昭和カルチャー思い出箱

昭和という時代の子供文化を大真面目に検証します

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およげ!たいやきくん

 「たいやきくん」っていいですよね!

 子供向け番組からうまれた昭和歌謡最大のヒット曲であります。

 オープニングからして悲壮感が漂うイントロのメロディで「たいやきくん」の世界に引き込まれます。
 今でも私は「たいやきくん」のイントロを聴いただけで泣きたくなります。

 “ある朝 僕は 店のおじさんと 喧嘩して 海に逃げ込んだのさ”
 「たいやきくん」って意外とアウトローな奴だったのですね。

 綿密なストーリー仕立ての歌詞が面白いんですよ。
 ドロップアウトしてはみたものの、海で大変な苦労を味わうたいやきくんの運命。

 『やっぱり世間は甘くは無い』ということを「たいやきくん」は身をもって知るのです。

 たしか当時の「たいやきくん」の評価としては、管理社会に生きるサラリーマンの悲哀を代弁しているとかで、社会現象とまで言われたものです。

 私は幼かったので、サラリーマン社会の厳しさとかは理解出来ませんでしたが、美しいメロディーとアニメソングで親しんでいる子門真人の声が聴けるだけでワクワクしたことを覚えています。

 たいやきくんってなんで海に逃げ出したのでしょう?

 たいやきの本分はお客さんに買ってもらって、美味しく食べてもらうことだとします。
 そう考えると、たいやきくんは食べられてしまうのが恐ろしくなっって逃亡したのでしょうかね?

 ご存知のとおり、結局たいやきくんは釣り人に釣り上げられてしまいます。
 そして釣り上げたおじさんに食べられてしまいます。

 たいやきくんの物語が、フィクションだとしても凄い展開だと思いませんか?

 一応、子供向け番組の挿入歌の主人公なのに、自由を得ようとしたけれど社会の現実に直面して自由を謳歌するどころか、生きるのもやっとの状態で、最後に人間に食い殺されてしまうのですから・・・・

 “やっぱり 僕は たいやきさ・・・”というつぶやきが絶望感を助長します。

 救いが無いハードなストーリーを、なんで『ポンキッキ』が選んだのか?

 ちょっと謎だと思いませんか?

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確かに食べられて終わりという「食べ物ソング!?」としては珍しいラストですよね〜でも「食材(人生)」としては「クサって終わり(ヤサグレ状態!?)」より「食べられる事で世の中の役にたつ(天寿をまっとうする)」って解釈でどうでしょうか〜?(傑作ポチー☆)

2006/6/28(水) 午前 5:49 ぱすてる 返信する

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