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「ムーン・リバー」って曲はオードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」の中で使われていた曲で、作詞はジョニー・マーサー、作曲はヘンリー・マンシーニ。 ところで、「ティファニー」といえば宝石店の名前ですが、店内で朝食が食べれるスペースがあるって聞いたことがない。 まさかティファニーが店内でモーニング・セットを販売してるということでもないだろうし、店内で飲食しながらディスプレーの中の商品を見てたら間違いなく警備員に外につまみ出されてしまうだろう。 そんな心配はどうでも良くて「酒とバラの日々」というスタンダード曲があります。 この曲もジョニー・マーサー作詞、ヘンリー・マンシーニ作曲で、同名映画の監督はこれまたブレイク・エドワーズで、見事アカデミー主題歌賞を受賞しています。 アルコール依存症に悩む主人公をテーマにした62年の映画で大変シリアスな内容で、とても明るい、バラ色の人生を謳歌した映画ではありません。 バリバリ働いていた主人公のジャック・レモンのアルコール依存症を治そうと努力する奥さん役のリー・メリックまでもがアルコールびたりの生活に陥ってしまうという悲しい悲しい物語です。 しかしアメリカ人はそんなにワインを飲むのだろうか。 どちらかといえばビールをがぶ飲みするイメージが強い。 「ビールとバラの日々」だと居酒屋の宣伝みたいで、ヒットはしなかったかも知れない。 The days of wine and roses laugh and run away like a child at play through a meadow land toward the closing door A door marked "nevermore" that wasn't there before 酒とバラの日々 遊びに夢中の子供のように 笑いながら走り去ってゆく 草地を通り抜け 閉じかかったドアに向かって "やり直しは出来ない"と書かれた 以前そこには無かったドア The lonely night discloses just a passing breeze filled with memories of the golden smile that introduced me to The days of wine and roses and you 孤独な夜が露にするのは ちょうどそよ風が吹き抜けて行く 明るい笑顔に 満ち溢れた思い出 それは酒とバラの日々と あなたへと導く オスカー・ピーターソンがヒット作 We Get Requestの中でこの曲を演奏しています。 ピーターソンのタッチは非常に軽快で、キラキラと光輝いているような演奏で、骨太なレイ・ブラウンのベースがメロディとメロディの間を走り抜けていくという職人芸を披露しています。 ところで、日本盤のアルバム・タイトルは、なぜか「プリーズ・リクエスト」です。 オリジナル盤での We Get Requestは受身で、ピーターソンが観客から「リクエストを受けちゃったよ」という感じで、日本盤の Please Requestは当然ピーターソンが観客に向かって「リクエストしてよ」と言ってるみたいだ。 日本人は世界に出たら外人と比べて大人しく、サンキューとか鳩山さんのようにトラスト・ミー以外は発言しない人が多いのではないだろうか。 つまり日本人はリクエスト出来るチャンスがあってもおとなしかったり、恥ずかしがってリクエストしない人もいる。 もったいない話であるし、日本人は世界に向かってもっと自己主張するべきだ。 こんなところにも日米のタイトルの違いが表れているのか?? |

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