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メダカの学校 (魚介類閑話107)
童謡 「メダカの学校」 の2番の歌詞に
↓ メダカの学校
誰が生徒か 先生か〜♪
誰が生徒か 先生か〜♪
みんなでげんきに あそんでる〜♪
と言うのがありますね。
メダカと聞いて、昔の事になりますが、自衛隊で元教官をされていた方のある講演を聴いた時の事を思い出しました。
その講師の方が冒頭に
「メダカの学校はいけません!
誰が生徒か先生か分からないような状態では困ります!
スズメの学校もダメです!
♪〜スズメの学校の先生は
〜ムーチをふりふりチイパッパ〜♪
と学校で鞭を振るうとは何事ですか!」
等と仰った事を思い出し、つい笑ってしまいました。
このメダカに関して、今年大きな発見がありました。
従来、日本のメダカは分類学上1種類と考えられていたのですが、近畿大等のチームが詳しく全国調査したところ、日本のメダカは模様や背びれの違いから2種類である事を発見したのです。
↓ メダカ
実は1980年代に新潟大学の酒泉教授が遺伝子の研究で日本のメダカは今から
4〜5百万年前に2種類の集団に分かれた事を見つけていました。
それは次の2集団です。
「北日本集団」・・青森から京都の日本海側に生息する集団
「南日本集団」・・それ以外の地域に生息する集団
↓ 日本のメダカの分布図
しかし、形などに違いが無いとして、分類学上は同一種とされ、学名もオリジアス・ラティペスの一つだけでした。
近大は3年かけて青森から沖縄にかけての
50か所以上を調査し、600以上の標本を作製したそうです。
その結果、僅かながら違いがある事が分かったのです。
その違いとは北日本集団は南日本集団と比較して
① 雄の背びれの切れ込みが小さい
② うろこが網目状に黒い
③ 体に黒い斑点がある
との事です。
これまで日本のメダカとされてきたのは南日本集団だったのです。
チームは北日本集団を酒泉教授にちなみ、オリジアス・サカイズミと命名しました。
↓ メダカの群泳
近年メダカを家庭で飼育されておられる方が増えていますが、どちらの集団でしょうか!
メダカには改良品種のヒメダカがおり、観賞用として販売されています。
各地の池などで野生化したものを見る事が出来ますが、代を重ねる内に原種の姿に戻ると考えられています。
むやみに放流してはいけないそうですので念のため。
↓ ヒメダカ
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2012/12/26(水) 午後 3:29 [ nzr2o2252bz45z33 ]
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2012/12/26(水) 午後 4:43 [ xut2o2252bz43z30 ]
メダカの話は新聞で見ました。
昔は田んぼでメダカを良く獲ってた記憶がありますが、
今思えばフナの子か、メダカか良く解りません。
田んぼに小さな魚が沢山居ましたから・・
小さい魚は全てメダカと言ってた様な気がします。
2012/12/30(日) 午後 6:01
(好様へ)そうでしたか!
メダカはいずれ大きくなるものと思ってましたね、確かに!
昔は食べられる淡水魚が多くいましたが、最近ではワカサギの佃煮くらいになってしまい、寂しい限りです。
2013/1/7(月) 午前 11:45 [ セピアおじさん ]
実際にはむやみに放流しまくってますよね。豊田市内で本物を探すのは本当に一苦労でした。蛍もそうだけどただ蛍が飛べばいいと適当に幼虫とカワニナ買ってきてばら蒔く蛍保存会も実際いますから困りものです。
2013/6/11(火) 午前 10:58
(段戸川様へ)
その様な現状になっているのですか!
持ち込みを禁止しないと、取り扱いが個人頼みでは無理ですよね。
草花でも同じような感じで、見た事が無かった植物がそこらじゅうに生えて来ましたね。
2013/6/12(水) 午後 0:00 [ セピアおじさん ]