レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

このアーチスト達にぞっこん!

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昔から聴いてるアーティスト、今でも活躍してるグループ、いつのまにか姿を見なくなったプレーヤー、感動させてくれたアーティストなどは数々あれど、この一枚ってのを独りごとします。 キング・クリムゾン? ローリング・ストーンズ? クラプトン? そんなのどうでもいいじゃないですか。 陽の当たらない、当たらなかったプレーヤーって取り上げたくなっちゃうじゃないですか。 ここでは参加ミュージシャン、曲名、レコード番号、録音日などは割愛します。
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ボーカリスト、デイヴィー・ジョーンズが2月29日に心臓発作が原因で66歳で死去した。
彼は66年に結成された「モンキーズ」のメンバーとして活躍し、彼の甘い歌声で歌う「デイドリーム・ビリーバー」など多くのヒット曲を放った。
テレビ番組「ザ・モンキーズ・ショー」も人気が高く、日本でもビートルズに迫る熱狂的なファンを集めたようだ。
かくいう私も何回かテレビで観たことがある。

The Monkees/First (RCA Victor)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

もともとは映画・テレビ・プロデューサーだったボブ・ラフェルソンとバート・シュナイダーがビートルズの映画「ハード・デイズ・ナイト」に挑発されたことに始まったようだ。

当初はデイヴ・クラーク・ファイヴやラヴィン・スプーンフルでテレビ番組を作ることを画策したが叶わず、デイリー・バラエティー紙やハリウッド・リポーター誌に歌って踊れるメンバーを募集。
オーディションに集まり合格したデイヴィー・ジョーンズやミッキー・ドレンツ達4人で結成されたのがモンキーズだ。

66年に録音されたデビュー・アルバムにはヒットシングル「恋の終列車Last Train to Clarksville」が収録されていることもあり大ヒット。
バックの演奏にはデレク&ザ・ドミノスに参加するジム・ゴードン、キャンド・ヒートに参加するラリー・テイラー、ジャニス・ジョプリンのバンドに加わるジェリー・マギー、カントリー・シンガーのグレン・キャンベル等錚々たるメンバーが集結している。

聴きなおしてみて、その演奏水準が高いのには改めて驚かされます。


68年には映画「Head」も公開されており、本作はジャック・ニコルソンが脚本を手がけ、怪優デニス・ホッパー、ディズニー関連で有名なガール・ポップ・シンガーのアネット、そしてなんとフランク・ザッパも出演していたようだ。
映画自体はサイケデリックで難解な映画だったことからヒットしなかったそうだ。

メンバー間の仲も悪かったようで音楽の志向の違いもあり68年にピーター・トークが脱退し、その後3人でしばらく活動を続けたが3年間の短い活動期間の後にあえなく解散している。

寒い日が続いている。
外出にはブーツを履いたり、靴の中にホッカイロを入れたりの日々が続いている。

暦の上ではもう春といっても寒いから感覚的には間違いなく今はまだ冬だ。
今年もたぶん暖かい日は4月を待たねばならないだろう。

こんな寒い日にはやけくそでジャズ・ボーカルを聴くに限る。
ジャズ・ボーカルと一口に言っても歌手に依ってはタイプは様々だからどれを聴くか迷うことも少なくない。


ジャズ・ボーカリストとして先ず思い浮かぶのはビリー・ホリディ。
次いでエラ・フリッツジェラルド、カーメン・マクレエ、あたりか。
白人女性ではアニタ・オデイ、ヘレン・メリル、クリス・コナー等が続く。
非常に妥当な選択だ。

人に依ってはジョー・スタッフォード、ペギー・リー、ローズマリー・クルーニー、ニーナ・シモンであるとか、きりがない。

ジャズ・ボーカルの世界は考えてみたらプロ野球の世界と似ている。
人気の白人女性、実力の黒人歌手。
しかし最近ではマー君やハンカチ王子の活躍でパ・リーグが人気も実力もセを上回ってるかも知れない。

さて、ジャズ・ボーカルの世界を切り開いたのは誰がなんといおうがビリー・ホリディだろう。
しかし、ここだけの話ですが、恥ずかしながら私は実は聴き始めの頃はビリーの歌が苦手だった。
テクニック云々というよりビリーの歌はあまりにも真に迫っていた。

コモドアから出た「奇妙な果実」辺りを聴いてもあまりにも暗く、リアルであって、例えありきたりの恋の歌を歌っても男女のドロドロとしたものを感じさせた。
ビリーはたぶん己の波乱に満ちた人生を生きた証としてそれらを歌で表現していたのだろう。
それがひどく重たく感じるときがある。


ビリーと入れ替わりに頭角を現したのがサラ・ヴォーンだ。
ちょうどチャーリー・パーカーに代表されるモダン・ジャズの新しいスタイルをボーカルで築いた人ともいえる。

そのサラのスキャットや即興を交えたボーカル・スタイルは声質は別としてビリー・ホリディと比べると非常にまろやかで、モダンだ。
第三のビールのような新感覚と呼んでもいいくらいのスタイルだ。

スタンダードであろうがポップス曲であろうが、どんなジャンルの歌でも自分のものにして歌ってしまうところがサラの実力とパワー。
いわゆる全天候型のボーカリストといえる。

「アフター・アワーズ」や「アット・ミスター・ケリーズ」等傑作が多いが極めつけはエマーシーからリリースされた「ウィズ・クリフォード・ブラウン」でしょう。

青江三奈ではないが、本作でもサラのデュデュビデュビと歌うスキャットは絶好調で、クリフォード・ブラウンの燃えるようなトランペットと互角の勝負をしている。

スタンダードの名曲「パリの四月」をサラは本作で切々とまた力強く歌っている。
窓の外は寒いが、この曲を聴けば春のそよ風を感じることが出来、ひょっとしたらスリッパで外に出れるかも。

April in Paris, chestnuts in blossom
Holiday tables under the trees
April in Paris, this is a feeling
No one can ever reprise

パリの四月、栗の木は花咲き
木々の下の休日のテーブル
パリの四月、この気分
誰もいままで味わったことがない

I never knew the charm of spring
Never met it face to face
I never knew my heart could sing
Never missed a warm embrace, till

私は春の魅力を知らなかった
春を感じることさえ忘れ
私の心が高鳴るなんて思いもしなかった
いままで温かい抱擁が恋しいとは思わなかった

April in paris, whom can I run to?
What have you done to my heart?

パリの四月、私は誰の元に行けば良いの?
あなたは私の心に何をしたの?

新しい年。
新年を新たな気持ちで迎えた人も多かったことだろう。
とはいえ、昨年最大の出来事といえば東日本大震災。
大事な方を震災で亡くした方も多いことだろう。
それでも暗い気持ちでばかりはいられないと前を向かれている姿には感動すら覚える。

福島の原発事故も政府の楽観的な発表とは違い、まだ収まってはいないのが現実だ。
放射能漏洩で私達の原発に対する考え方も一変させた。
放射能は千葉や東京はおろか静岡まで飛んできてお茶が汚染されていた。


確かに放射能は目に見えないから怖い。
福島原発に近いところに住まれている方にとっての脅威は消えないだろう。

しかし、まてよ、良く考えてみたら煙草は放射能よりもっと健康に悪いかも知れない。
良く食べるカップ麺には体にいいとはいえない着色料や防腐剤がたんまりと使われているだろう。
無農薬野菜を好んで食べていても外食すれば使われた野菜には農薬がたっぷりと付いているかも知れない。
コーヒーなどに入れる人口甘味料はダイエットの助けにこそなれど健康にはどうなんだろうか。
外を歩けば紫外線で皮膚癌になるかも知れない。
中国からの汚染された大気が降り注ぐ。

そんなことをあれこれと考えていてもどうしようもない。
心配しようがしまいが新しい年になった。
希望に満ちた新しい年だ。
良い年になって欲しいと切に願う。

Steve Miller Band/Brave New World (capitol)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

スティーヴ・ミラー・バンドが69年に吹き込んだ3作目で、中心メンバーだったボズ・スキャッグスは前作 Sailerを最後にグループを脱退している。
しかしボズ・スキャッグスが去ったといって、スティーヴは泣いて悲しんではいなかった。
トリオになっても音がこじんまりとならなかったのはさすがスティーヴ・ミラーで、彼の作るメロディ・センスは脱帽もの。
スティーヴ・ミラーの代表作といえば Fly Like An Eagleだが、前を向いて新しい自身のサウンドを確立した本作の出来もこれまた素晴らしい。

スティーヴ・ミラー・バンドはご多分にもれずブルース・バンドとしてスタートしていますが、本作あたりから完全に自身のスタイルを確立しています。
ビートルズのポール・マッカトニーとも親交があり、本作にはポールがゲスト参加しているのも多少は話題になりました。

内容はまさに誇り高き新しい世界。

Steve Miller (g, harp, vo)
Tim Davis (perc, vib, vo)
Lonnie Turner (b, g, vo)

Ben Sidran (key)
Glyn Johns (g, perc, vo)

Brave New World
Seasons
Space Cowboy
Got Love 'Cause You Need It
Lt's Midnight Dream
Can't You Hear Your Daddy's Heartbeat
Celebration Song Kow Kow
In My Dark Hour

今日、車を運転中、ラジオから流れる島倉千代子が歌う「人生いろいろ」を聴いていて、しみじみといい歌だなと感心していた。

今年も第62回NHK紅白歌合戦が12月31日の大晦日に行われる。

韓流グループが大挙出場することになったことをロンドンブーツの田村淳が批判的なコメントをしたと話題になっている。
賛否は分かれるだろうが、私もロンブー淳の意見には賛成だ。

考え方が古いかも知れないが、紅白歌合戦は日本が世界に誇れる独自の文化のような気がしてならない。
それに今年は特に東日本大震災があったから余計にそう思う。


確かに、千昌夫は出演する。
しかし、こんなときにこそ宮城県出身のさとう宗幸が歌う「青葉城恋唄」なんぞは被災地で辛い思いをしている被災者達をどれだけ元気づけることだろうか。

また、島倉千代子も出演しない紅白だ。
お年寄りにとって島倉千代子は今でもスターではないだろうか。
NHKは島倉千代子よりも韓流スターをとったわけだ。

NHKにもそれなりの事情はあるのかも知れないが、ちょっと寂しい気がする。


震災復興の為の臨時増税案が議論されている。
その後には消費増税が間違いなく導入される。
景気が低迷しているのに増税が行われたら内需はますます冷え込み縮小して物が売れなくなるかも知れない。
税を上げて物が売れなくなり税収が減ってしまったら元も子もないような気がするが。

また、関税を撤廃するTPPすなわち環太平洋経済連携協定に日本が参加するかどうかで議論が行われてる。
良い面と悪い面があるTPP参加問題も決断を誤れば日本は第二のギリシャのような危機に見舞われるのではないだろうか。

確かに自動車等の輸出品目等に関しては輸出しやすくなるだろう。
また、外国から安い農作物が関税なしで輸入されたら消費者にとってはいいが、日本の農業は壊滅的ダメージを受けるかも知れない。
但し、海外生産が活発な昨今、日本で生産し、輸出している車等がどれほどあるのだろうか。

それに輸入品に対する関税が撤廃された場合、関税という税収が確実に減ってしまう。
税関の人数は減ることは先ずないだろうが、税収減を補う為の更なる増税はあり得る話だ。

明るい面と暗い面が同居する問題だ。

The Byrds/Mr.Tambourine Man (columbia)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

ビートルズに代表されるブリティッシュ・ビート・グループ全盛の65年、爽やかなフォーク・ロックで反撃したのがザ・バーズだ。
軽快なギター・サウンドと爽やかなハーモニーで始まる「ミスター・タンブリン・マン」は単なるヒット曲である以上にフォーク・ロックの幕開けとして捉えることが出来る記念すべき曲といえる。

その曲の完成度の高さは作者、ボブ・ディランでは作りえなかった、フォーク・ロックという新しい世界。
デビュー・シングルとして発売されたこの曲はナンバー・ワン・ヒットとなるが、ヒットには一年も要している。
65年に巻き起こったフォーク・ロック・ブームに依って徐々に人気が高まって一年後に花開いたというわけだ。

この曲は強烈に爽やかなイメージがある反面こと詩に関しては複雑だ。
そもそもタンバリン・マンというのはヤクを販売する人のことを指すスラングだそうだ。
曲の持つ明るいイメージとは裏腹に詩は暗く実に重い。
この曲にも明るい面と暗い面が同居する。

Hey, Mr.Tambourine Man, play a song for me
I'm not sleepy and there is no place I'm going to
Hey, Mr.Tambourine Man, play a song for me
In the jingle jangle morning, I'll come folowin' you

おい ミスター・タンバリンマン 一曲演奏してくれ
ぼくは眠くもないし 出かけるあてもない
おい ミスター・タンバリンマン 一曲演奏してくれ
慌しい朝でも ついていくから

Though I know that everything's empire has returned into sand
Vanished from my hand
Left me blindly here to stand but still not sleeping

築き上げてきたものなんてすべて手の平から風で消え失せてしまう砂のようなものだとわかっている。
ただ呆然としてここに立ち尽くしている
だけどまだ眠くないんだ

My weariness amazes me, I am branded on my feet
I have no one to meet
And the ancient empty street's too dead for dreaming

疲れきっている自分には驚かされるが、自分の足はここに釘付けになっている
ぼくには会う奴なんていない
古ぼけた無人の道もすっかり廃れているか夢の中のようだ


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