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私の娘がディズニーの「カーズ」にはまっている。 婚期真っ只中だというのに「カーズ」の絵のタンスも愛用している。 今年小学校に上がった孫も見向きもしないようなガキっぽいタンスである。 部屋の中にはカーズをはじめ、フィギュアや人形がところ狭しと並んでいる。 今、ちょうど「カーズ2」が上映されていて、その映画は既に数回観たそうだ。 映画広告のポスターが欲しいが手に入らないと嘆いているので親バカの私がひと肌脱ぎ入手した。 娘が大喜びなのは言うまでもない。 物を集める趣味とは不思議なものだ。 ひとつ買い、ふたつ買い、していると次第に数が増えてきて、結果やめられなくなる。 悲しい性格である。 昔、レコードもそのような感じで集まりだし、終いにはにっちもさっちもいかない程部屋はレコードで溢れかえったものだ。 最初に買ったレコードはグループサウンズのタイガースのシングルあたりだったか。 それはどうでも良くて、次第にオリジナル盤が欲しくなってきて、その次に関心がいくのは珍しいものだ。 以前、ブログでもチラッと紹介したけれど Sons of Champlinのことをもう少し突っ込んで書きます。 近年、ブラス・ロック・グループ、シカゴでの活躍でおなじみのビル・チャンプリンがそれ以前にベイ・エリアで活動していたサンズ・オブ・チャンプリンというグループがあった。 タワーオブパワーばりのR&B色の濃い演奏が身の上で、本作は彼らのデビュー作にして最高傑作だ。 同時期にデビューしたシカゴと編成は似ているがこちらの方がR&B色、ジャズ色が濃く、聴き応え満点の二枚組み。 シカゴと違い、ヒッピー性が強く、活動が不定期だったのが災いしたのか日本ではほとんど知られていない存在。 で、内容はこの際二の次で、実はジャケットに FU○Kという文字があるということをどこかの雑誌記事で読んだ。 ジャケットのイラストはグループのメンバーが描いたそうだが、ヒマだったからかビル達メンバーも手伝ったそうだ。 遊び心のつもりだったのだろう、当時流行りだったか、四文字をつい入れてしまったそうだ。 ビル達にとって不幸だったのは、レコード会社がマイナーではなくて超大手のキャピトルだったことだ。 発売後すぐに自主回収命令が下ったことは言うまでも無い。 しかも本当かどうか知らないが、罰でビル以下のメンバーが右手にカッターナイフを持たされ、該当部分を削除するという作業までしたそうだ。 Big Dealという文字の間に記載されていた、虫眼鏡が必要なほど小さく書かれた F○CK入りのレコード・ジャケットを見つけるのには5年以上も費やしてしまった。 このレコード、それほど売れなかったのか、あまり出回っていなかったので探すのに苦労したのは今となっては懐かしい思い出だ。 単に四文字が書いてあるだけの代物だからくだらないといえばくだらない。 これだけのくだらないものに5年もの私の貴重な時間を費やしたのは果たしてコレクター魂と呼べるのだろうか。 |

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