね。
全くその通りです。 先を越されてしまいました。
少し我慢をして、お付き合い下さいお願い致します(汗)。

2012/3/27(火) 午後 9:09 [ セピアおじさん ]

顔アイコン

何十年か前、神奈川県?の海岸でシラスウナギの捕獲で稼いでいる人が多くいて話題になりました。今はどうなんでしょうかね〜
ウナギは天然より養殖が美味しくて、天然ウナギのかば焼きを看板にしていた調理店の方が苦笑していました。

2012/3/30(金) 午後 0:05 好

顔アイコン

(好様へ)
多分今年は人影が無いかも知れませんよ!
それに回遊時期が半年ほどずれてきているそうですから、なおさらです。
天然ものは身が締まっていますから、普段養殖の輸入物を食していると、そちらの方が親しんでいるため、美味しく感じるのかも知れませんし、本当に美味しいかも(笑)。
いづれにしても、食べ物の好みは個人差がありますからね。

2012/3/30(金) 午後 3:32 [ セピアおじさん ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事