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この俳優さん、早くに亡くなられ、残念です。
壊し系?の映画の中にこの人がでてくると、悪人役なのに「ほっ」としてしまうから不思議・・・
癒し系なんですね〜
遺稿集『鯨の目』のなかで、実のお兄様が
(成田さんと)お酒を飲んでいるとき「兄貴のところの定年は何歳なの」ときくので、
「五十五だよ」と答えると「ほう、五十五ね、五十五か」と
やたら感慨深げだったと記していらしゃいます。
そして、五十五歳で逝ってしまったのは、「早とちりの定年」、残念だと・・・。
定年が五十五歳というのも随分年月日がたち、雇用状況も変化したものだと実感してしまいますが
それにしても、成田三樹夫さんは、本当に早く亡くなられた。
田中徳三監督のサインを私大切にしているのですが、
それを書いていただくさいに、成田さんは監督からみてどんな俳優でしたか?と
聞きました。
少し驚いた感じで私を見て「あ、彼とは仲よかったんよ。よく一緒にお酒飲んで・・・」
(もっともっと、じっくりたくさんお話きいてみたくなりました)
「そしたら、さーっと亡くなってしまって」
たしか、ご親族も「あっという間に逝ってしまいました」と記しておられます。
悪役に徹しつつも、実生活では家族を大切にし、愛情深いひとだったというのが、『鯨の目』の
成田さんの奥様の記述でもひしひしと伝わってきます。
すんごい大昔、タモリの番組のなかで
成田さんがゲストでした。『めだかのきょうだい』の替え歌で
♪やくざーの兄弟が 塀のなか
大きくなったら なにになーる
大きくなったら 組長に
大きくなったら(すいません、うろ覚えです)
♪組長 ♪代貸
・・・と、たしか歌っていた気がするのですが、記憶がさだかではありません。
真面目に振りつきで踊って?いたような・・・。
書くことがダイスキで、詩も好き、晩年には俳句。
将棋もたしかお正月のなんか、大きな番組にでていたとか
(びっくりしますよね、突然将棋番組に成田のミッキー!)
「冬」という詩、「花」、「悲しみ」
さっとよむと、ああ、ドイツの詩がお好きだったんだな、とわかるのですが、
いろんな才能を晩年に活かせたかただったと思います。
惜しいです。
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