エッフェル塔と東京スカイツリー (昨今の出来事72)
今年の 「空のお祭り3部作」 の内、第一部として金環日食について前回アップしましたので、今回は第二部として鳴り物入りで開業した東京スカイツリーについて思い付く儘に書いてみます。
<第二部 東京スカイツリー>
5月27日の東武鉄道の発表によれば、東京スカイツリーと周辺商業施設等への合計来場者数が、5月22日の開業から5日間で113万人になったとか。
そして、スカイツリー展望台へは同期間内に6万人が昇ったそうです。
↓東京スカイツリーと下町の灯・・<2012.5.28 産経>
こうなると、今から123年前に建造されたパリのエッフェル塔と比べて見たくなりますね。
皆さん良くご存じの様に、エッフェル塔はフランス革命100周年を記念して、1889年パリで開催される第4回万国博覧会のために建造が計画され、そのコンペに選ばれたのが建築技術者ギュスターヴ・エッフェルの意匠で、建造もエッフェルが担当。
(注)フランス革命
1789年7月14日、絶対君主制に反対する農民が、自由・平等・友愛の理念を掲げて、バスティーユ牢獄を襲撃したのが発端。
エッフェル塔は展望タワーとして建造され、高さ312m、展望台は3つで58m、116m、276mです。 高さは途中軍隊の通信アンテナなどが追加され、現在では324mとなっています。
↓セーヌ川の観光船から眺めたエッフェル塔・・<1995.4.27>
エッフェル塔の展望台へ昇った事はありませんが、今でも簡単な柵と金網があるだけの吹きさらしだそうです。
その展望台へ今迄に2億人以上が昇ったそうです。
単純計算すると毎年123万人、毎日5.5千人以上となります。
エレベーターは水圧エレベーターで、基礎部分には塔を水平に保つためにジャッキが取り付けてあるとか。
元々は仮設建造物で1909年に取り壊す事になっていたものが、軍事的に利用価値があると言う事で、取り壊しを免れたのだそうです。
↓凱旋門の上から眺めたエッフェル塔・・<1995.4.27>
一方、スカイツリーは心柱を中心とした現代技術の粋を結集し、電波塔として建造され、エッフェル塔の2倍の高さです。
高速エレベーターが何機も稼働していますから、短時間で多くの観光客を展望台へ運ぶことが出来ます。
しかし、スカイツリーからの発信電波のアンテナの向きは、東京タワーとの兼ね合いからか「下向き」なんだそうです。
開業ブームが去った後も継続的に観光客を呼び込むためには、東京下町の魅力ある変身も必要かもしれませんね。
↓ニューヨーク港外の「自由の女神」・・<ニューヨーク市の観光案内書>
余談ですが、ギュスターヴ・エッフェルは
エッフェル塔建造の数年前に、ニューヨーク港外の「自由の女神」像を鉄と銅で建造し、自信を深めてエッフェル塔建造に臨んだとも言われています。