|
お堀端にある」枝垂れ柳も新芽の季節です。
近付いてみます・・・花が咲いていました。
溢れるように咲く雪柳。
白鳥も暖かい陽を浴びてお化粧直しでしょうか。
ほんのり桜色に染まる頃になりました。
春の日に 張れる柳を 取り持ちて
見れば京(みやこ)の 大路し思ほゆ
大伴家持 (万葉集)巻19-4142
<意味>
春の陽に膨らんだ柳を折り取って見ると、都の大路が偲ばれる。
天平勝宝2年(750)の春、越中の地での歌です。この頃には彼の歌を代表するような傑作をたくさん作っています。3日ほどの間に15首ほど作っていて、まさに歌が湧いて出てくるような感じです。
前年に妻が都から越中の国に来て一緒に暮らすようになったことで、精神的な安定があったのでしょうか。それともうひとつ都での大仏建立にあたり、前年に黄金が出たり、中央から国司に期待されていた仕事も順調にやり遂げ、重荷が無くなった事も大きいと思います。
そして、やはり何を見ても早く都へ帰りたいと思ってしまうのです。
|
全体表示



