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暖かい日もあれば驚くような寒い日もある。 もうすぐ春だというのに今夜も凍えるほど冷たい夜風が吹いている。 けれど、春はいつか必ずやってくるもんだ。 終わらない冬はないが、春はいつの間にかやってきてるものだ。 京都大など4大学の入試問題がヤフーの掲示板「知恵袋」に投稿された事件で19歳の予備校生が逮捕された。 逮捕前に「山形県の男子受験生」というニュースが先行したことから予備校生は自ら命を絶ってしまうんじゃないかと心配もした。 正直なところ興味本位で最新のニュースは知りたいが、本人が特定出来る様なニュースは別に逮捕されてからでも良かったような気がする。 本人は京都大学に入学したかったそうだ。 京都といえば先日、実家に行ったついでに立ち寄った。 神戸や大阪と比べて京都はやはり寒い。 平日だというのに竜馬ブームだからか、街中ガイドブックを持ってうろうろしている観光客が多い。 清水寺でしばしボーッと物思いにふけるが、海外からの観光客で賑やかだ。 あちこちで英語、中国語や韓国語が飛び交っている。 それにしても秋だったらさぞかし紅葉が美しいのだろう。 京都、四条通にある「黒豆茶庵、北尾」で背中に背負っている荷物を下ろし、おだんごとコーヒーのセットでしばしの休息。 店内には、きな粉を引く石臼があったりして、じんわりと京都を感じさせる。 四条通をさらに四条河原町駅の方向に歩くと「おはぎの丹波屋」があり、安倍川餅を購入した。 安倍川餅は静岡が有名だが、京都のも実に美味しい。 特に寒い京都で焼きたてのホカホカの安倍川餅を店先で頬張ったときは口中に甘さが広がり幸せを感じる瞬間だ。 小生が幼い頃、神戸の市場の中にあったおだんご屋さんで母親に買ってもらった安倍川餅をつい思い出してしまったりする。 確か、ウィンドーの中に並べてある、きな粉がまぶしてある安倍川餅を店員さんが一枚ずつ剥がすように取り出し、包んでくれた場面は不思議と今でもはっきりと覚えている。 レコードのジャケットを観てるだけで寒さや季節を感じさせてくれる作品があったりする。 デラ・リースが56年に吹き込んだ「メランコリー・ベイビー」は雪の積もった階段に腰掛けるデラ穣の写真が実に美しい。 内容の方はといえば、デラ穣はゴスペルの影響を感じさせるアクの強い唱法が持ち味で、本作はエモーショナルな表現と合わせてデリケートな面も披露する秀作。 シド・バスのオーケストラをバックにドライブ感あふれるボーカルで聴くものを圧倒します。 とはいえオーケストラを形成しているのはチャーリー・シェーバース、アービー・グリーン、ビリー・テイラー、オジー・ジョンソンら名うてのジャズメン。 雪が溶けてしまいそうな熱い演奏と歌が収録されています。 ダコタ穣はジョージ・シアリングに認められ、ジョージのバンドの専属歌手となり、代表作 The Late, Late Showでソロ・デビューを果たしています。 音楽院で声楽を学んだだけあってスローな曲でも全く不安なところがなく、キュートでダイナミックな歌唱で聴くものを魅了します。 本作はダコタ穣が59年に吹き込んだ作品でバラードとブルースで占められており、まさに彼女の本領を発揮といったところ。 寒空の下で情感たっぷりにバラードとブルースを心に染みるように歌うといった風情。 |
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