レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

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W杯南アフリカ大会で日本が本田の一撃でカメルーンに1−0で勝ち、次は19日にいよいよ強豪オランダ、24日にはデンマークと対戦する。 昨日のカメルーン戦のようにワンチャンスをものに出来るようになれば勝機も見えてくるような気がする。 寝不足になる日がもっと続けばいい。

さて、「ジャケ買い」という言葉があります。
いわゆる、レコードやCDのジャケットに一目惚れして、内容は知らないのに買ってしまう愚かな行為のことです。 簡単にいえばずばり衝動買いです。

ジャケットに惹かれてアルバムを買って、内容が当たりだったらこれほどの幸せは無い訳で、仮にハズレであっても部屋のインテリアとして役立つと思えば気は楽か。

かくいう私も部屋のインテリアと化したジャケットが無数にあります。
なんか、慌てて結婚して、フタを開けて後で後悔するのとちょっと似てる気がします。

個人的には、ポンポンと演奏者の写真をただ並べてみました、という安易に作られたジャケットよりも凝った、というより手間暇かけたジャケットの方が作り手の熱意が伝わってくると信じてる。
「音もいいんだからジャケットも負けずにいいものを作ってやろう」という製作者の姿勢が伝わってくるものには自然と惹かれる。

↓ Sonny Rollins/Saxophone Colossus (prestige) 左がオリジナル、右が国内盤。
||[[attached(2)]]イメージ 2||

ジャズのジャケットで上位に挙げられるのがソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」。
シルエットを上手く利用した、色の配分、構図、ロゴのサイズ等、どれをとっても計算が行き届いている。
良く見るとオリジナル盤では顔が薄っすらと見えるけど、国内盤では顔が真っ黒。
いずれにしてもこのジャズ界を代表する作品のジャケットが安易に撮られたソニー・ロリンズのアップの写真なんかだったら及第点は取れていたかも知れないけど世紀の名盤と呼ばれていただろうか。

世の中にはすごい演奏をしているにも拘わらずジャケットが劣悪な為に損をしている作品はごまんとあると思う。

さて、私の個人的に好きな、ベスト・スリーに入るであろう作品がジミー・レイニーの「ビジッツ・パリ」。
公園のベンチに座り、ギターを爪弾くハンチング帽の男性。
傍らにはワインかウィスキー(瓶の形からしてたぶんウィスキー)と7分目ぐらい注がれたグラスとナイフを突き刺したチーズ。

淡い黄色を使った抜群の構図のモノクロ写真。
どこで撮影したかはどうでも良く、一発でパリの公園でのひと時を思い浮かべることが出来るすんごいジャケット・デザインだと思います。

Jimmy Raney/Visits Paris (dawn)
||[[attached(3)]]イメージ 3||
Jimmy Raney (g)
Bobby Jasper (ts)
Roger Guerin (tp)
Maurice Vandair (p)
Jean-Marie Ingrand (b)
Jean Luois Viale (ds)

Tres Chouette
Imagination
Dinah
Love For Sale
Have You Met Miss Jones
What's New
Fascinating Rhythm
Too Marvelous For Words
Cherokee
Everything Happens To Me
Night And Day
Someone To Watch Over Me

ジミー・レイニーのギターはプレスティッジ時代はクールと呼ばれていたが、ここでは色彩豊かなサウンドを聴かせ、決して「地味」レイニーではない。 ケニー・バレルほどブルージーでもなく、ジム・ホールやタル・ファーロウ程のテクニックはないかも知れない。 しかしレイニーは見事にパリの風景をギターで再現してみせる。

このジャケットの撮影かデザインを手がけたのはリチャード・コーソン (Richard Corson)なる人物。
但し、ジャケットにはこのデザイナーまたは写真家に関して全く触れていないので詳細は不明なので困ってしまった。

↓ Richard Corsonの本の数々。 果たして同一人物か。
||[[attached(4)]]イメージ 4||

ノーマン・シーフ、アンディ・ウオーホール、リチャード・アヴェドン等の商業カメラマン、デザイナーがロックやジャズのジャケット写真やデザインを手がけるのは当たり前になってきています。

リチャード・コールソンなる人物は全く知りませんが、調べたところステージやメイクアップ・デザイナーで同じ名前の方がいました。 同一人物かどうかはわかりません。

ところで、ノーマン・シーフの手がけたもので有名なのがカーリー・サイモンの作品等ロックのものに多い。

また、ファッション界で大成したリチャード・アヴェドンは古くはデイヴ・ブルーベックの作品、オードリー・ヘプバーン主演映画のサントラ盤、少し前ならサイモンとガーファンクルのジャケットでも彼の名を見つけることが出来ます。

いやいや、さすが素質のあるデザイナーさん達、畑違いとはいえ当時みなさん、いい仕事してました。

↓リチャード・アヴェドンが手がけた作品の数々。
||[[attached(5)]]イメージ 5||

↓カーリー・サイモンの Playing Possumの写真はノーマン・シーフ
||[[attached(6)]]イメージ 6||

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