レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

このアーチスト達にぞっこん!

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昔から聴いてるアーティスト、今でも活躍してるグループ、いつのまにか姿を見なくなったプレーヤー、感動させてくれたアーティストなどは数々あれど、この一枚ってのを独りごとします。 キング・クリムゾン? ローリング・ストーンズ? クラプトン? そんなのどうでもいいじゃないですか。 陽の当たらない、当たらなかったプレーヤーって取り上げたくなっちゃうじゃないですか。 ここでは参加ミュージシャン、曲名、レコード番号、録音日などは割愛します。
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今はそうでもないが、夏場など暑いと当然気温が上がる。
梅雨時はもちろんそうだが、気温が上がると空気中には水分がより多く含まれている。
そのような、空気中に水分が多いと物はちょっとしたことですぐに湿っ気る。
おせんべいやチップスはいつの間にか湿っ気てる。

湿っ気たおせんべいやチップスはどうも美味くない。
しかし要は水分を取り除けばいいので、トースターやオーブンで簡単に元どおりになるようだ。

クッキーやクラッカーの主成分は小麦粉で、乾燥地域で作られ、おせんべい等に用いる米は湿地で作られる。
原料の小麦粉と米とではそもそも水分含有量が違うようだ。
おせんべいがクッキーやクラッカーに比べてより早く湿っ気るような気がしてたのはそのせいだろうか。

レジの横に置いてあるクラッカーは数日経ってるが(単にシリカゲルのおかげか)不思議と湿っ気てない。
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

55年の傑作 Cooking The Bluesに引き続いて数週間後に吹き込まれたバディ・デフランコの作品 Sweet and Lovelyにはやはり名手ソニー・クラークとタル・ファーロウが参加しています。

ソニー・クラークを初めとする軽快なリズム陣が煽るからかデフランコは狂ったようにモダンにスィンギーに生涯最高と言えるプレイを披露しています。
その Sweet And Lovelyには「バット・ビューティフル But Beautiful」という曲が収録されている。

Here's That Rainy Dayを作ったジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲とジョニー・バーク作詞の名コンビに依る名曲だ。
「だけど」という但し書きが付く「バット・ビューティフル」のビューティフルは容姿や見た目のことではない。

「恋心は美しい」という恋心を綴ったラブ・ソングで、それは明るいメロディとせつなさのバランスが絶妙な傑作といえる。

Buddy De Franco/Sweet and Lovely (verve)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

Buddy De Franco (cl)
Tal Farlow (g)
Sonny Clarke (p, org)
Eugene Wright (b)
Robert White (ds)

Love is funny or it's sad
Or it's quiet or it's mad
It's a good thing or it's bad
But beautiful

恋はおかしかったり、悲しかったり
おだやかだったり、狂おしかったり
良いか悪いか分からないけれど
でも、恋は美しい

Beautiful to take a chance
And if you fall, you fall
And I'm thinking that I wouldn't mind at all.

恋に賭けるのは美しい
恋に落ちたら落ちただけのこと
そんなことは全然気にしないと考えてる

ジョニー・バークの詞のように恋をしていると、うれしいことも悲しいことも頭にくることもあるでしょう。
甘いも酸っぱいも苦い、喧嘩もするだろうし、そんなことを全部ひっくるめての恋だろうから。
いいことばかりが恋じゃない。

誰だって楽しいことや嬉しいばかりの恋や人生なんてきっとつまらないでしょう。
困難に立ち向かい、苦しいことをいくつも乗り越えた先にある喜びが得れたときにこそ最大の幸せがあるように思えます。

ヨハン・ストラウス、レオナード・バーンスタイン等ユダヤ系の音楽家は多く、アメリカの映画音楽の作曲家にもジョージ・ガーシュウィン、リチャード・ロジャース等ユダヤ系の人は多い。

「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」はポーランド人のブロニスラウ・ケイパーという作曲家の作品ですが、彼もまたユダヤ系です。

彼らジューイッシュ(ユダヤ人)が好んで用いるのがジューイッシュ・メロディ。
ケイパーのもうひとつの傑作「インビテーション」にもジューイッシュ・メロディが用いられていて、メジャー・キーとマイナー・キーを効果的に使っています。


「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」で先ず思い浮かべるのがビル・エバンスの同名タイトルのアルバムに収録された「グリーン・ドルフィン・ストリート」だ。

チェット・ベイカーとの録音セッションが早く終わったので、開いた時間を用いて録音したという非常にリラックスした演奏が楽しめる。

エバンスはテーマの後、ずっとコードでソロをとる。
一切の妥協はなく、その長さは4コーラス分で、単音のフレーズは一切出てこない。

脇を固めるのはポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズという当時マイルス・デイビス・グループにいた強力コンビとのトリオ演奏も珍しく、まさに重量級のタッグ・マッチだ。

Bill Evans/Green Dolphin Street (riverside)
||[[attached(3)]]イメージ 3||

ウィントン・ケリーの「ドルフィン・ストリート」も捨てがたい。
ポール・チェンバース、ジミー・コブとのトリオ演奏で、こちらもマイルス・グループのリズム隊との共演だ。

このトリオをバックにマイルスは頻繁にこの曲を取り上げるが、ケリーのトリオだけの演奏はビビッドで素晴らしい。

くつろぎにあふれた、思わず身体がスイングしてしまう演奏だ。
こちらもベースとドラムスのソロは全くなく、最初から最後までケリーが弾きまくる、のりのりの演奏だ。

Wynton Kelly/Kelly Blue (riverside)
||[[attached(4)]]イメージ 4||

同じ59年の録音、同じレコード会社、マイルス・グループのリズム隊とのトリオ演奏と共通点も多い二作。

どちらもモダン・ジャズの傑作といわれるピアノ・トリオ演奏で、どちらも個性的でアクが強い。
貴方はどちらの「グリーン・ドルフィン・ストリート」が好みですか?

それとも綺麗な粒立ちの音が魅力のレッド・ガーランドの「ブライト・アンド・ブリージー」の中で聴ける落ち着いた味わいの「グリーン・ドルフィン・ストリート」がお好み?

そんなゆったりとした、素敵なメロディの「グリーン・ドルフィン・ストリート」に後から詩を付けたのが「星にねがいを」で有名なネッド・ワシントンだ。
それにしてもいい詩だな〜。

目を閉じると、行ったこともない、見たこともない「イルカのいる緑の通り」が目に浮かぶ。
(そんなことないか)

Lover, one lovely day
Love came, planning to stay
Green Dolphin Street supplied the setting
The setting for nights beyond forgetting

ある素敵な日に
二人のあの愛がまた戻ってくる。
グリーン・ドルフィン・ストリートが舞台を整えてくれ、
忘れられぬ夜を演出してくれる。

And through these moments apart
Memories live in my heart
When I recall the love I found on,
I could kiss the ground on
Green Dolphin Street

また、いくら離れることになろうとも
大切な思い出は胸の中で息づく。
二人の愛の日々を想う時、
私はグリーン・ドルフィン・ストリートに口づけしたくなる。

自分にとってのお気に入りはヒロ・ヤマガタの小さな絵だ。
縮小された複製物だがそんなことは一向に構わない。
家の玄関にひっそりと掛かっている。


なんの変哲もない絵だが、左下の方に小さく、ジャズ・ピアニストの Bill Evansの名前が描かれている。 
これだけでご機嫌になってしまう絵だ。


ジャズ・アーチストでお気に入りといえば、どうしてもドラマーに目がいってしまう(いや耳か)。
好きなドラマーはデイヴ・ベイリー、ジョー・ジョーンズ、そしてピート・ラロカだ。

ピート・ラロカを最初に聴いたのはソニー・ロリンズの「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」だ。
この作品では大半の曲でエルヴィン・ジョーンズがドラムを叩いているがピートが叩いている曲がある。
たぶんエルヴィンの都合がつかなくなってピートが急遽代役を買って出たと思われる。

その後はジョー・ヘンダーソンの「ページ・ワン」、ジャッキー・マクリーンの「ブルースニク」、「ニュー・ソイル」等でピートのドラムが聴ける。

J.R. Monterose/The Message (jaro)
||[[attached(4)]]イメージ 4||

続いて彼の名前を見たのはJ.R.モントローズの幻の名盤「ザ・メッセージ」でだ。
一曲目の「ストレート・アヘッド」からピートのドラミングは豪快で、飛ばしまくり、中盤でのJRとの掛け合いも実にスリリングだ。

かといえば非常に繊細はプレイも披露しており、シンバル・レガートの柔らかく軽妙なニュアンスは絶品だ。

そして65年にはブルーノートから自身の作品「バスラ」も発表している。
本作には盟友とも呼べるジョー・ヘンダーソン、スティーヴ・キューン、スティーヴ・スワローが参加している。

Pete La Roca/Basra (blue note)
||[[attached(5)]]イメージ 5||

気心の知れた連中を相手に躍動感のあるドラミングが聴ける。
第一、ブルーノートにはドラマー名義の作品は(アート・ブレイキーは例外として)エルヴィン・ジョーンズの作品など数えるほどしかない。
それほどブルーノートのアルフレッド・ライオンからしたら魅力的なドラマーだったのだろう。

しかし60年代の後半にピートは突如として引退してしまい法律家に転進している。
たぶんピートは賢かったのである。
賢いから力任せではなく、ツボを抑えたドラミングが出来たのだろう。
彼の参加している作品はどれも美しい。

最近、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブなどやたらとオネエ系の人をテレビで観る機会が多い。
ミッツ・マングローブは熱帯雨林に育成する森林のことではない。
見かけによらずにどちらも考え方などは正常で、頭の回転も早いようだ。

ミッツ・マングローブのいうところの「女装家」は、はるな愛などの「ニューハーフ」とは別物らしく、女になりたいわけじゃなく、ただ女装して喜んでいるゲイらしい(ゲイという言葉も適切でないかも知れない)。
つまり美輪明宏やピーターが前者で、カルーセル麻紀などは後者のカテゴリーになるのか。
ちょっとややこしい。


マツコ・デラックスは「恋愛対象者は男性」と公言しているが、「ミッツ・マングローブ」は単に女装しているだけなようである。
考え方は同じ女装家でもまた違うということか。
ますますややこしいし、理解に苦しむ。

いずれにしてもいろいろなタイプの嗜好があるようだ。
それに単にコスプレ的な願望から女装する男性も増えているそうで恐ろしい現象だ。
しかし、世の中には真剣に悩んだり苦しんでいる人もいることから一概に笑えない。

Roxy Music/Country Life (island)
||[[attached(3)]]イメージ 3||

70年代から大胆でポップなサウンド・アプローチを展開してきたロキシー・ニュージックの5作目だ。
ジャケットが問題となり(左の女性の指、右の女性がオカマ)という理由で後ちに人物の写っていない殺風景なジャケットに差し替えられたりとジャケットが先ず話題になった作品でもあります。

第二作を最後に脱退したイーノに代わって参加したエディ・ジョブソンが本作でも大活躍しており、初期とは異なる音楽的方向性を手に入れています。
ポップ・ロック・バンドの領域から離脱し、確実にブリティッシュ・ロック・バンドとしてのオリジナリティの高い音楽性を築き上げた作品でもあります。

内容も All I Want Is You、Out Of The Blue等のヒット曲を始め佳曲がずらり収録されている傑作だ。
キング・クリムゾン等にも参加したエディ・ジョブソンに加え元クォーターマス、ハード・スタッフのジョン・グスタフソンという腕達者なメンバーが脇を固めている点にも要注目です。

Brian Ferry (vo, key)
Andrew Mackay (ob, sax)
Paul Thompson (ds)
Phil Manzanera (g)
Edwin Jobson (string, syn, key)
John Gustafson (b)

類稀なギターの腕前を持っていたが、フランク・ザッパを語る際にはどうしても変人でラディカルなアーチストだったと指摘されることが多い。

60年代に突如として登場したザッパは他界するまで精力的に数々の先駆的な試みに挑戦してきた。
その姿勢はマザース・オブ・インベンションのデビュー作から多くのソロ作を挟んでラスト作まで変わらなかった。

ジャズ、クラシック、前衛音楽等との自由なコラボレーションはザッパの何ものにも束縛されたくないという姿勢の表れだったのでしょう。
彼の作った作品を年代を追って聴いても同じタイプの作品は無く、そのサウンドは多少なりとも変化してきた。

Mothers of Invention/Freak Out (verve)
||[[attached(2)]]イメージ 2||

そういう意味ではザッパはロック・アーチストという枠組みの中には納まりきらないし、彼も「フランク・ザッパの音楽」というものを追及したのだと思います。

ただ、自由な発想でレコードを製作するということがヴァーヴ等既成のレコード会社では限界があった。
その為に彼はビザーレやバーキング・パンプキン・レコードを自ら主宰し、レコード製作と後者では配給を大手に委ねなかった点にも表れているようです。

それはビートルズの「サージェント・ペパーズ」のパロディ「俺達は金の為に演ってるだけさ」とうそぶいている、意味ありげなタイトルにも表れているようだ。

カフカの「流刑地にて」はベトナム反戦運動や公民権運動に対する国家に依る弾圧が厳しさを増しつつあることへの警告だ。
国内盤には「流刑地にて」の全訳が添付されているが正直言って全部を読破するのはちと辛い。
果たして本当のところ自由だったのか、金だったのか。

Frank Zappa & Mothers/We're Only In It For The Money (verve)
||[[attached(3)]]イメージ 3||


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