レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

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一曲目から観客を興奮の坩堝に叩き込む、MC5のデビュー作「キック・アウト・ザ・ジャムズ」はハード・ロックのバイブル的な作品で、ライブ盤がデビュー作というのにも驚かされます。 

演奏はこれでもかと言わんばかりの轟音響くようなサウンドで、当時のスタイルでいえばガレージ・ロック、後の言葉で言い表すとしたらパンク・ロックの元祖といえるようなグループでした。 

そのライブの模様を収めたデビュー作、レコードの場合、A面2曲目の冒頭で Kick Out The Jams, Motherfucker!が聴けるのはファースト・プレスのみで、「過激すぎて問題だ」と判断したレコード会社がセカンド・プレス以降からは Kick Out The Jams, Brother And Sistersに差し替えてしまいます。 

ステージで観客を煽るところなんぞは猪木の「元気ですか〜」さながらで、聴いていて興奮してきます。 またジャケット内側に記載されたホワイト・パンサーのJohn Sinclairのライナーノーツにも Motherfuckerと書かれていて、後のプレスでは同じように削除されてしまいます。 

Starship のクレジットに サンラの名がクレジットされていますが、曲はMC5のオリジナルで、歌詞は元になったサンラの詩をMC5が脚色したことに依ります。 因みに本作のレコード番号はEKS74042で、カタログからしたらEKS74040までがゴールド・レーベルで以降は赤レーベルになり、本来であれば赤ラーベルですが非常にレアなゴールド・レーベルが手元にあります。 

さて、Motherfuckerという言葉ですが、プログレッシブ英和辞典には「1.卑劣な、下劣なやつ」「2.たいした人、なかなかの人」「3.すばらしいもの、こと、人」とありますが、どう考えても「たいした人、なかなかの人」を指すときに使うとは思えない。 これは当然スラングで、すなわち隠語であって「くそったれ」「くそ野郎」というときに使うべきでしょう。 

サノバビッチと同意語と思っているんですが。 どうなんでしょうか。


MC5が過激で反社会的な歌詞の歌を得意にして人気を得ていたのと対極にあったのがディープ・パープルではないでしょうか。 

10年以上も前に「王様」なるギタリストがディープ・パープルの歌を直訳した「深紫伝説」という作品で多いに笑わせてくれました。 確かに Highway Starは「高速道路の星」であり、Speed Kingは「速さの王様」、Smoke on The Waterは「湖上の煙」。 

歌詞の内容は実に単純明快で、バカバカしさすら感じさせるもの。 これらのくだらない歌詞の曲をクソ真面目(Real Motherfucker?)な顔をして、真剣に歌っていたイアン・ギランはたいしたたまです。

たまにお客さんから「おすすめのジャズ・レコードってある?」と訊ねられ困ってしまうことがあります。 

個人的に好きなジャズのレコードは沢山あるけれど、自分自身が好きだからといってそれを他人に勧めるっていうのはおかしな話かも。 

雑誌の評論にしろ、多くの人が作ってるブログ等で「私のおすすめ」っていう言葉を頻繁に目にしますが、そんあのは先ず信じない方がいいかもしれません。 

どうも日本人は(私も含めてですが)特に「名盤」、「名作」、「決定盤」等という言葉に弱い。 というよりもそれらが「絶対」と思ってしまうきらいがある。 

みなさんも、他人の「おすすめ」というものは一切無視して、実際にご自身で聴いてみて自分が気に入った作品を「自分自身の名盤」として是非ご自身で見つけて、いつまでも大事にしてもらいたいものです。 
さて、私の「おすすめ」ではないのですが、世間一般に「名作」といわれるソニー・ロリンズの「ニュークス・タイム」は確かに内容が素晴らしく、「おすすめ」としても先ず反論はないでしょう。 

あるとしたらロリンズの音が好きか嫌いかということでしょう。 確かにロリンズの音には癖があり、10人のうちの1人や2人が敬遠しても不思議ではありません。 

そういう意味では全てのジャズ・ファンに「おすすめ」出来るジャズ・レコードっていうのは無いかも知れません。 現にビル・エバンスが嫌いだ、というひねくれた?人も少なくありません。 

ここでの「おすすめ」は演奏に関する「おすすめ」ではなく、音に関する「おすすめ」です。


ご存知のとおり Newk's Timeはブルーノートの4000番台の一枚目となる記念すべき作品。 そういう意味では生半可な作品を第一号にした訳でもなく、ブルーノートのオーナー、アルフレッド・ライオンは当時まだ新鋭だったソニー・ロリンズの才能を見抜いていたのでしょう。 

本作はロリンズにしては珍しくピアノの入ったカルテット演奏で、ピアノには Vee Jayの専属でマイルスのグループで活躍したウィントン・ケリー、強靭なベースはダグ・ワトキンス、そしてドラムスには存在感抜群のフィリー・ジョー・ジョーンズという布陣。 

ブルーノートは初期のレコードはレーベルの住所がレキシントン、そしてブルーノートが移転した際にレーベルの住所も 47 West 63rd NYと変わり、その後 New Yorkと簡素化され、リバティに売却されるとレーベルに Libertyの文字が入り、ユナイテッド・アーチストに移ると United Artistsの文字に変わるのをご存知のジャズ・ファンも多いと思います。 

本作のオリジナル盤のレーベルの住所は 47 West 63rd NYで、本来はその盤がオリジナルであることから再生される音も一番すごい筈。 但し、今、手元に New Yorkのモノラル盤があり、それを再生してその音の生々しさにぶっ飛びました。 スピーカーから出てくる音を聴いて、これはひょっとしたら 47 West 63rd NYの音よりすごいのではないか、と。 

ヴァン・ゲルダー・サウンドといういわゆる音のブランドのようなものを創りあげたエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーがひょっとしたら New Yorkレーベルに変更する際に手を加え、音を改善した可能性がないともいえない。 

特にロリンズがフィリー・ジョーとバトルを繰り広げる The Surrey With The Fringe On Topのサウンドが凄く、すぐそこでフィリー・ジョーがドラムを叩いているのではないかと錯覚を覚えるぐらい。 

ま、カートリッジやアンプなんかの特性で、なんともいえないかも知れませんが。 また、時々 United Artits盤の何々というレコードの音がいい、と聞くことがあり、それとはちょっと違うかも知れませんが、いずれにしてもこのNewk's Timeの New York盤はその音の凄さで「おすすめ」と言えます。

幻のサーフィン映画

のりピーの亭主、自称プロ・サーファーの高相被告が観たかどうかは知りませんが、日本で未公開のサーフィンを題材にしたFOLLOW MEなる映画があります。 

どうも ENDLESS SUMMERをパクッたような印象ですが、サントラ盤のジャケットが素晴らしい。 

レコードのジャケット写真を撮った人物は不明ですが、映画の撮影者、Michael D.Margulies, Jim Freeman, Greg MacGillivrayのうちのひとりと思われます。

このジャケット写真は映画の内容をうまく言い表している素晴らしいものだと思います。 


映画は米国で69年に公開されていますがサーフィンを題材にした半分ドキュメンタリーのような映画ですからいくつかのローカルな映画館で上映されたと考えられます。 

また、サントラ盤のレコードは米国のマイナー・レーベルである UNI (Universal City Records)から69年にリリースされていますので音の方でも日本では馴染みが先ず無く、内容までも知ってる方は余程の通だと想像できます。 

UNIというレコード会社は米国のサイケ・ロックやマイナーなアメリカン・ポップを手がけたかなり変わったレコード会社で既に倒産して跡形もありません。 

Dino, Desi and Billyなる3人組ボーカル・グループが数曲で美しいハーモニーのソフト・ロックを歌い、残りは Stu PhillipsとDavid Gates(Breadのメンバーとして有名)、Ronnie Franklinが曲を提供しており、中にはかなりサイケ調の曲もあってそれなりに楽しめる。 

映画の製作は Robert E. Petersen Productionとなっており、米国のホット・ロッド雑誌 Motor Trendの創業者 Robert E. Petersenと同一人物かどうかはわかりませんがたぶんそうでしょう。


映画といえば、Mary Lou Higginsなる女性サーファーを含む3人の若い米国人(Bob Purvey, Claude Codgen)サーファーが世界のサーフスポットをサーフィンして回るという単純な内容。 

カリフォルニアでのライディングを挟みながら、ポルトガルの Guincho Beachに始まり、モロッコ、インド、セイロン、香港、東京(なんと東京サマーランドの人口プールでサーフィンするというオトボケぶり)とハワイのオアフ等のビッグ・ウエーブでテクニックを披露しているようです。

どうして千葉や湘南を選ばずに東京サマーランドになったのか、その理由が映画に出ているのであれば一度は観てみたい映画ではあります。 

因みに2枚目の画像は東京サマーランドでの映画の一場面だと思いますが日本人女性をナンパ?している場面で、東京サマーランドにサーフ・ボードを持ち込み、これは新手のナンパ方法だな、とおおいに感心してしまいました。 

米国人サーファーは69年に既にこういう手口を使っていたとは恐るべし。

日本の食料自給率はご存知のとおり40%台で、多くの食材は輸入に頼っているのが現状で、輸入品の方が安いという理由もあったり。 とはいえ輸入食材で汚染野菜や狂牛病の問題は収まったかのようですが、実際はどうなんでしょう。 

また、自給率が低いにも拘わらず食べ残しやコンビニなんかの廃棄が依然存在するのも確か。 それに合成保存料なんかの現状はどうなんでしょう。 ファミレスなんかは値段も手頃だという理由で良く利用しますがほとんどが冷凍されたものが簡単に調理されてテーブルに並ぶ訳けですよね。 

吉野屋の牛丼なんぞ昔は「うまい、うまい」と言って食べてたけど、狂牛病の問題がクローズアップされてからは進んでは食べないようにしてる。 それでも時間がないときには利用させてもらってるから非常に身勝手。
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横浜市港南区、日野立体交差店の近くの鎌倉街道沿いにステーキハウスB&Bという名前からしてB級なカウンターだけのレストランがあります。 この店は毎日日替わりメニューを出していて、毎月2の付く日にはステーキが通常千円のところが850円になるということで2の付く日には近くで働く人やら車で乗り付けて来る客で行列が出来る程。 

2が付く日といっても20日から29日までという意味ではなくて、2日、12日、22日ということをお忘れなく。 駐禁の取り締まりもあまり見たことがないのでみんな平気で店先に車を停めて舌鼓。 でも港南警察署も近いからみなさん気をつけるように。 

ステーキにはガーリック・バターとかデミグラス・ソースなど4種類のソースが選べ、ライスと味噌汁が付いてくる。 あ、ライスとお味噌汁はお代わり自由ね。デミグラス・ソースはまだ試したことがないけど、ステーキに合うのかな。それに味噌汁が付いているというのが非常にB級で良い。 

口は悪そうだけど愛想のいい丸ハゲのマスターとお母さんらしきおばさんの二人で切り盛り。 最近奥さんを見かけないけど、夫婦喧嘩で別居でもしたかな。 他にハンバーグも美味しいけどスジ肉カレーが絶品。
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