シラーズ訪問記

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前にもシラーズは詩と薔薇の都と書きましたが、シラーズにはエラム庭園があり、その中にローズガーデンがあります。薔薇のシーズンは5月中旬前後でシラーズに観光される際は、是非この季節に来てください。

ここを訪れたのは勿論薔薇の季節を狙って5月中旬でしたが、エラム庭園の門をくぐり右側をみたら・・・・・・・「あれ(−−+)?」・・・なんと薔薇がちらほらとしか咲いていない・・・
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とがっかりして奥のほうに進むと、そこには一面の薔薇たちが咲き誇っていました。
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そして絶景発見。・・・ローズガーデンから山のほうを見ると素晴らしい景観を楽しめます。
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しかしエラム庭園は薔薇だけではなく、ペルシャ式の美しい庭園を見る事が出来るんです。ヨーロッパ洋式の庭園が芝生と噴水や池の組み合わせなのに対し、ペルシャ式は段差を設けて水の流れを作り、且つ段差をつけた通路に風が流れるようになっています。
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そして美しい池の前にただずむエラム宮殿・・・19世紀に建築されたガージャール朝の代表傑作だそうです・・・の美しさに我を忘れ・・・・
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シラーズって本当に目に優しいな・・・と思うお薦めの観光地です!
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イランで最も尊敬されている抒情派詩人、ハーフェズの眠るハーフェズ廟はシーラーズで最も観光客が訪れる場所でもあります。ハーフェズはイランだけでなく世界でも大変評価されている詩人で、イランではどんな小さな子供でも知っています。
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廟の中(と言っても外ですが)に安置されている彼の棺には沢山の人が詰めかけ、その中には10代、20台の男性もおり、ひざまずいて祈りを捧げ、或いは彼の残した詩をつぶやいたりと驚くほど敬愛されていた事が分かります。日本でここまで愛されている文人はいるのでしょうか?

イランに赴任した当初、同僚のイラン人弁護士にハーフェズの詩集を貰ったのが懐かしいです。

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ところで場所は変わってこちらはもう一人の抒情派詩人、サアディーの眠るサアディー廟です。彼は生涯の殆どをシーラーズで過ごしたハーフェズとは違い、中東からアフリカ、インドなどを放浪した詩人でした。ここもハーフェズ廟ほどではありませんが、沢山の訪問者で溢れています。

シーラーズはこれら詩人等に愛された都市で流石に薔薇と詩の州都といわれるだけの事がありますよね(^^)
シャー・チェラーグ廟は835年に殉教したシャー・チェラーグを葬っている廟で、特徴のあるドームと鏡のモザイクで有名です。
通常、聖廟はイスラム教徒のみが入る事を許されますが、門番にお願いすると入れてくれることもあるということで早速交渉し、中に入れてもらいました(^^)
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たまネギ型のドームが特徴のあるこの聖廟はシーア派の巡礼地として有名ですが、そんな堅苦しいところではなく、異教徒の我々が入っていっても穏やかに歓迎してくれました。中にはお菓子を振舞ってくれる人も・・・・!

しかし、廟の中に入ると・・・・まるで別世界に来たような・・・

言葉が見つかりません・・・・

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そこは時間が止まったような静寂の世界がありました・・・そして瞑想するイスラム教の信者達。

通常は写真撮影は禁止されていますが、是非この素晴らしい空間を記録したいと申し出ると・・・
「あなたたちが今日ここに立っているのは神の意思ですから、好きに写真をとって構わないですよ」と

あの雰囲気は正に神を近くに感じた瞬間でした。忘れられません(^^)
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シラーズは薔薇と詩で知られるイラン南部にある非常に美しい古都で、ハーフェズとサアディーの二大詩人を輩出した芸術と文学の街です。近くにはユニセフの世界遺産に指定されていペルセポリスがあり、観光の名所として大勢の観光客が訪れます。
今回は薔薇の季節の5月に訪問した際の記録を遅まきながら綴って行きます!

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