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ヘビと火事の夢は良い夢 (日常626)
子供の頃、夢の中にヘビや火事の
場面が現れることが多かった。
ところが目が覚めて、その夢の事を
大人に話すと、
「ヘビと火事の夢は良い夢なんだよ!」 と必ず言われたものです。
勿論大好きな釣りの夢で大漁だった
場面も度々ありましたが。
ヘビは気持ちの良いものではないし、
火事は大変な事態ですから、普通に考えれば両方とも良い夢とは言い難いと思っていた。 多分、大人達が子供に怖さや不安を与えないように言っているものとばかり思っていた。
ところが先頃、「人間の脳はヘビの脅威で発達した」 と題する名古屋大学の川合伸幸准教授の一文を目にして、前記の大人達が言った事を納得した次第です。
それは人間の祖先がまだ高い木の上で生活をしていた頃、生存に危険な動物はネコ科の猛獣ではなく、ヘビだったらしいのです。 先祖はヘビを素早く見つける必要から視覚を発達させたらしいのです。
これらの事実には各種の実験結果の裏付けがあるのです。 各種実験の中で特に私が納得したのは、「3歳の子供は多くの花(又はカエルなどの動物)の写真の中からヘビの写真を見つける方が、沢山のヘビの写真の中から花(又は動物)の写真を見つけ出すより早い」 ことが分かっているとの事です。
ヘビを見たことが無いサルの実験でも同じ結果が出ているとか。
夢にヘビが出てくると言う事は身に迫る危険を早く察知する能力を生まれながらに備えていると言う事だったんですね。
人間の脳が大きくなった理由には諸説あるそうですが、ヘビの脅威に備えて発達したとする説は最も有力な見方だそうですよ。
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