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写真は和歌山県白浜町にある「円 月 島(えんげつとう)」です。 この島は東西35m、南北130mの小さな島で、正式名は「高嶋」と言います が真ん中に丸く海食洞があり、その姿から円月島と呼ばれています。 ここは国の名勝に指定されています。 白良浜(しらはま)は、白浜町の鉛山湾沿岸にある砂浜で、石英の砂か らなる白く美しい浜辺です。2006年には「快水浴場百選」に、1996年に 「日本の渚百選」に選ばれています。 熊野灘の群青色の海はいつ見ても素晴らしい。 三 名 部(みなべ)の 浦 潮 な 満 ち そ ね 鹿 島 な る 釣 り す る 海 人(あま)を 見 て 帰 り 来 む <意味> 三名部の浦に潮よ満ちてくるな、鹿島で釣りをする漁師の姿を見て帰り たいから。 大宝元年(701)文武天皇と持統太上天皇が紀の国の湯へ行幸時に随行し た官人の歌です。 万葉時代には、紀の国への行幸は4回ありましたが、その内の3回はこ の紀の湯への行幸でした。紀の湯とは、現代も有名な和歌山県白浜温泉 のことで、天然の岩をくりぬいた露天風呂で崎の湯(牟婁の湯とも)と 呼ばれていました。 大和盆地に住む都人は海の風景が大変珍しく、まして漁師が釣りをする 姿などはめったに見られません。この時もその姿を見たくて、鹿島の辺 りには潮が満ちないで欲しいと願っています。 ※三名部とは現在の南部(みなべ)の事。 ※鹿島とは南部湾内に浮かぶ二つの島の事。
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