|
今年の中日は交流戦が好調でした。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
こんにちは、ゲストさん
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
今年の中日は交流戦が好調でした。 |
|
南極って一度は行ってみたいと思いませんか? その昔、「南極物語」(リメイク版じゃなくてオリジナルの方ね)を見てから ずーっとそう思っていました。 見渡す限りの雪原、コウテイペンギンの行列、夜空を彩るオーロラ、白夜、etc.... でも、冷静に考えてみたら南極って寒いんですよねぇ(^_^;)。 スキーですら、「わざわざ高い金払って寒いところに行く奴らの気が知れねぇ」などと 毒づいている私のこと、南極なんて行こうものならきっと防寒着を3人分ぐらい 着こんで、建物の中でふるえているに違いない。 自分が行けないのなら、せめて行った人の話が聞きたい! というわけで、本書を見つけたときに即断でお買い上げ。 和田誠さんの表紙もポイント高かったです。 著者の西村さんの本業は海上保安官です。 1989年の第30次南極越冬隊につづき、1997年に第38次南極越冬隊として 合計2年間を南極で過ごした南極のスペシャリスト(?)。 本書は第38次越冬隊の時の1年間をつづったエッセイです。 海上保安官がなぜ南極越冬隊で料理人をしているのかは結局謎ですが 彼らがどんなものを食しているのか、どのような行動を取っているのか 非常に興味深く、時に爆笑をこらえつつ(特に電車の中は危険!)、 読ませていただきました。 まずは第30次越冬隊が帰国の途に就くところから物語は始まります。 悪天候でヘリが飛べず、感動の別れとならなかったところから、著者は 南極への再挑戦を決意します。 日本の便利な生活に慣れて、南極への思いを忘れた頃、第38次越冬隊への お誘いを受け、再び南極へ。 しかも、今度は昭和基地ではなくさらに奥地、標高3,800m(ちなみに富士山は 標高3,776mなので富士山より高い)、年平均気温-57℃、最低気温-80℃という ドーム基地「ふじ」での越冬です。 会社には-80℃のディープ・フリーザーがありますが、夏に汗ばんだ腕を うっかりつけたりしたら最後、汗とともに皮膚までが張り付き、皮ごと 引きはがすしかない状態に追い込まれてしまうという、恐ろしい機械です。 すいません。ちょっと脚色しました(^_^;)。 とはいえ、本当に皮ごと引きはがす羽目になった人がいることも事実。 周り一面、そんな温度になっているなんて、想像も付かない世界です。 少し暖かい日、それでも-40℃という極寒の戸外でのジンギスカンパーティ では、缶ビールは1分以内に飲まないと氷の固まりになり、焼いた肉も 焼けたそばから口に入れないと速攻で冷凍に逆戻り。アルコール度数の高い ウィスキーやウォッカは何とか液体を保ちますが、それでも20分ぐらいで 氷が浮いてくるという状態です。 彼の地ではアルコール度数65〜70度の「コンクウィスキー」が標準で、 ふつうの40度くらいのものは「軟弱なウィスキー」と呼ばれているとか。。。 まさに人外魔境という他はありません。 ところで、越冬隊の人は1年間もいったい何を食しているでしょうか。 日本と違って、いつでも補給が受けられるわけではありません。 すべて最初に持って行く必要があります。 何しろ冷蔵庫、冷凍庫のいらない場所です。 逆に言えば、すべてが問答無用で冷凍食品になってしまう場所です。 肉や魚はまぁいいとして、新鮮や野菜ってどうしてるの? と気になっていたら、なんと冷凍野菜ってトウモロコシやニンジンだけじゃ ないんですね。ジャガイモに始まって、タマネギ、ニンニクの芽、アスパラ、 白菜、タケノコ、インゲン、ホウレンソウ、オクラ、ニラ、カボチャ、レンコン、 長ネギ、ピーマン、キュウリ、大根など、至れり尽くせり。 おまけに、ドーム基地で植物栽培装置を動かして、レタスなどを育てています。 卵にしても、卵白だけ、卵黄だけ、全卵、冷凍錦糸卵など、様々な種類が。 冷凍ゆで卵だけは見つからなかったそうですが、今ではあるかもしれませんね。 牛乳は、常温で長期保存できるLL牛乳というものを持って行くのが南極越冬隊の スタンダードだったらしいのですが、それでも8ヶ月ぐらいたつとどろどろになって 飲めたものではないとか。 さすがに北海道出身の著者は、子供の頃に凍った牛乳を解凍して飲んでいた 体験を生かして、300リットルの牛乳を冷凍で南極に持ち込み、事なきを得ます。 今みたいに冷凍技術が発達していなかった昔は、いったい何を食べていたんでしょうねぇ そして、ドーム基地での著者は、1に酒を飲み、2にパーティーを開き、3に料理をし、 4で肉体労働に従事するといった具合で、とにかく良く酒を飲む。 それも缶ビールなんて贅沢なものはありません。 現地製造のあやしいビールやら上述のコンクウィスキーやらをがぶ飲みしてます。 寒いと体を中から温めるというのは、本当なんですねぇ 料理はさすがに専門家。 足りないものはテキトーにその辺のもので代用するという、実にプロらしい 手腕を遺憾なく発揮して肉体労働で疲れた男達の胃袋を満たしていきます。 「めんつゆ」や「ポン酢」って味付けにも使えるんだ。へぇー。 と、普段料理をしない私は感心することしきり。 仲間の一人と険悪な雰囲気になったりと、いろいろありますが、兎にも角にも
1年のおつとめを終え、日本に帰ってくるまでがつづられているこのエッセイ、 本来はWeb上で公開されていたものだとか。 普段知ることのない世界をかいま見ることができます。 興味を持たれた方は、ご一読を。 |
全1ページ
[1]
[PR]お得情報