|
ご存知のとおりレコードはポリ塩化ビニールで出来ていますが1940年に第二次世界大戦に依りそれまで用いられていたセラックというレコード(主にSP盤に用いられていた天然樹脂で固めた混合物で非常にもろかった)の原料の生産がストップし、代替品として用いられたのがポリ塩化ビニールでした。 当初 V-DiscなるものがRCA Victorに依り生産され、48年になってやっと Columbiaから最初の33 1/2回転のLP(ロングプレイ)レコードが生産されるようになっています。またそれまでの記録方式と異なり記録溝が細かいことから Microgrooveと呼ばれていたそうです。LPに対してSP(すなわち Standard Play)は78回転のセラック製のSP盤を指し、記録できた録音時間も30センチ盤でたったの4分前後です。 因みにソノシートは朝日ソノラマの登録商標で、薄い材質の片面レコードで安く製造することが可能だったことから雑誌に付録として添付されていたことが多かったようです。またCDはポリカーボネイトというプラスチックの一種で出来ていることからレコードに比べて当然強度が増しています。
世間で「赤盤」「赤盤」というには意味があり、当時のレコード・スリーヴには Ever Cleanというキャッチ・コピーが添えられており、海外のコレクターにも赤盤には埃が付かないということでビートルズの赤盤など人気があるそうです。 当然東芝の普通の黒いレコードには帯電防止剤は含まれていないそうです。 面白いことに赤盤をオートマチックのレコード・プレーヤーに乗せると、本来はカートリッジがLPの縁の部分に自動的に移動するのですが不思議と45回転になってしまい、シングル盤でいう一曲目辺りからトレースしてしまいます(笑)。 Dave Brubeckの曲は4、5分程度の曲が多い(中には7分ぐらいのものもあるにはあるけれど)のに、この Fantasyからリリースされた Dave Brubeckのレコードは54年の録音で、当時としては珍しく14分の熱演(ライブということもあり)が収録されています。 ところがA面とB面ともに出だしのところが傷だらけ。これはたぶん前所有者がオートマチックのプレーヤーを使ってて、かける度に震える自分の手で1曲目まで戻さなくてはならなかった故に生じた傷と推測しています(笑)。それに当然東芝の赤盤のような帯電防止剤は含まれてませんから埃だらけです(笑)。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽



