|
よく言われることではあるが、日本人の宗教観はあいまいである。
あいまいというより、無いといったほうがいいのかもしれない。(私も含めて)
同じ人物が教会で結婚式をあげて、葬式は仏式でやり、神社にお参りもする。
なんでもありである。日本人は神仏を信じていないのであろう。
子どものころのことで、よく覚えているのは(40年以上前)アメリカのテレビドラマで
食事の前に、家族で神にお祈りする場面をよく目にしました。そして、彼らは日曜日には
教会にいきます。古き良きアメリカの姿でしょう。
もうひとつ強烈に覚えているのは、ロッキード事件のとき、コーチャン氏が、議会証言に
おいて「神に宣誓した以上、うそをつくことはできない。」と真実を述べたことです。
それに対して日本では、国会の証人尋問では、流行語にもなった「記憶にございません。」
この差は、いったいどこからくるのでしょうか。
新興国であったアメリカを、超大国に押し上げていった要因のなかには、彼らの宗教観も
一因になっているような気がしてならない。現在のアメリカの混乱は、そうしたアメリカの
良い部分が、徐々に壊れてきているのではないでしょうか。
日本は戦後の高度成長のなかで、経済は成長したが、大事なものをいろいろと忘れ去って
いったのだと思う。
|