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絵はがき
<皇室絵葉書>
皇室関係の絵葉書は、かつては最もポピュラーで、人気のあるジャンルだった。
戦前においては、切手を含めた逓信省の発行物は、皇室関係の行事のものが多く、絵葉書もその例にもれない。
初期(明治時代)のものは、明治天皇と各宮家などの皇族のものが中心だったが、
その後、時代がたつにつれて、大正天皇、昭和天皇と中心となる人物が移り変わっていく。
単独の肖像絵葉書を除けば、皇室の方々と最も関係の深いものは、軍事関係のイベントだった。また、地方の様々な行事にでかけられたときの行幸、行啓絵葉書などもつくられている。
明治天皇御夫妻の肖像絵葉書などには、金銀の粉など華やかなデコレーションが施されたものもある。現在ではさほど人気がたかくない分、集めやすいジャンルといえるだろう。
<富士山絵葉書>
富士山は、日本という国のシンボルといってもいい山。「一冨士、二鷹、三茄子」は正月の初夢で見る縁起が良いものとして知られている。
また、「富士山、芸者、桜」は、外国人にとって、日本を代表的する3つの事物でもあった。美しい富士山の姿は、写真となり、また、デザインとなって絵葉書の題材となった。漆絵の富士山、油絵の富士山、寄木細工の富士山など、変り種の絵葉書にも必ず登場するのがこの山である。
山の絵葉書を集める人は、そんなに多くはないようだが、富士山は別格のように思われる。富士山の絵葉書は、様々な材質の絵葉書をそろえることによって、バラエティー豊かな世界が現れてくる。
明治の手彩色絵葉書は意外と数が少ないのかもしれない。
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