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2020年のオリンピックの開催地は東京に決まった。 実にめでたいことだ。 尽力された方々には「お疲れ様」といいたい気持ちでいっぱいだ。 ただ、猪瀬知事がいう「夢」とか「希望」というきれいごとはいいが、要はオリンピックは儲かるということだ。 東京で開催されれば財政が潤うという大きなメリットがあることはみんな知っている。 経済的に7年後をピークに景気が上昇してくれればと願っている。 安倍首相がIOC総会で「福島第一原発での汚染水漏れはコントロール出来ていて安全だ」と高らかに宣言した。 果たして本当だろうか。 また、五輪の開催地の東京は福島から250キロ離れているから安全だというのは裏を返せば7年後、福島は危険だが、250キロも離れているから開催地の東京は安全だというようにも聞こえる。 7年以内に福島第一原発の汚染水漏れはもちろんのこと、原発が廃炉になっていることを願っている。 「ノー・プロブレム」という名曲がある。 作曲は不遇のピアニスト、デューク・ジョーダンで、元の題名は「危険な関係のブルース」だ。 不遇といってもデユークがデビューしたての頃はチャーリー・パーカーに認められ、約3年間もパーカーと一緒に演奏をした。 その後もスタン・ゲッツ、ロイ・へインズ、オスカー・ぺティフォードのグループに参加したりしていたようだ。 そして60年にはブルーノートに「フライト・トウ・ジョーダン」という傑作を吹き込んでいたりする。 にも拘わらず米国には彼の働き場がなかったのか突如として渡仏しており60年代のほとんどが消息不明な状態だった。 まさに「フライト・トウ・フランス」である。 そんなジョーダンが62年にロジェ・バディム監督の映画の主題歌として作曲したのが Les Liaisons Dangereusesだ。 邦題は「危険な関係」。 前述チャーリー・パーカーの未亡人のひとり、ドリス・パーカーがニューヨークで設立したチャーリー・パーカー・レコードからリリースされている。 本作では名曲「ノー・プロブレム/危険な関係のブルース」を雰囲気の全く違う、3通りの演奏をしているのが面白い。 ジャズを知らない人が聴けば不思議とジャズが好きになるような日本人にはピタリとはまる名曲中の名曲。 Duke Jordan (p) Charlie Rouse (ts) Sonny Cohn (tp) Eddie Kahn (b) Art Taylor (ds) No Problem #1 No Problem #2 No Problem #3 Jazz Vendor Subway Inn The Feeling of Love #1 The Feeling of Love #2 2020年東京五輪と福島第一原発。 果たして「ノー・プロブレム」なのか、それとも「危険な関係」なのか。 7年後には明らかになる。 |
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