レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

ヒマな人、全員集合!

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ここだけの話。 内緒ですよ。
歳をとればとるだけヒガミッぽくなります。 でも、黙ってるよりはましっ!
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嫌われ菅さんが去り、野田新内閣が発足した。
新内閣には今まで見たことも聞いたこともない人が大挙して入閣していることから大丈夫なんだろうか、という不安も覚えてしまう。
新内閣に入閣した人達はまさに新発見の人達だ。
そのうち新聞にデカデカと「野田新内閣はノーだ」という見出しが躍らないことを祈っている。

ローラ・ニーロのデビュー作「The First Songs」はヒットした「Wedding Bell Blues」でスタートする。
本作は若くして亡くなった天才、ローラ・ニーロの10代の頃の魅力が凝縮された傑作。

彼女の代表作はもちろん3作目の「ニューヨーク・テンダベリー」だが、「ファースト・ソングス」は既に独自のR&Bやゴスペルのタッチを取り入れたスタイルが完成しているのには驚かされる。
デビューまで彼女がコツコツと温めてきた曲の数々はどれも新鮮で驚異的ですらある。

Wedding Bell Blues
Billy's Blues
California Shoeshine Boys
Blowin Away
Lazy Susan
Good Bye Joe
Hands Off The Man
Stoney End
I Never Meant To Hurt You
He's A Runner
Buy And Sell
And When I Die


実はこのデビュー作は当初「More Than A New Discovery」というタイトルでヴァーヴ/フォークウエイからリリースされた。
タイトルを訳すと「新発見以上」。
収録されていた「ウエディング・ベル・ブルース」がヒットしたのとヴァーヴのフォークウエイが閉鎖され、傍系のフォアキャストから再発される際にタイトルを「ファースト・ソングス」に変更してしまった。

ところが再発にあたって収録曲の曲順まで変えてしまった。
更に版権がコロンビアに移ってからも曲順は変更後のものに準じている。

下が元の More Than A New Discoveryの曲順。

Good Bye Joe
Billy's Blues
And When I Die
Stoney End
Lazy Susan
Hands Off The Man
Wedding Bell Blues
Buy And Sell
He's A Runner
Blowin Away
I Never Meant To Hurt You
California Shoeshine Boys


軽い「グッバイ・ジョー」からスタートするのではなく、いきなりヒットした「ウエディング・ベル・ブルース」からのスタートに変えた訳だ。
そして最後にもってきたのがやはりブラッド・スエット&ティアーズが取り上げてヒットした「アンド・ホエン・アイ・ダイ」で終わるという構成。

小生が好きな曲は軽快な「ブローイン・アウエイ」とスローな「アイ・ネヴァー・メント・トウ・ハート・ユー」でこれらはやはり後半に並べて置いてて欲しかった。
それに一番最後に「アンド・ホエン・アイ・ダイ」を聴くのはちょっと寂しすぎる。

一曲目と最後の曲は大事。
さて、野田内閣の一策目は何だろうか。
二年後にはうまく、きれいに終われるのだろうか。

↓こちらは一般的に出回っている、おしゃれになってしまったCBS盤で、曲順は後からリリースされたフォアキャスト盤に準じています。


夏休み期間中、車でだとどこに出かけても渋滞また渋滞は想像するのは簡単。
しかし子供が家でヒマそうにしてたので金曜日は朝早くに起きて釣りに。
午後から雨が降るような天気予報だったから午前中のアジ釣りにした。
ところがサバどころかアジが一向に釣れない。


暑い日が続いているのもあって魚がバテているのか、船頭さんいわく潮の流れが良くないので、こんな日もあると嘆いていた。
同船した周りの客を見ても誰も釣れてない。
みんなひなたぼっこ。

↓ 小学5年生の坊主はボーズだった。
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

やっと釣れたと思ったら、か弱そうなカサゴ。
その後、ひいらぎ一匹で、これもまずくて食べれそうにもない。


午後、家に戻ってシャワーを浴び、みんなでカツ丼を食べに行き、家に戻ればテレビでアニメを観て、ゲームをして。
宿題は別にしたら子供の夏休みはイージー・リビング。
クリフォード・ブラウンの名曲で、Easy Livingがある。

Clifford Brown/Memorial Album (blue note)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 5||

「イージー・リビング」は1937年の同名映画の主題歌としてレオ・ロビンが作詞、ラルフ・レインジャーが作曲した曲だ。
同年にビリー・ホリデイが吹き込んだ同曲も有名で、一気にスタンダード・ナンバーになった。
その曲では男に惚れぬいた女性のひたむきな気持ちをビリーが見事に歌った。

ジャズ・メンの名演も少なくないけど、やはりクリフォード・ブラウンの演奏がダントツ。
クリフォードが22歳のときのフレッシュなときの演奏だが、クリフォードは「イージー・リビング」が出来ぬうちに若干26歳のときに交通事故で帰らぬ人となってしまった。

Living for you is easy living
It's easy to live when you're in love
And I'm so in love
There is nothing in life but you

あなたのために生きるのはたやすいこと 
あなたが愛してさえくれれば素敵なこと
そして私も愛してる
人生にあなた以外はなにもない

I never regret the years that I'm giving
They're easy to give when you're in love
I'm happy to do whatever I do for you

あなたとの年月はなにも後悔してないわ
あなたに愛され、尽くした日々
私はあなたの為ならなんでもするつもりよ

For you maybe I'm a fool
But it's fun
People say you rule me with one wave of your hand
Darling, it's grand
They just don't understand

あなたにしたら馬鹿げてるかも知れないわね
でも、それが私にとっては嬉しいの
私はあなたのいいなりって人は言うわ
でもそれでいいのよ、人にはわからないわ

末広町といえばAKB48のメッカ、秋葉原からもやたらと近い。
東京の地下鉄、東京メトロ銀座線の末広町駅を出てすぐのところにある 3331Arts Chiyodaは廃校になった旧練成中学校を改修して2010年に誕生したばかりのアートセンターらしい。

3331Arts Chiyodaにはギャラリーやカフェ、様々なクリエイターの事務所が入居しており、展覧会、ワークショップ、イベントなどが常時行われているようだ。
個性溢れる若い人達がどやどやと集まって実に賑やかだ。
建物に入ると若い人達のエネルギーがバンバン響いてくる思いだった。


そこでは KALDI COFFEE FARM のイラストでお馴染みのイラストレーター、流木と鉄のオブジェ作家 井上リエさんが個展を開くというのでノコノコと出かけていった。

実は KALDI COFFEEを買ったら商品を入れてくれるペーパーバッグのイラストが気にいって、うちの店でもレコードを入れる持ち帰り用手提げ袋に井上さんのイラストを使いたいなとある日、トイレに入っていたら急に思いついてしまった。


清水寺の舞台からパラシュートを背負って飛び降りるような気持ちで井上さんのイラストを使わせてもらえないかと訊ねてみたら、なんと井上さん本人から快く承諾が頂けた。
だが、材料や印刷代など制作費の面でなかなか思うように進まない。
一進一退どころか一進三退といったところだ。
おわかりだと思いますが、中古レコード店は恐ろしく貧乏なのだ。

レコードの持ち帰り袋の方はタイタニック号のように暗礁に乗り上げた形だが、代わりに販促用のトートバッグをただいま細々と検討中なのだ。
来月中にはなんとかしたいとは思っているがどうなることやら。 乞うご期待。


井上さんが描く絵は色の使い方、構図と動物の描き方が実に斬新で凡人のわたくしめには思いもつかない。
ずっと観ていてもぜんぜん飽きない楽しさがある(少なくとも私はそう思ってる)。
どうやって思いつくのか、絵から才能を感じてしまい、実に羨ましく思ってしまう。
そんな個性豊かな井上さんの個展は3331Arts Chiyodaで7月22日まで開催されている。

思わず購入してしまった一枚。
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 5||

70年頃に一世を風靡したプログレッシヴ・ロック・グループに「エマーソン・レイク&パーマー」がいた。
キーボード、ベースとドラムスという3人に依るトリオ編成のバンドで、それまでギター中心だったロック・シーンに新風を吹き込んだグループだ。
ロックのリフにムソルグスキーを使うという反則技に近い荒業で驚かしてくれた。

Emerson Lake & Palmer/Pictures At An Exhibition (island)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 6||

キース・エマーソンはそれまで在籍していたザ・ナイスというグループでの演奏はロックとクラシックの融合と思われていたが、実は現代音楽、ジャズ、フォーク等幅広いジャンルの音楽を網羅していた。
バルトーク、グルダ、コープランド等の近代、現代音楽をうまくアレンジして自分達のものにしてしまうのはまさにアイデアと力技。

もちろん元キング・クリムゾンのグレッグ・レイクの味わい深い叙情性に満ちたボーカルとこれでもかといわんばかりのエネルギッシュでテクニカルなカール・パーマーのドラムスがあってこそ。
今、聴き返してみても全く古さを感じさせないサウンドはまさにコクと深みのあるコーヒーのようだ。

東京、中部、九州、北陸などの電力各社の株主総会が28日に行われた。
結果として「脱原発」の提案はすべて否決されてしまった。
人の意見には耳を傾けない代表のような菅首相はエネルギー政策は時期国政選挙で最大の争点になると発言している。

自然エネルギーへのシフトは好ましい気がするが、電力会社、株主は世論の声に耳を傾けない結果と出た。
また電力会社は政府の指針にも耳を傾けない、目先の利益優先という表れだろうか。

ビートルズが解散するという時期、それぞれのメンバーは好き勝手でいて、お互いの意見には決して耳を貸さなかった。
亡きジョン・レノンと共に数々の名曲を作ってきたのは元ビートルズのポール・マッカートニー。
彼がビートルズを脱退の一週間後にリリースした最初のソロ作品「マッカートニー」はビートルズの諸作と比べて完成度が低いといわざるを得なかった。

当時のプレスやファンの反応も賛否両論だったが、長所は全ての演奏を自分自身で行ったアットホームな作りで、短所はあまりにもプライベートなお遊び的な作品とも思えた。
「ジャンク」等は好きな曲だが名曲とは呼びがたい。

Paul McCartney/McCartney (apple)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

ジョンとオノ・ヨーコの音楽活動に刺激されてか、ポールは奥さんのリンダをミュージック・パートナーに起用して「ラム」を作り上げた。
実際「マッカートニー」も「ラム」も好セールスを記録したがロック界に残る傑作かといえばかなり無理がある。

ポールは類稀なメロディ・メーカーであり、そのふたつの作品にいくら良い楽曲が多く並んでいてもビートルズ時代のようにレノンとの合作で完成度の高い作品に作り上げていくかという面では一人では限界があったのだろう。
たぶんビートルズ時代にはレノンも含め他のメンバーからの意見を取り入れ、演奏面で試行錯誤を繰り返し次から次へと名曲を世に送り出したのだと思う。

ポールが早々にデニー・レインを誘って「ウィングス」を結成したのも単に演奏に幅を持たせるだけが理由ではなかっただろう。
ウィングスとしてのデビュー作「ウィングス・ワイルド・ライフ」では快活なリズム・ナンバーをA面に、メロディアスなポップ・チューンをB面に配し、ポールは復活した。

続く「レッド・ローズ・スピードウエイ」では完全にビートルズの幻影をかなぐり捨て、ビートルズ時代には聴けなかったファンキーな曲やカントリー調の曲も多数収録している。
いかにもポールらしいといえる「マイ・ラヴ」はソロ転出後初めて名曲と呼べる曲かも知れないし、それは紆余曲折の結果か。

Paul McCartney & Wings/Band on The Run (apple)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

そして続く第三弾「バンド・オン・ザ・ラン」はナイジェリアで製作したポールの最高傑作の誉れ高い作品。
ラフな音作りと緻密なアレンジと緊張感が醸しだす一体感は聴いていて実に痛快だ。
絶妙ともいえるコーラス・ワーク、さりげないパーカッションのフィルイン、予想外のサックス・ソロ等全てがピタッとはまっている。

「バンド・オン・ザ・ラン」はポールが回り道を経て名作「アビー・ロード」のエンディングの部分に経ち帰れた傑作とも言え、それは回りからのいろんな意見を取り入れた結果だと信じている。

内閣不信任決議は否決され、やれ6月に総理辞任だ、いや8月に退陣だ、はたまた年内解散。。。
東電の福島原発問題はなんら解決されていないのに、我が国の内閣総理大臣周辺が賑やかだ。
総理の国民支持率も低く、同じ民主党内でも菅直人首相は嫌われている。
しかし菅さんが最低なら鳩山、小沢、岡田に谷垣も最低だ。

先月、浜岡原発停止でドヤ顔を見せた首相の支持率は持ち直したかに見えたが、すぐにしぼんだ。
あれもそもそもは米国からの圧力に依ることだったと想像する。
浜岡原発から米軍厚木基地へは直線距離で150キロで、横須賀基地へは160キロだ。
仮に東海地震で浜岡原発に何かが起こったら米軍施設にも及ぶであろうなんらかの影響を懸念しての圧力に依るものだと私なりに推理する。
でなければ、単なる首相自身の支持率アップの為のパフォーマンス以外はなさそうだ。


消費税や法人税の引き上げ論議が再燃しだしたが、実施されたら景気はますます悪化するだろうし、企業は今以上に海外に逃げていくだろう。
何億もの義援金がどこかで停まっているようなので、今は東電の役員数の見直し、東電社員や施設のリストラが先決だし、公務員の数も減らすことを先にすべきじゃないだろうか。
すべての公務員とはいわないが、市役所に行っても暇そうにしている役人は実に多い。
役人が役所で難しい顔をして隅から隅まで読んでいる新聞代も公費なんだろうか。

政治家もそもそも衆参合わせて700人以上も本当に必要なのだろうか。
月収は一人130万円でボーナスはひとり365万円、その他に通信や交通費は月100万円。
すなわち3,400万円以上が一人の議員に支払われている。
なぜかJR全線に無料でグリーン車に乗れて、飛行機にも月4回は無料で乗れる。
立派な議員宿舎の家賃もべらぼうに安いときてるから議員はやめられないとまらないカッパえびせん状態だ。

危機に直面している国の為に真面目に立ち上がるという良識のある政治家はこの国にはいない。
くだらない、つまらない。

Ella Fitzgerald/These Foolish Things
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

こんな、くだらないものでも君を思い出させる、という歌がある。
説得力のあるバラードを歌わせたら右に出るものがいないエラ・フィッツジェラルドがオスカー・ピーターソン・トリオをバックに歌う「ジーズ・フーリッシュ・シングス」は絶品。
ライブでのエラ・フリッツジェラルドの歌は迫力がある、というより観客を引きつけ、釘付けにする。
聴けば納得、支持率は100%だ。

A cigarette that bares a lipstick's traces
An airline ticket to romantic places
And still my heart has wings
These foolish things remind me of you.
A tinkling piano in the next apartment
Those stumblin’words that told you what my heart meant
A fairground's painted swings
These foolish things
Remind me of you.

口紅の跡がついた煙草や、
ロマンティックな場所への航空券、
それが今でも私の心を羽ばたかせる。
こんなつまらないものが
貴方を思い出させる。
隣の部屋から聴こえる無造作なピアノの音色、
貴方に言ってしまった他愛も無い私の心の中の言葉の数々
遊園地の派手な色のブランコ、
こんなつまらないものが
貴方を思い出させる。


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