毎晩午前2時、3時と遅くまで起きてるという変な習慣がつくと恐ろしいもので家に早く帰っても寝付けない。 そんなときにテレビの深夜映画でやっていたのが「ストレイト・ストーリー」。 昔、観よう、観ようと思ってて観れなかった映画のひとつ。 題名からして「まっすぐな話」かと思ったらアルヴィン・ストーリーという70を越える老人が10年以上も前に喧嘩別れした何百キロも離れた兄の元を農作機のような亀のような乗り物で出かけるというロード・ムービー。 ロード・ムービーだから風景なんかは綺麗けど時間がのんびり過ぎていく。 アルヴィン役のリチャード・ファーンズワースが旅の途中で立ち寄った町の老人と酒場で、昔、戦争中に誤って同僚を撃ってしまったというくだりでシミジミ、車にはね殺された鹿を焼いて食べてるところに仲間の鹿が現れるという場面は笑えた。 全然派手な映画ではないけど心身ともに余裕があるときにまた観たい映画のひとつ。
兄役にはやはりロード・ムービーの草分け的な映画「パリ・テキサス」に無口なトラヴィス役で出ていた俳優、ハリー・ディーン・スタントン。 監督は「ツイン・ピークス」、「ブルー・ベルベット」、「エレファントマン」のデビッド・リンチ。で、そういえばハリー・ディーン・スタントンも「ツイン・ピークス」に出てましたね。 ひょっとしたらロード・ムービーの草分け、ヴィム・ベンダースへのオマージュかと思わせるような内容。 そういえば「ベルリン・天使の詩」以降のヴィム・ベンダースはパッとしない。
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