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平成18年に(戦時に燃失した)本丸御殿跡の発掘調査が始まり、同19年に基本設計が完成し、21年1月に着工した後、23年7月に表書院の棟上げ式がありました 足かけ10年でようやく完成した本丸御殿の部屋数は30以上あり、総工費は約130億円、国宝第1号だった近世城郭御殿の最高傑作が400年前の姿で蘇りました(但し、建築当時にはなかった耐震工法を採用している) 今回完成した「上洛殿」は1634年、3代将軍・家光の上洛(京都訪問)に合わせて増築された所、本丸御殿内では最高の格式の所とされています 6月8日に一般公開されたので、早速見てきました 入場が始まる30分以上も前から長蛇の列でした 本丸御殿平面図(借りてきました) 薄茶色の所は第1期工事個所、黄色の所は第2基工事個所、今回完成したのはピンク色の第3期工事個所 完成公開セレモニーが行われ、ゲストには名古屋市出身の舘 ひろしさんも来場でした(ここには写っていません) 30分くらい並んで入場できましたが、第1、2期工事個所は何度も見たので通り過ぎます 今回公開された「上洛殿」「湯殿書院」「黒木書院」の内、まずは「上洛殿」から どこを見ても宮大工、絵師、彫刻師さんらの技が素晴らしくて見惚れます ※戦時にアメリカ軍による攻撃で焼失する少し前に、細かい実測図や写真を始め、襖、天井を剥して疎開させてあった事が幸して、今、当時のまま豪華絢爛に復元させる事ができました 豪華絢爛の中でも、特に豪華なのは何枚もある極彩色の彫刻欄間です (この彫刻欄間1枚が、なんと数千万円) 一之間から上段之間を見る ※尾張藩主も入れず、将軍しか入れなかった上洛殿も、今は名古屋城への入場料500円だけで入れます(良い時代です) 上段之間 襖や天井の絵は幕府御用絵師、狩野探幽による「雪中梅竹鳥図」や、中国の皇帝の故事を描いた「帝鑑図」など これらを忠実に模写できる現代の絵師の皆さんの技も素晴らしい 下手な写真ではこの素晴らしさを上手く伝えられません
ぜひ、ご自分の眼でしっかりとご覧ください 26日の(2)に続きます |
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