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名古屋市中区、白川公園にある「名古屋市科学館」には内径約35メート ルのドームを持つ世界最大のプラネタリウムがあります。(明日は七夕 ですね) 名前は「Brother Earth」と言い、今年の3月19日にリニューアルオープ ンしてから今まで大盛況で、連日朝から長蛇の列です。 昔からの天文ファンとしては早く世界最大のプラネタリウムを体験した いものですが、まだ行けていません(悲) せめて外からの様子だけでも・・・本当に大きいです。 この時は公園のシャガが満開の時でした。(撮影は4月) 織 女(たなばた)し 船 乗 り す ら し 真 澄 鏡(まそかがみ) 清 き 月 夜(つくよ)に 雲 立 ち 渡 る 大伴家持(万葉集)巻17−3900 <意味> 織女が今しも船に乗って天の川を渡って行くらしい。 (船出の水しぶきで)晴れ渡っていた月夜に雲が広がってきた。 天平10年(738)、家持が20歳の時の歌です。 本来、七夕の歌は宴席で詠うのが通例でしたが、「独り」の七夕詠であ ると言う、ことわり書きが付け足してあります。 若い彼の胸の内にはどのような思いがあったのでしょう。 はるか天上の雲を、織女の乗った船がたてる水しぶきに例え、宇宙(天 空)のロマンに思いを馳せる、若き日の家持です。 ※万葉の頃の七夕は旧暦の7月7日に行われていましたから、新暦の立 秋以降の行事でした。晴れる日が多かったでしょうね。 ※中国から伝わった七夕伝説が日本の神話と結び付き独特の行事となり ましたが、中国の七夕伝説では織女が車や駕などで川を渡ってくるのに 対して、万葉集では牽牛が舟や徒歩で渡ってくるという設定になってい ます。 当時の日本の風習(妻訪い婚)が影響しているようです。 ※今日ご紹介の歌は、珍しく織女が天の川を渡る事になっています。
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