レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

このアーチスト達にぞっこん!

[ リスト | 詳細 ]

昔から聴いてるアーティスト、今でも活躍してるグループ、いつのまにか姿を見なくなったプレーヤー、感動させてくれたアーティストなどは数々あれど、この一枚ってのを独りごとします。 キング・クリムゾン? ローリング・ストーンズ? クラプトン? そんなのどうでもいいじゃないですか。 陽の当たらない、当たらなかったプレーヤーって取り上げたくなっちゃうじゃないですか。 ここでは参加ミュージシャン、曲名、レコード番号、録音日などは割愛します。
記事検索
検索

全34ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]

デビッド・ボウイを始めて知ったのは中学生の頃だったか。
当時は全然聴く気がしなかったのをはっきりと覚えている。
「キッス」やら「ニューヨーク・ドールズ」あたりのグラム・ロックっていうのか、ああいうのと一緒にしていた。

化粧をしたり、綺麗な衣装を着飾って、いかにもサウンドよりも奇抜さや格好の方に力を入れている、悪く言えばチンドン屋的バンド、ミュージシャンと信じていた。

Mott The Hoople/All The Young Dudes (CBS)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

そんな偏見の目で見ていたデビッド・ボウイを初めて聴く気になったのは彼がプロデュースして、72年に発売されたモット・ザ・フープルの「すべての若き野郎ども」を聴いてからだ。
モット・ザ・フープルといえばB級ブリティッシュ・ロックの代表選手のようなグループで、解散寸前のところをデビッド・ボウイがプロデュースを行った本作で蘇ったからだ。

デビッド・ボウイがプロデュースした、そのモット・ザ・フープルの作品を聴いたところ、なかなかいいじゃないか、ということでデビッド・ボウイを聴き始めたという次第。
で、最初にボウイの作品を聴いたのがやはり72年に発売された「ジギー・スターダスト」だった。
彼の代表作だから内容は悪かろう筈がない。

David Bowie/The Rise And Fall of Ziggy Stardust and The Spiders From Mars (RCA)
||[[attached(3)]]イメージ 3||

シングル・カットされた Starmanの大ヒットもあり、本作でデビッド・ボウイは見事メジャーの仲間入りを果たした。
前作「ハンキー・ドリー」で結成された Spiders From Marsのミック、 トレヴァー、 ウッディの演奏もシンプルかつ大胆でお見事という他ない。

当初からいいセンスを持っていたようで、彼の作る楽曲はどれも高水準で、メロディ・ラインもしっかりとしており、それが化粧及び衣装とサウンドが妙なコントラストを生んでいる。
それにしても原題タイトルは長ったらしいな。

その後、ディスコ調であったり、テクノ・ポップ風であったりとある種つかみどころのない面を次々とリスナーに提示し、「レッツ・ダンス」で再度脚光を浴びたりはしている。
しかし、いつまで経っても色褪せない「ジギー・スターダスト」を越える作品はその後、残念ながら発表していないように思うのは私だけだろうか。

いずれにしても、音楽を先入観を持って聴いたらダメだってことを証明した偉大な作品です。

プロ野球も全試合が終了しました。
8日は巨人がヤクルトにまさかの逆転負けで3位が確定。
ジャイアンツを応援されていたファンの方々はさぞがっかりされたことでしょう。

阪神タイガースはたなぼたのように2位が転がり込んできたが、やはり最終戦を情けない完封負けをしていたので2位はあまりピンとこない。
それはさておき、セパともに対象のチームがクライマックス・シリーズを戦い、日本シリーズ制覇に向けての戦いがいよいよ始まります。

今日は連休の初日だというのに日本全国が雨または雨のち曇りとかで、いずれにしてもパッとしない天気だ。
店のある横浜は降っているのか降っていないのかわからないような微雨。

下記のように、雨は雨なんだが、雨を含む言葉の読み方はいろいろある。
日本語を覚えようとしている外人さんにとっては日本語は難しいだろうとつくづく思う。

大雨 (おおあめ)、小雨 (こさめ)、時雨 (しぐれ)、微雨 (びう)。

さて、ズート・シムズの作品「モダン・アート」に「9月の雨」という曲がある。
9月は既に終わって、もう10月だが、今年は気候が不安定だったし、9月といえどまだ暑い日が続いていた。
秋の到来も遅れたようだし、9月よりも今月の方が雨の日が多くなるような気がする。

Zoot Sims/Modern Art of Jazz vol.1 (dawn)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

ズートのこの作品は以前は希少盤だったが最近はちょくちょく見かける。
「9月の雨」はハリー・ウォーレン作曲、アル・デュビンが作詞した1937年の曲だ。
曲は凝ったテーマ・アレンジに続いて出てくるズートの暖かく、スムーズなソロは絶好調期のプレイであり、相性の良いサイドメンに囲まれた良質のモダン・ジャズ。

相棒はボブ・ブルックマイヤーのトロンボーン、ジョン・ウィリアムスのピアノ、そしてミルト・ヒントン、ガス・ジョンソンのリズム隊だ。
ジョン・ウィリアムスはご存知の方もいらっしゃいますが、60年代に入ると映画音楽の方面に進み、あの「スター・ウオーズ」の作曲者として名を馳せました。

My day dreams lie buried in autumn leaves,
They're covered with autumn rain
The time is sweet September,
The place, a shady lane,
I'm riding the wings of an autumn breeze,
Back to my memories;

The leaves of brown came tumbling down, remember?
In September, in the rain,
The sun went out just like a dying ember,
That September, in the rain
To ev'ry word of love I heard you whisper,
The raindrops seemed to play a sweet refrain,
Though spring is here, to me it's still September,
That September, in the rain.

詩の中では autumn leavesまた leaves of brown、つまり枯葉や紅葉を指している部分が出てきますが、やはり9月に紅葉や枯葉はまだ早い。
1930年代には紅葉は9月の風物詩だったのか。

今の日本では紅葉の季節はやはり今月、10月の半ばから後半にかけてだろうか。
という訳でこの曲は「9月」という言葉は忘れて、これからの季節に聴くのが最適でしょう。

少女のように可愛らしい声で歌うジャズ歌手の代表といえばブロッサム・ディアリーだ。
非常に個性的ではあるが聴き手に依っては好き嫌いがわかれてしまう。

正直、歌い手が若い頃であれば可愛いトーンでの歌声は全く問題はないが、ある一定の年齢を越えたなら歌い方に工夫をしなければ全てのリスナーに受け入れられるのは厳しくなってくるだろう。

ブロッサム・ディアリーの歌声に近いといえば美人歌手のビヴァリー・ケニーです。
ビヴァリー・ケニーの歌を表現するとしたらキュートで愛くるしいという方が適切かも知れません。

彼女が22歳の頃にフロリダのクラブで歌っているところをトミー・ドーシーに認められ同楽団で歌った後、ソロに転向。
ルーストとデッカから計6枚の自身の作品を残しています。

ただ、28歳のときに寝たばこが原因のホテル火災とも遺書を残して亡くなったともいわれ、若くしてこの世を去ったのが惜しまれます。

Beverly Kenney/Sings For Johnny Smith (roost)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

秋の天気は変わりやすく、カラッと晴れていたかと思えば雨で気温が下がったり、北風が吹いて寒く感じることもあるでしょう。

Don't Take Your Love From Meのスタンダード曲で有名なヘンリー・ネモが1941年に作った曲に'Tis Autumnがあります。
「'Tis」は「It is」の省略形。
「Mercury Climb」は水銀灯をもじって、温度が上昇するという表現。

恋人を抱きしめるときに「秋なんだから、仕方ないじゃない」と歌う。
「街灯のような暖かさで包み込んであげる」という表現でしょう。
北風がまるで季節の到来を告げるように吹き始める、深まった秋を感じさせる歌です。

Then the birds got together
To chirp about the weather
After makin' their decision
With birdie-like precision,
Turned about and made a bee-line to the south.

小鳥達は寄り添い
季節をさえずり、
彼らは季節の変化を感じ、
飛び立つ準備をして
南に飛んで行くよ。

Oh, holding you close is really no crime
Ask the birds, the trees, and old father time,
It's just to help the mercury climb
La-de-da, de-da-de-da, 'tis autumn.

君を抱きしめるのも自然だよ
鳥達や木々、老人にも聞いてごらんよ
それはただ二人の温度を上げているだけ
La-de-da, de-da-de-da 秋だから

しかし、いくら街灯の下だからといって急に相手に抱きついてはいけません。
くれぐれも言い訳が出来るように季節を感じてから行動してください。

タイガー・ウッズ選手は昨年11月、エリン夫人と口論になり、夫人が9番アイアンで襲いかかり、タイガーの上の歯が2本折れたそうだ。

その後、タイガーは夫人から逃げる際に自宅前で起こした自動車事故をきっかけに、次々と関係のあった女性が名乗り出るなどのスキャンダルに見舞われ、ツアーから一時姿を消した。

今年4月、今季のメジャー初戦となるマスターズ・トーナメントから復帰を果たしたが、不調が続いており、タイガーがプロとなって15年目で初めて米ツアーで優勝のないシーズンとなった。
一連の騒動の影響が著しかったのは明らかだ。

タイガーは不倫発覚後、性依存症を克服する為ミシシッピ州にある性依存症の研究においては最先端であるリハビリ施設に通ったようだ。

全米トップ・レベルの治療成績を誇っているその施設では通常、グループ・セラピー、認知行動療法、羞恥心軽減療法なども含まれ、6週間かけて治療が行われるようだ。

いっそ犬のように虚勢手術を受けた方が良かったのではないかとも思える。
昨年の騒動で明るみに出たお相手だけでも12人とも14人とも言われてる。
過去関係した女性の人数を入れると数百人に及ぶのだろうか。
タイガーというよりもモンキー・ウッズである。

Jimi Hendrix/Electric Ladyland (track)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

タイガーがゴルフ界のカリスマだとしたらジミ・ヘンドリックスは音楽界のカリスマだ。
タイガーはひょっとしたら今のままの成績が続けばそのうち忘れ去られる可能性があるが、ジミの場合は完結していないからいつまで経っても偉大だ。

ジミは志半ばで逝ってしまったので彼が生前製作に関与した作品は四枚のみで、そのうち一枚はライブだ。
だから彼がスタジオに篭ってアルバムとして彼が関与して製作した作品というのはたったの三枚しかない。

デビュー作「アー・ユー・エクスペリエンスド」は名刺代わりのような作品でジミのフレッシュな演奏が余すところ無く詰め込まれている。
続く第二作「アクシス・ボールド・アズ・ラブ」では既にステレオ録音の限界に挑むような試みが成されている。

もちろん上記二作にはモノラル盤もあるが、ジミが意図したのは最大限にステレオ効果を利用するということだったと思う。

で、代表作はもちろん第三作にあたる二枚組みの「エレクトリック・レディ・ランド」だ。
スタジオ技術を駆使した終盤の2曲を聴くと彼の頭の中にあったのは更なる高みだったような気がする。

ジミの死後リリースされた「クライ・オブ・ラブ」、「レインボー・ブリッジ」等も個々の曲の完成度は
ある程度の水準にあるが作品としてのまとまりには欠けている。
ジミが生きていたらどんなすごいスタジオ録音の四作目を作っていたのかものすごく興味がある。

因みに写真のものはマトリックス(A/B/C/D)が A1/A1/B1/B1、ジャケット内側の文字がブルー・レタリングの完全オリジナル盤です。


ボサノバの歴史はそれほど古くはなく、50年代末にブラジルでサンバにモダン・ジャズのスタイルが注入されて出来上がった新しいリズム形態の音楽スタイルだ。

58年にギタリストのアントニオ・カルロス・ジョビンが歌った 「Chega de Saudade シェーガ・ジ・サウダージ」がブラジルでヒットしたのが始まりとされている。

ブラジルを訪れたジャズメンによって米国本土にも紹介され、ジャズ・ボサともボサノバ・ジャズとも呼ばれたようだ。

スタン・ゲッツがアストラッド・ジルベルトをボーカルに据え、アントニオ・カルロス・ジョビンと組んで出した「ゲッツ=ジルベルト」がヒットし、空前のボサノバ・ジャズ・ブームが生まれた。
これが録音されたのは63年のこと。

しかし「ゲッツ=ジルベルト」のヒットから遡ること一年、実は62年にズート・シムズがケニー・バレルと組んで「New Beat Bossa Nova」を録音している。
また、ジーン・アモンズも「Bad! Bossa Nova」を62年に録音している。

Zoot Sims/New Beat Bossa Nova (colpix)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

なぜ「New Beat Bossa Nova」と「Bad! Bossa Nova」がさほどヒットせずに「Getz=Gilberto」がヒットしのか。

やはり現地ブラジルからアントニオ・カルロス・ジョビンとアストラッド・ジルベルトを招き、録音したスタン・ゲッツの方がしたたかで、役者が一枚上手だったようだ。

ところで、ジーン・アモンズの「Bad! Bossa Nova」にもズート・シムズの「New Beat Bossa Nova」同様、ケニー・バレルが参加している。 また、同じ62年にオルガン奏者のウィリス・ジャクソンが吹き込んだ「Bossa Nova Plus」にもケニー・バレルは参加している。

ケニー・バレルはよほどボサノバに興味があったのか、はたまた偶然か。

Willis Jackson/Bossa Nova Plus (prestige)
||[[attached(3)]]イメージ 3||

Badは通常、悪いとか不良とかのイメージのある単語。
どうしてタイトルに Bad!が付いているのかずっと不思議だった。

で、辞書を調べてみると「悪い」「不良品」等の他に俗語で「すばらしい、いかす;一流の;強烈な、びんびんくる▼特に黒人英語で多く用いる」とあった。
なるほど Badは「いかした」ということか。

決して内容が悪いということじゃなかった。
内容はケニー・バレルとバッキー・ピザレリの2本の生ギター、ボンゴ入りで如何にも泥臭いアモンズ節たっぷりの一風変わった「いかした」ボサノバ・ジャズだ。

Gene Ammons/Bad! Bossa Nova (prestige)
||[[attached(4)]]イメージ 4||

Gene Ammons (ts)
Bucky Pizzarelli (spanish g)
Kenny Burrell (g)
Hank Jones (p)
Norman Edge (b)
Oliver Jackson (perc)
Al Hayes (bongo)

Pagan Love Song
Ca'purange
Anna
Cae' Cae'
Moito Mato Grosso
Yellow Bird

全34ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]


.

ブログバナー

ビッグ・ビート・レコード
ビッグ・ビート・レコード
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事