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閑 日 茶 話
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命永らえて

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岐阜県本巣市にある「淡墨桜」です。
樹齢は1500年余り、樹高17,2m、幹囲9,1m、枝張りは東西26,9m、南北20,2mもあるヒカンサクラの大木で、継体天皇のお手植えと言われています。(都での迫害をのがれてこの地に身を潜めていたのですが、皇位を継承する為に都へ戻る時に、形見として植えた)
この名は蕾の時は薄いピンク色ですが、開花すると白くなり、散り際に淡い墨色になることから付けられた名前です。大正11年には国の天然記念物に指定されています。
また、福島県の三春滝桜、山梨県の神代桜と共に三大巨木とされています。
作家の宇野千代さんもこの桜をこよなく愛した人として知られていますね。
裏から見ると、たくさんの支えが必要な事が分かります。多くの人々の支えがあり、毎年美しい花を咲かせてくれます。
 
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桜を見た後は、花より団子と言う事で(あっと言う間になくなりました)
 
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   我が背子が 古き垣内(かきつ)の 桜花
いまだ含(ふふ)めり 一目見に来ね
                   大伴家持(万葉集)巻18-4077
 
<意味>
貴方の旧宅の垣根の中の桜花はまだ蕾です。一目見にいらっしゃい。
 
29歳で越中国の国守となり、単身赴任した彼は、翌年の早春に病に罹り、死を覚悟したような事もありましたが、無事に快復したのは何よりも若さがあったからでしょう。と、もう一つ精神的に彼を支えたのは従兄に当たる大伴池主の存在でした。作者が国守として赴任した時にはすでに池主も越中国の役人を務めていて、何でも相談できる心強い存在でした。その池主も当時は越前に転任になっていたのですが、頻繁に歌を詠み作者の元へ届けて励ましていました。
この歌は池主からの手紙にこたえて詠んだものですが、病気も治り、体は元気になったものの、かつて池主が住んでいた館の桜の木を見ても、やはりもう一度会いたいと願っている彼です。
 
次回の更新は1週間ほどお休みします。(命の洗濯に出掛けます。途中から何日かは訪問もできませんが悪しからず)

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