(画像・・日記帳の裏表紙に書いている時間割。
これによると、今日は木曜日だから、6校時は数学でこの時間にテストがあったらしい。
昭和二十八年九月二十四日(木)天候 大雨
今日はカニ上げに行かなくても良い、昨日仕掛けなかったから。
学校へ行く前にイモを焼いておいて、食った。
学校へ行く前に少し霧雨が降っていたが、心配ないと思って、カサを持って行かなかった。
一、二校時は校庭の掃除をさせられた。帽子をかぶってやったので帽子がぬれてしまった。
今日は森田君が粘土を持ってきたので、朝から投げやっこばかりしていた。
昼の休憩も五校時も遊んだ。
六校時の数学の試験はどうも二つ間違えた。
2a+4a を簡単な式にせよとあったのを、自分は
6a と書いていたが変に思って
2(a+2a) としてしまったのでまちがった。 おしいい。
今日は終会がすんだらすぐ帰った。
自転車屋まで来たら大きな雨が降り出したので、大分長いたばこをした。
少し小降りになったので、遠藤のカサに入れてもらって帰った。
名和川橋の所まで来たら、特別大きな雨が降り出したので、二人で橋の下に入った。
しかたがないので水が増えるのを計ったり石を投げて遊んだ。
いつまでいてもしかたがないので、帰った。
帰りがけまでに川の水は十五センチ多くなっていた。
帰って粘土細工をして遊んだ。
台風第13号が本土に上陸するもようなので、大きな雨がようしゃなく降る。
台風は中心より二百Km以内は風速二十五メートル以上の暴風雨となっているそうな。
(注) 森田君=名和村在住で彼の自宅近くで粘土が採取できた(故人)、
投げやっこ=粘土を小さく丸めて投げ合う遊び、
自転車屋=御来屋町の西側にあった自転車屋さんで子供の溜まり場、
たばこ=休憩、遠藤=大塚集落の仲良し同級生(故人)
<コメント>
久し振りにカニ篭漁を休んでいる。
焼き芋を食べて登校したようだ。
6時間目に数学の試験があるというのに、粘土の投げ合いをし、5時間目も自習なのに遊んでいる。
これでは数学の試験が悪いのも当然か。
台風13号の接近もあってか、自転車屋まで来たら大雨が降って来たので、小降りになるまで雨宿りをした。
遠藤君の傘に入れてもらって名和川橋の所まで来たら、又大雨となり、二人で橋の下に入り雨宿り。
川が増水するのを計ったり、石を投げたりして止むのを待ったが、一向に止まないので仕方なく、
濡れて帰った。
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