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閑 日 茶 話
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書庫環境問題

他者へのまなざし

◎他者へのまなざし
 
原発は、ただ危険で恐ろしい物という前に、弱い立場の人に犠牲を強いる事で成り立つ在り方そのものに私は反対をしてきました。
 
人間一人ひとり異なる個性と歴史を持っていて、それぞれ悩みや苦しみがあり、解決すべき事を抱えているはずです。
 
原発を無くす事が個々に孤立した課題でない事に誰かが気付き、一人ひとりの力が小さくても何処か根っこの部分で繋がり合い、人を人とも思わない者に対して加害と抑圧に対する抵抗がなければならないと思います。
 
今まで世界の原子力推進者の人達は原子力から恩恵を受けない人々をブルドーザーで潰すように苦しめてきました。
 
原発に反対する行為が、たとえ自分を守る動機から出発したものであったとしても、他者へのまなざしを湛えたものでなくてはならないと思います。
 
チェルノブイリや福島の事故の時にも、当然の事ながら放射性物質は国境を超えて世界中に撒き散らされました。
原子力の問題は日本固有の問題ではありません、地球上のあらゆる事に繋がっています。
 
日本人は今、世界平均の2倍以上のエネルギーを浪費している事を認識し、世界の中のこの格差に目を向けなければなりません。
原発立地国に住む人は、消極的にしろ自国が原発を選択した責任からは無縁ではなく、そのデメリットは誰をおいても推進国とその民が国を超えて連帯して責任を負うべきだと思います。
 
あの福島の事故からわずか4カ月余り経った7月14日、原発新設の契約がリトアニアと成立しました。
それは日立とGE社が受注競争に勝ったからでした。
 
そして、日本とアメリカは「核のゴミ」をモンゴルに引き取らせる事で、新規原発導入国に売り込もうとしています。
 
※モンゴル国内に日本の核廃棄物処分場を建設する構想をめぐり、日本はモンゴル政府から核廃棄物の受け入れを断られていたことが明らかになり、この構想は事実上頓挫した。
(2011年7月27日の衆院外務委員会で、服部良一議員(社民)の質問に答えた)

また、チェルノブイリの事故以来、私は多くの人に大人は汚染食料を食べて下さい」と言ってきました。
ただ食べるのではなく、事実を噛みしめながら食べて欲しい、目をつむって噛むのではなく、目を見開いて食べて欲しいのです。
 
福島の事故以降、原発ゼロに舵を切った国もありますが、惨劇の渦中にあってもなお、原発を無くそうとしない国の民である意味を噛みしめる責任が私たち日本人の大人にはあるはずです。
原発の問題は単なる問題ではなく、人が人としてどう生きるかという事なのです。

※事故当時、放出された核種は約200種あり、検査対象になっているのは極一部です。
風評被害も確かにあると思いますが、本当に汚染されている物も必ずあると思います。
小出氏自身が実験された結果、野菜などは洗っても、煮ても、焼いても放射性物質は40〜80%は残り、これではあまり意味がないという事、そして放射能は微量でも必ず健康に害がある事を著書に書いていらっしゃいます。
だから、「噛みしめながら食べてほしい」という事は、いつも食べなさいという意味ではないと思います。
被災地への応援は「食べる」事よりも違う方法で続けましょう。

主要国一人あたりの電力消費量
イメージ 1
イメージ 2

画像は借りています

2012年1月20日 エイシア出版・発行
小出裕章・著「原発ゼロ世界へ ぜんぶなくす」より抜粋、要約

コメントしにくい記事にいつもコメントくださった方、ありがとうございました。
このあとはやりたかった事、やらねばならない事を優先し、ゆっくり楽しみたいと思います。
皆様もお元気でブログライフをお楽しみください。
若紫
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