レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

このアーチスト達にぞっこん!

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昔から聴いてるアーティスト、今でも活躍してるグループ、いつのまにか姿を見なくなったプレーヤー、感動させてくれたアーティストなどは数々あれど、この一枚ってのを独りごとします。 キング・クリムゾン? ローリング・ストーンズ? クラプトン? そんなのどうでもいいじゃないですか。 陽の当たらない、当たらなかったプレーヤーって取り上げたくなっちゃうじゃないですか。 ここでは参加ミュージシャン、曲名、レコード番号、録音日などは割愛します。
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テレビ「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを務めていた滝口順平さんが8月29日にお亡くなりになった。
滝口さんといえば、人気アニメ「ヤッターマン」のドクロベエの声といえばおわかりになる方もいらっしゃるだろう。
ルパン3世の故山田康雄さん同様、一度聞いたら忘れられない特徴のある声だ。


歌手で声に特徴のある人といえば「女のためいき」でデビューした森進一。
で、「ニューヨークのためいき」といえばヘレン・メリル。
ヘレン・メリルがニューヨーク生まれだったことも由来しているようだ。
両親がユーゴスラビア出身ということもあり、ヨーロッパの血も受け継いでいる。
その辺りのフィーリングも彼女の歌の情緒に表れていて、日本人に好まれたように思える。

Helen Merrill/With Clifford Brown (EmArcy)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

54年12月にエマーシーに吹き込んだデビューLP「with Clifford Brown (MG36006)」はクリフォード・ブラウン、オスカー・ぺティフォード達のバッキングが素晴らしいこともあり大ヒット。
また若き日のクインシー・ジョーンズのフレッシュな編曲がなければここまでの名作にはならなかったかも知れない。

今回はレコード・レーベルに関して。
エマーシー・レーベルはマーキュリーの某系レーベルとして知られていて54年から活動を開始、その後は59年には閉鎖されマーキュリー・レーベルから再発されています。
クリフォード・ブラウン、マックス・ローチ、ヘレン・メリル、ダイナ・ワシントン等と専属契約し、華々しい活動を展開しました。

どのレーベルがオリジナルか、再発なのかという点について関心ある方も多いですが、エマーシーはちょっと難しい。

前述、ヘレン・メリルのデビュー作のレーベルは大ドラマーですが、左上の EmArcyの下にマーキュリーの小さなロゴがある。 裏面は青のいわゆるブルーバック。
レーベルの淵に銀色のリングが付いているのがファーストと言われています。
しかしマーキュリーの小さなロゴがあるのがファーストなのかそれとも後発レーベルなのか。

ダイナ・ワシントンの名作「Dinah Jams (MG36000)」は同じ54年録音で、レーベルは小ドラマーで、左上 EmArcyの下にロゴはなく、ジャケット裏はオリジナルの証のブルー・バック。
レーベルは小→大→小と移り変わったのか。。。


こちらは同じへレン・メリルの「Merrill At Midnight (MG36107)」は57年録音で、レーベルは大ドラマーで、左上 EmArcyの下にロゴがあるが、ジャケット裏は黒。


こちらはテリー・ギブスの「Terry Gibbs (MG36047)は55年録音で、レーベルは小ドラマーで、銀の淵付きで、小さなロゴはなく、ブルー・バック。
こうなったら、ますますわからない。 
エマーシーのレーベルに関しては謎が多すぎる。


ブログではあまりお客様のことは書かないようにしているのだが、先日このような出来事があった。

お客さんからトイレを貸してもらいたいと頼まれた。
ただ、トイレにたどり着くまでの裏の通路にはレコードの箱が山積みしてあり、常に息を吸って腹をへこませた状態でしか進めない。
だからお客様(お腹の出てるお客様には特に)には常に「申し訳ございません、ただいまトイレは使えない状態です。」とやんわりとお断りしている。

しかし、そのお客さんは次第に顔色が真っ青になってきたので、隣のビルに入ってるゲームセンターで借りるように勧めた。
当然のことながらそのお客さんは跳ねるように店を出て行ったが、店内に戻ってくることはなかった。

最近ではコンビニもトイレを貸すことで客を逃さない為の努力をしている。
確かに以前はトイレがあっても「使えません」という悲しい返事だった。
「だったらお前はどこでトイレをしてるんだ」と文句のひとつも言いたかった思いはみなさんにもおありだろう。

今はコンビニ、スーパー、デパート、飲食店、居酒屋、パチンコ屋等では間違いなくトイレは借りれる。
しかし、服屋、たばこ屋、カメラ屋、魚屋、クリーニング屋等の小ぶりな店で果たしてトイレは借りれるのだろうか。

Geronimo Black/Same (Uni)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

品のない風情のメンバーが綺麗なジャケットに収まっている作品がある。
Uniというレコード会社は「ストロベリー・アラーム・クロック」や「フィーバー・トゥリー」等のサイケロックを演るバンドの作品を数多く出している弱小レーベルだ。

聴いたことのない作品を初めて聴くときのスリルは言葉では表わすことは難しい。
ましてやマイナーなレーベルの作品を聴く機会ってそんなにはないはずだ。
「ジェロニモ・ブラック」という作品は先ずジャケットが格好いいが、良く見ると汚らしい成りをしたメンバーがずらりと並んでいる。

マザースをクビ(?)になったジミー・カール・ブラックが結成した意外とまともなバンドが「ジェロニモ・ブラック」。
メンバーは元 Loveのジェイ・コントレリ、元ドクター・ジョンのバンドにいたアンディ・カーン等個性派揃い。

分厚いホーンが入っているからサウンドは重量感のあるジャズ・ロック(以前はブラス・ロックとも言っていた)だったりブラスの入ったスワンプ・ロックだったりする。
そこかしこでマザース風なボーカルが入るので「フランク・ザッパの未発表音源だよ」と言ってもほとんどの人が信じてしまうだろう。

ところが「シエスタ」という曲はキング・クリムゾンの「風に語りて」の続編のような美しい曲なので驚かされてしまう。
公園でたむろしているような小汚い連中が集まったバンドだが、飛び出してくる音は超一流レストランの味だからなんとなく嬉しくなってしまう。

メンバーの酒癖が悪かったり、喧嘩が絶えなかったり、レコード会社とのトラブルなどが重なり本作のみを残して空中分解してしまったのは予想どおりともいえるが非常に残念でもある。

Jimmy Carl Black (ex Mothers) (ds, vo)
Andy Cahan (ex Dr.John) (key)
Tjay Contrelli John Barberis (ex Love) (sax)
Bunk Gardner (ex Mothers) (horns)
Buzz Gardner (horns)
Tom Leavey (b)
Denny Walley (ex Mothers) (g)

先日、キャンディーズのスーちゃんこと田中好子が乳がんの為、55歳の若さで亡くなった。
国民的な人気者だったことを改めて思い知らされた。
それに引きかえ、菅直人はどうしてこうも人気が低迷しているのだろうか。

スーちゃんの葬儀の際、本人が亡くなる前にふり絞るような声で録音したお別れの言葉には不覚にも泣けてしまった。
元メンバーのランちゃんとミキちゃんが弔辞を述べたとき「スーさん」と語りかけていたとき、うかつにも釣りバカ日誌の「スーさん」を想像してしまった。
キャンディーズのスーちゃんはいくら年だからといって「スーさん」はないだろう、と何度も心の中でつぶやいた。

キャンディーズの熱烈なファンでもなかった私だが、毎年この季節になると、きっと「春一番」とキャンディーズのことは思い出すことだろう。

キャンディーズは77年に「普通の女の子に戻りたい」と解散宣言して翌年惜しくも解散した。
日本の首相、菅さんは「普通の議員に戻りたい」と解散宣言するのはいつのことなんだろうか。 
内閣解散を惜しむファンはいないのだから。

Sue Raney/When Your Lover Has Gone (capitol)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

予想された方もいらっしゃるかと思いますが、スー・レイニーです。
ジャズ界ではやはり、スーちゃんで通っています。
こちらのスーちゃんもキャンディーズのスーちゃんに負けじと17歳で初アルバムを57年に吹き込んでいます。

ほのかな色気の滲み出たややハスキーかつ初々しい歌はとてもデビュー作とは思えないほどで殿方はノックアウト必至の内容です。
本人はエラ・フリッツジェラルドを敬愛していたそうですが、若さに違わぬ、情感溢れる、なかなかな歌唱力で聴かせてくれます。

Sue Raney/Happiness Is A Warm (philips)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

こちらは7年後の64年にスーちゃんがキャピトルからフィリップスに移籍して吹き込んだ作品で、ジャケットからも明るい印象を受ける作品ですが、ほのかなお色気を感じさせるジャジーな雰囲気の歌がたまらない。

また、「微笑がえし」か「春一番」を思わせるような爽やかなジャケットも魅力だ。
しかし、デビュー作と比べたらこちらの写真の方が断然若く見える。
う〜ん、女性の年齢は本当にわからないなとつくづく思う今日この頃です。
「スーちゃーん」

菅総理が「避難区域には10年か20年か、当面住めないだろう。」と発言したとされる問題は自らが発言を否定したが、波紋は広がっている。
原発事故の対応が遅かったり、現地入りにしてもヘリでぐるっと回ってお茶を濁したりで、党内外から退陣待望論が出ても本人は総理の座に居座るつもりでしょう。
菅総理を見ていると、どうも「裸の王様」を連想してしまう。

王様といえば、キング。
キングといえばキング・カズ。
先日も東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチで44歳のカズが見事にゴールを決め、久々にカズ・ダンスを観た。

キング・レコードといえば演歌に強いレコード会社。
しかしアメリカでキング・レコードといえばR&Bなど黒っぽい音作りが得意の、シンシナティにあったレコード会社だ。
ジェームス・ブラウンの初期の作品はキング・レコードから出ていたし、ジャズでは泥臭いエディ・ロックジョー・デイヴィスやアール・ボスティックなどがキングに在籍していた。

Lorez Alexandria/The Band Swings - Lorez Sings (king)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

そんなキング・レコードから57年にデビューしたのがロレス・アレキサンドリア嬢。
綴りを見るとロレツとも発音出来るが、本名がドロレスだからロレスが正しいのでしょう。

ロレスは若い頃、10年以上も教会やアカペラの合唱団で活躍した経歴の持ち主。
決して、メロディを崩した歌い方をしない人なので軽妙なノリに個性を発揮しているが強烈な個性とはいえない。
しかし歌唱力も申し分なく、キュートな明るい歌声、洗練されたフレージングとセンスの良さが魅力。

64年にインパルスに移籍して吹き込んだ「The Great」で一気に人気とジャズ・ボーカリストの地位を確立したが、キングに残した作品はどれもダイアモンドの原石のような輝きを放っている。
黒人歌手特有の癖もなく、モダンで洗練された歌には聴き手を包み込んでくるような魅力を感じる。

You're My Thrill
Don't Blame Me
Ain't Misbehavin'
What Is This Thing Called Love
Dancing On The Celing
Love Is Just Around The Corner
I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter
Just You, Just Me
All The Things You Are
The Thrill Is Gone
My Baby Just Cares For Me

100億の義援金を送った人もいれば、放射能汚染地域だから救援物資が届かないと知るや救援物資をかき集めてひとりトラックに飛び乗って福島に名前も告げずに物資を置いていった江頭。
どちらも援助に変わりはないだろうが、危険を顧みないで勇気ある行動をした人は間違いなくヒーローだ。

売名行為だと非難する人もいるだろうが、杉良太郎が何十年も行っている支援活動も賞賛されるべきだろう。
お金がたんまりある人はたんまりと義援金を贈ればいいだろうし、現地に行くという行動が出来る人はただただ素晴らしい。

「描いた絵を被災者に贈って勇気を」と言っても絵を贈られた被災者は「カップ麺の方が良かった」と思うかも知れない。

Roxy Music/Avalon (eg)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

杉良太郎というと、つい「ロキシー・ミュージック」のブライアン・フェリーを連想してしまう。
どちらも蝶ネクタイとキンキラキンの衣装が似合うダンディだが、歳をとり過ぎているからか売れないホストという出で立ちが思い浮かぶが、ダンディ板野のようなワンパターンでもなければ、ぴんから兄弟ほど泥臭さはない。 どちらかといえば成り上がりを自称する矢沢永吉に近い二人だ。

イーノの在籍していた頃のデビュー作や Sirenの評価が高いロキシー・ミュージック。
Avalonはそんなロキシー・ミュージックの最後を飾るに相応しい作品だ。

70年代から一貫して大胆でポップなアプローチを展開してきたロキシーだが、Avalonは小さな枠に収まらない、壮大で耽美的なサウンドが魅力だ。
幻想的ムードに溢れ、ブライアン・フェリーの歌声はダンディズムに溢れ、心に強く残る、余韻に浸ることの出来る最高傑作となった。

Avalonはイギリスのどこかにあるとされる伝説の島であり、美しいリンゴで名高い楽園。
日本の美しかった土地と景色は伝説になることもなく、いつかの日か必ず蘇るはず。


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