日本のウナギ (魚介類閑話80)
(ウナギ ④)
世界には十余種のウナギが生息しているそうですが、その大きな区別方法は脊椎骨の数の多少であり、日本ウナギはその数が平均116個だそうです。
日本には普通のウナギとオオウナギの二種類がいます。
↓オオウナギ(上)とウナギ(下)の大きさ比べ・・(日本の淡水魚)
オオウナギは利根川以西に生息し、日本海側では殆ど見掛けられません。
ウナギが60センチ位に対し、オオウナギは160センチ、12キロ位にもなるそうです。
食べた事はありませんが、なんでも脂肪分が多く美味しくないそうです。
同じ河川にウナギとオオウナギが生息する場合は、ウナギが河口域、オオウナギが中流域と棲み分ける事が多いとか。
↓ オオウナギ
ウナギは日本近海では黒潮の影響が及ぶ範囲に棲息しており、黒潮の影響が及ばない所には棲息しておりません。
北米では東岸だけにおり、西岸やハワイには棲息していないのです。
又、南米全土には殆どいないそうです。
同じように、アラビア諸国やアフリカ西岸、更にオーストラリアにもいないそうです。
(続く〜)
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オオウナギは初めて見ました。大きい(@_@;)
普通のウナギしか知らなかったです。
この際、不味くても大ウナギで良いから食べたいです(笑)
でも、ウナギもですが、オオウナギはそう簡単には捕えられないのでしょうね。
黒潮が大切なのですね。何故だろう??
続きも読ませて下さいね♪
2012/4/1(日) 午後 0:20
(いわし様へ)
自分の故郷は山陰の鳥取県ですが、日本海側は黒潮の影響が少なく、ウナギも能登半島辺りが北限ではないかと思われます。
子供の頃、日本ウナギは沢山獲りましたが、オオウナギは見掛ませんでした。
日本海側ではオオウナギは長崎県辺りで見られるそうですが、それより北の日本海側では見られないそうですから、自分も見た事も獲ったこともありません。
2012/4/1(日) 午後 5:35 [ セピアおじさん ]