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◎日本絶滅への道
高レベル放射性廃棄物とは、固体化したセシウムやストロンチウムだが、日本ではこれを鋼鉄容器に収納したキャニスターという形で地層に処分する計画がある。
しかし、その容器は傍にいるだけで放射能を浴び、即死するほどの危険物である。
頑丈な容器に入れれば大丈夫と思うかもしれないが、この物質は永遠に大量の熱を出すので、その熱を逃がさなければならない。
その為に鉄板を厚く頑丈にする事ができなくて、できるだけ薄く作り(厚さがわずか数ミリのステンレス製)熱を逃がすようになっている。
また、この熱が地底で大量に放出されるため、地中に含まれる水分が100℃を超えれば蒸発し、地底を大変動させる可能性が強い。
したがって、日本で地層処分をすれば、100%地中の亀裂と断層を伝い放射性廃棄物が漏出してくる。
それを地下水が運び出し、飲料水や生活用水、農業用水に浸出してくる。
その為に国民が毎日食べる穀物や野菜、果物、酪農製品が汚染され、食用として用いる事ができない時が来る。
しかし、これは将来の話ではなく、すでにこの日本で起きている事なのだ!
福島第一原発の事故現場では、2013年7月から現在まで(2014年)の報道では、地上に近い表面での、目に見える汚染水の漏出しか報じられていないが、あれは大汚染のほんの一部なのである。
最も深刻な事態は、音もなく、福島県の地下で静かに広まっている出来事なのである。
なぜなら、あの辺りでは、大震災の傷跡(亀裂)が至る所にあり、地下にどんどん汚染水が漏出しているからである。
しかも、地下水は太平洋とつながっているので、サケ、サバ、サンマ、カツオなどが生息する海域に汚染が広がっている。
これは大変恐ろしい事だ。
日本人ならば傍観している時ではない。
高レベル放射性廃棄物の地層処分は、その放射能汚染を、何千倍、何万倍にもする恐怖の作業であり、日本列島滅亡への道となるのである。
画像は借りています
2014年4月28日 株式会社五月書房・発行
広瀬 隆・著「原発処分 先進国ドイツの現実」より抜粋、要約
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