レコードショップ奮闘記 ジャズとロックの中古レコード屋のブログ

2005年8月から始めた横浜上大岡の中古レコード店ビッグ・ビート・レコードです。 楽しいことや苦しいこと。 ご意見待ってます。

映画館で寝ないでくれる?

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原発が動かないと、この夏、電力が足りなくなると関西電力や東京電力等電力各社が口を揃える。
本当なのだろうか。
電力各社は原発停止で火力発電に切り替えていることでコストが高くなっているという。
4月からの大口顧客向け電気料金値上げに対して先月、枝野経済産業相は「開いた口がふさがらない。東電は経営体質を抜本的に見直して欲しい」と提言した。

はて、東電の姿勢を今の政府に置き換えてみたらどうだろうか。
政府は税収が少ないからといって消費税を導入するという。
東電と同じようなことをしているようでならない。

野田さんは消費税増税に「政治生命をかける」と豪語している。
ところが、議員定数削減や国の無駄遣いの話はどこに行ってしまったのだろうか。
本来、公務員改革等の無駄の削減の実行に伴う内々の反発に対して「政治生命をかけても断固として実施する」というのであれば話はわかる。

野田竜兵とオバマ
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

先日、G20に参加していた安住外相がEU支援の為、IMFに日本は600億ドル(5兆円)を拠出すると発表した。
英国でさえ150億ドルの拠出、米国にいたっては財政難で資金拠出は見送った。
震災後でお金はいくらあっても足りないのに日本のどこにそんな資金があるのだろうか。

数日前、野田さんはミャンマーに対する過去の円借款による債権約3千億円を2段階に分けて放棄することを決めた。
ミャンマーとの今後の国交を考えれば決断としては悪くないかも知れないが、どうも民主党政権になってからは日本は対外的に大盤振る舞いを行っている。
どれもこれも消費税増税を見込んでのことだろうか。

田中直紀防衛相と前田武志国土交通相への問責決議を提出し、前面審議拒否を行っていた自民党が消費税法案の特別委員会が実施される見通しで審議拒否は撤回されるようだ。
自民党の方針転換は民意を気にしてのことだと思うが情けない。
そもそも2閣僚の問責を盾に自民党が審議拒否するのはポイントがずれているような気がする。
民主党も自民党もどうしようもない。

いずれにしても野田さんの頭の中で描いている絵とはどんなものなのだろうか。
ただの絵に描いた餅なのだろうか。
未だに見えない。


絵に描いた餅を海外では Nothing but a pie in the skyまたは Castle in the airという。
意味は違うが、似たような言葉を用いた It's only a paper moonという73年に製作された映画があった。

舞台は1935年の大恐慌真っ只中のアメリカ。
各家を回り、ただの聖書を高額で売りつける詐欺師まがいのセールスマンをライアン・オニールが扮し、亡くなった恋人の娘を実際の娘テイタム・オニールが扮した名作。
次第に親子のような愛情が芽生えるという、ほのぼのとした映画で、ロード・ムービーのはしりだ。
映画のタイトルの「ペーパー・ムーン」とは、劇中挿入歌として使われている同年の流行歌"It's Only a Paper Moon"からきたものだ。
絵に描いた餅とは違い、ペーパー・ムーンという言葉にはどこか信じれば叶うという夢がある。

なんせ当時のテイタム・オニールはかわいかった。
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 4||`

Say, its only a paper moon
Sailing over a cardboard sea
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me

ボール紙で出来た海に浮かぶ
紙で出来たお月様
あなたが私を信じてくれるなら
それは本物になる

Yes, it’s only a canvas sky
Hanging over a muslin tree
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me

モスリンの木の上に広がる
キャンバスで出来た空も
あなたが私を信じてくれるなら
それは本物になる

Kenny Drew/A Harold Arlen Showcase (Judson)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 5||`

作詞はビリー・ローズとエドガー・ハーバーグで、作曲はハロルド・アーレン。
この曲は多くのジャズメンが好んで取り上げており、ピアニストのケニー・ドリューもその一人。
彼は56年のリバーサイドからのデビュー作で取り上げ、57年にもジャドソンというリバーサイドの傍系レーベルから A Harold Arlen Showcaseという作品で再度取り上げている気に入りよう。
どちらの作品でもドリューの小気味良いタッチのピアノが楽しめる傑作。

Season of The Witchは「デビルクエスト」という小学生が喜びそうな、テレビゲームのような邦題が付けられた昨年公開された映画だ。
主演は我が愛するニコラス・ケイジだから是非観たい映画だとは思っていたが、いかんせんホラー映画ということで腰が引けている。

時は中世の時代、疫病が世界に蔓延しており、魔女の仕業だと信じられていた時代。
捕まえている魔女を険しい山道を修道院まで移送する任務を仰せつかったのが主演のニコラス・ケイジ。

どうも悪魔やらゾンビやらが大挙して登場するようなのでDVDで借りるのもパスしている。
そう、実は私はホラー映画は観ない主義なんです。


確定申告のこの時期、私にとって苦しい苦しい、まさに「魔女の季節」。
今年は更に免許証の更新が加わったからさあ、大変、どうしましょう。
それでもなんとか申告も終えてホッと一息ついている今日この頃。
今年も税務署にとって、きっと私は決していいお客様ではなかったようです。

Julie Driscoll & Brian Auger/Open (marmalade)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||`

Season of The Witchは英国のフォーク歌手、Donovanが作り、66年に歌った曲として有名。
その名曲を ジュリー・ドリスコールが Openというブライアン・オーガーとの共作でソウルフルに歌っています。

突然、ブライアン・オーガーに話が移りますが、彼は60年代前半には英国ジャズ界でジャズ・ピアニストとして活躍した人物。
英国ジャズ界の人気者、タビー・ヘイズやロニー・スコット、ジョー・ハリオット等とも共演しているから驚きだ。
そしてR&Bとジャズを見事に融合させたグループ、トリニティでロック界に殴りこみをかけ、当時、英国で流行していたモッズの旗頭として人気を博した訳ですね。

ジミー・スミスやブラザー・ジャック・マクダフも驚くようなグルーヴィな彼のオルガンとジャズ・ロック界で活躍したゲイリー・ボイルのギターの絡みは実にスリリングだ。
そしてジュリー・ドリスコールお姉さんのソウルフルなボーカルが加わったら実にファンキーでモダンなソウル・ジャズが出来上がるということです。

映画を観るのは好きな方だ。
最近でこそ観たい映画があんまり無いが、若い頃は毎月のように神戸、三ノ宮にあったビッグ映劇に通っていた。
「イージー・ライダー」を観たのもそこだったし、ディズニーの「ファンタジア」もビッグで観た。
しかし、ロードショー上映の「ブリット」や「ドラゴン怒りの鉄拳」は新開地の衆楽館で観た。
ビッグでは無理やりの2本立てもしょっちゅう行われていたからお徳感があったのも確かだ。

若い頃の我輩はビッグで観た「イージー・ライダー」で興奮し、「卒業」で感動した。
「イージー・ライダー」の主人公二人は格好良く、憧れたが、準主役のジャック・ニコルソンの怪演が印象深かった。
「卒業」で流れていた音楽はご存知、サイモンとガーファンクルの素敵な曲の数々。
かたわれのアート・ガーファンクルが「愛の狩人」という映画に出演しているということを知りビッグに出かけて観た。
なんとジャック・ニコルソンが共演者として出演しており、往年の美女、アン・マーグレットや当時若手のキャンディス・バーゲンと地味な映画のくせに豪華な俳優陣だ。
単なる三人の男女の三角関係だけに留まらない奥深いストーリーはさすが「卒業」でメガホンを握ったマイク・ニコルズ監督の成せる業。


映画を観て感動しまくっていた若い頃から30年以上の月日が経つ。
最近になって、何気なくCDを聴いていて、同じ作品をアナログのレコード盤で聴いて腰を抜かしそうに驚くことがある。
確かにCDでは味わえない奥行きや音の広がりをアナログ盤で感じることが出来る。
モダン・ジャズをCDで聴いていて、まったくつまらないと思っていた作品をアナログ盤で聴いて、涙じゃないが、よだれが流れるほど感動するということはたまにある。

最近では猫も杓子もアナログ・レコード盤のマトリックス番号に拘る傾向がある。
マトリックス番号は曲が終わって、レコード針がいつまでも回っている、曲とレーベルの間に刻印されている。
マニアが単にコレクションでマトリックスの一番若いのを持ちたいという気持ちはわかるが、レコードというものは聴いてなんぼのものだ。


映画「卒業」で効果的に使われた「サウンド・オブ・サイレンス」というサイモンとガーファンクルの出世作がある。
デビュー作の「水曜の朝、午前3時」というアルバムに収録されていた「サウンド・オブ・サイレンス」がシングル・ヒットしたことで、解散を考えていた二人が急遽吹き込んだのが二作目のアルバム「サウンド・オブ・サイレンス」なわけだ。
つまり「サウンド・オブ・サイレンス」というシングルがヒットしていなければ二作目はこの世に存在しなかったかも知れなかった。
この「サウンド・オブ・サイレンス」という二作目のアルバムは説明する必要もないフォーク・ロックを代表する作品だ。

英国盤のマトリックスA2とA4というオリジナル盤が入荷したから早速聴いてみた。
昔から繰り返し何回も何回も聴いていた作品だが我輩のオンボロスピーカーから飛び出した音に驚いてしまった。
確かに英国盤は中音域に厚みがあり、高音の抜けがいいのは最初からわかっていたことだが、この若いマトリックスの英国盤での音の厚みは凄く、全体的にどっしりしてる。
ギターの弦がこすれるようなキュッキュッという音が聴けたり、B面1曲目の「ホームワード・バウンド」ではギターの弦が弾けて響く音が生々しく、重厚とも思える二人のハーモニーには腰を抜かしそうになる。

このようなアコースティックな作品を若いマトリックス番号のアナログ盤で聴けばその音圧の違いが非常にわかりやすい。
ボリュームを上げて聴けば、歌詞がわからなくともその迫力に風邪でもないのに、何故か身体が震えてきたりする。
CDで再生された音は綺麗で、歌は軽く楽しめても、レコードの再生音のように音が奥の方から湧き出てくるような感動は絶対に得れないということが再認識出来、レコードを聴くことで「卒業」の名シーンの数々が次々とまぶたの裏に蘇り、若い頃に通った映画館の中の息苦しい空気までも思い出してしまった。

私の娘がディズニーの「カーズ」にはまっている。
婚期真っ只中だというのに「カーズ」の絵のタンスも愛用している。
今年小学校に上がった孫も見向きもしないようなガキっぽいタンスである。
部屋の中にはカーズをはじめ、フィギュアや人形がところ狭しと並んでいる。

今、ちょうど「カーズ2」が上映されていて、その映画は既に数回観たそうだ。
映画広告のポスターが欲しいが手に入らないと嘆いているので親バカの私がひと肌脱ぎ入手した。
娘が大喜びなのは言うまでもない。


物を集める趣味とは不思議なものだ。
ひとつ買い、ふたつ買い、していると次第に数が増えてきて、結果やめられなくなる。
悲しい性格である。

昔、レコードもそのような感じで集まりだし、終いにはにっちもさっちもいかない程部屋はレコードで溢れかえったものだ。
最初に買ったレコードはグループサウンズのタイガースのシングルあたりだったか。
それはどうでも良くて、次第にオリジナル盤が欲しくなってきて、その次に関心がいくのは珍しいものだ。

Sons of Champlin/Loosen Up Naturally (capitol)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

以前、ブログでもチラッと紹介したけれど Sons of Champlinのことをもう少し突っ込んで書きます。
近年、ブラス・ロック・グループ、シカゴでの活躍でおなじみのビル・チャンプリンがそれ以前にベイ・エリアで活動していたサンズ・オブ・チャンプリンというグループがあった。
タワーオブパワーばりのR&B色の濃い演奏が身の上で、本作は彼らのデビュー作にして最高傑作だ。

同時期にデビューしたシカゴと編成は似ているがこちらの方がR&B色、ジャズ色が濃く、聴き応え満点の二枚組み。
シカゴと違い、ヒッピー性が強く、活動が不定期だったのが災いしたのか日本ではほとんど知られていない存在。

で、内容はこの際二の次で、実はジャケットに FU○Kという文字があるということをどこかの雑誌記事で読んだ。
ジャケットのイラストはグループのメンバーが描いたそうだが、ヒマだったからかビル達メンバーも手伝ったそうだ。
遊び心のつもりだったのだろう、当時流行りだったか、四文字をつい入れてしまったそうだ。

ビル達にとって不幸だったのは、レコード会社がマイナーではなくて超大手のキャピトルだったことだ。
発売後すぐに自主回収命令が下ったことは言うまでも無い。
しかも本当かどうか知らないが、罰でビル以下のメンバーが右手にカッターナイフを持たされ、該当部分を削除するという作業までしたそうだ。

Big Dealという文字の間に記載されていた、虫眼鏡が必要なほど小さく書かれた F○CK入りのレコード・ジャケットを見つけるのには5年以上も費やしてしまった。
このレコード、それほど売れなかったのか、あまり出回っていなかったので探すのに苦労したのは今となっては懐かしい思い出だ。

単に四文字が書いてあるだけの代物だからくだらないといえばくだらない。
これだけのくだらないものに5年もの私の貴重な時間を費やしたのは果たしてコレクター魂と呼べるのだろうか。

真夜中に映画「ボルベール 帰郷」をテレビで映ってた。
監督は「欲望の法則」や「神経衰弱ぎりぎりの女たち」「オール・アバウト・マイ・マザー」 等で国際的評価を得ているペドロ・アルモドバルだ。

ありそうでなさそうな話だったが、ユーモラスな展開と主役のライムンダ役のペネロペ・クルスの魅力で最後まで飽きずに観てしまった。

ペネロペ・クルスは14歳でモデルデビューして以来、スペインの国立芸術院でクラシック・バレエやスペイン舞踏を学んでいる。
テレビ出演を経て、92年に「ハモンハモン」で映画デビューし、同作と「ベルエポック」がアメリカを始め各国で公開され、スペインの新鋭女優として注目された。

その後も出演作が相次ぎ、スペインの権威ある映画賞ゴヤ賞主演女優賞も受賞、ウディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー助演女優賞までもを受賞し、その洗練された地中海的な美しさと類まれな演技力でその地位を不動のものとしている。

↓ ペネロペ・クルスとロラ・ドゥエニャス
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 2||

長身でおっぱいも大きく、なんせかつてのソフィア・ローレンを彷彿とさせる程の美人で、過去にはトム・クルーズとも交際していたらしい。
しかし、個人的には美しすぎる女性は少々苦手だ。

逆に脇役のライムンダの母イレネ役のカルメン・マウラの明るいキャラクターや姉役のロラ・ドゥエニャスのシンプルな演技に惹かれてしまった。

大作映画では全くないが、家族の絆のことを考えさせられたり、スペインの明るさを実感することが出来た良質な娯楽映画だった。

↓カルメン・マウラ
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 3||

Bring It Home To Meは「帰郷」とはちょっと意味が違って「お土産を頼んだわよ」といったところか。
前作の Down With It から半年後に吹き込まれた元ホレス・シルバー・クィンテットの同僚ジュニア・クックとの息のあった、66年のブルー・ミッチェル絶好調期の作品。
ピアノがチック・コリアからハロルド・メイバーンに変わっていますがメイバーンの力強く明快なタッチも魅力的です。

ブルー・ミッチェルはクリフォード・ブラウン直系のハード・バッパーで、代表作はリバーサイド盤 Blue's Moodあたりか。 また、ホレス・シルバーの多くの作品で彼のバイタリティ溢れるプレイを聴くことが出来ますが70年代以降はビッグ・バンド形式で演奏し、そのうちウエスト・コーストに活動拠点を移しています。

その頃の興味深い演奏はリッチー・カミューカとの活動だったりしますが、その後はスタジオ・ミュージシャンとして活躍したようですが次第に名前を聞かなくなったと思ったら79年に癌でこの世を去っています。

Blue Mitchell/Bring It Home To Me (blue note)
||http://bigbeat-record.jp/イメージ 4||

Blue Mitchell (tp)
Junior Cook (ts)
Harold Mabern Jr (p)
Gene Taylor (b)
Billy Higgins (ds)

Bring It Home To Me
Blues 3 For 1
Port Rico Rock
Ginger Bread Boy
Portrait Of Jennie
Blue's Theme

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