ミッキーのつれづれ日記

お菓子、建築、京都、香水、英国、お懐古、鉄道・船!映画!その他いろいろ!UK広報ブロガーです

映画のおはなしとか

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懐かしい映画です。流行しましたよね?

最近よく聴いています。

リチャード・ロビンスの繊細で優雅なスコア。

キリ・テ・カナワのすばらしい歌声。

ビスクドールのようなヘレナ・ボナム・カーターが気の強いお嬢様を好演!

※ワタクシ的にはダニエル・デイ・ルイスの演技がはまっていたと。。。

セークレッド・レイクがしみじみとしていて大好きな曲です。

先月は思いっきり考え込む映画をBSで何本かみて
・・・これはどうレビューを書いたものか、是非観に行こうと思っていたけれども実は映画館でみなくてよかった、たぶん泣いてたろうが本気で気分悪くなってたよ;(左右の視力の差が遠視とすごい近視の差があるうえに乱視なので映画は体調の悪いときみると車に酔ったようになるんです;絶対スクリーンでみるべきものなのに。。。)というルーマニア映画のことはまた後日書きます。書かずにはいられない!ズンとあとをひくほど考え込んでも「すばらしい映画」だったからです。パルム・ドール(カンヌ国際映画祭最高賞)に輝く映画というのは時に繊細すぎますが、その分メッセージ性がビシバシです。

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で、その「ズンとした気分」を吹き飛ばしてくれたのが

カラッとしたアメリカ映画『カリフォルニア・ドリーミング』(アウト・オヴ・オマハ)です!
DVD化されていないようなのですが、多くのひとにこれはみていただきたい映画。
『カリフォルニア・ドリーミング』
監督:リンダ・ブーヒーズ 製作年:2007年アメリカ
主演はリー・トンプソン

ネブラスカ州オマハでバリバリと働く妻にして母親の主人公がキャンピングカーで、夢だった家族旅行にいきますがなんでここまで・・・というほどいろんなことに(すごろくみたいなんですよ)巻き込まれ、微妙な年頃の娘には振り回されたうえに嫌われ、なぜかみんな「何でも勝手にキメツケて、型にはめ込んでその中で優越感にひたろうとする」彼女にイラつき、逃げていきます。

たしかにチョット・・・と思う。キメツケと押し付けはイカンわね。。。

が、いい味をかもしだしていたのがそのオットで超マイペースなのですが「あの妻にしてこの夫あり」巻き込まれても怒らずひたすら誠実でやさしく忙しいお父さんです。←慌てない、騒がない、でも責任感はある人。
そのお父さん側の家族(子供たちからすると祖母、おば)もいい味で、そちらになつきまくっている子供たちの気持ち、わかります。

深刻モードにもならずキメツケもせず、まあノンキといえばノンキなのですがいい意味で優しいひとです。コーン畑で娘の恋人が迷ってパニックになりますがそれを巧く誘導していくあたり、いいですね。
いろんなことが起こるなかでピザかバーガーショップで息子とノンキにしているのも最高です。←なんだかほほえましいシーン。

とにかくいろんなことが起きますが、最後はハッピーエンド。

「幸せとは何か?」「何が一番大切か?」「自分にとってほんとに必要なものとは?」

日常の中でのこういう問いかけに対して映画でほのぼのとコメディタッチで表現していく、
アメリカ映画のよいところだと思います。ハートの温かくなる映画でした。

昨日リサイタルホールで今回の大阪ヨーロッパ映画祭名誉委員長でアラビアのロレンス他多くの大作、名作の音楽を担当してきた映画音楽家、作曲家のモーリス・ジャールさんの功績ドキュメンタリ『モーリス・ジャールの軌跡』(パスカル・クエノ監督)上映、その後クエノ監督とナント!モーリス・ジャール氏が舞台に。

観客、映画ファンとディスカッションの時間がありました。大好きなジャール氏に実は質問したいことあったのですが氏は東京からの移動中のアクシデントで腰を痛めたらしく少し辛そうでした・・・。でもとてもエレガントでユーモアたっぷりのかたで、力強いパーカッションの印象の作品から想像していたよりやわらかな若々しい印象です。アーティストに年齢なんてないですね!平日の午前中からということなのに、かなり映画通の方々が来られていて、質問していました。繊細なジャール氏「ヨーロッパとアジア(日本)を結ぶ掛橋となる大阪ヨーロッパ映画祭はとても大切です。」と。Inspirationの話では「頭、ノート、ハートを働かせる、」等。

クエノ監督のドキュメンタリは素晴らしいと思います。オマー・シャリフがあのテーマ曲(ドクトル・ジバゴ、ララのテーマ?)は頭から離れないんだよ!と発言していたり。巨匠ジャールの日々の何気ない雰囲気とか女性監督らしい感じに溢れた映像です。もちろんジャール音楽もたくさんでてきます!『ドクトルジバゴ』これはバラライカを使用した名曲。
民族楽曲とパーカッション、これがジャールの特徴で秀逸なところだと思います。ちなみに私は『パリは燃えているか』が好き♪『ブリキの太鼓』も映画の内容+独特の映像の雰囲気にぴったりだと思う。

このあと『アラビアのロレンス』ニュープリント上映です。しかしいろんなアニバーサリにあたる年なんだなと。まずは日仏・日英の外交において。そしてコロンビア映画は85周年、日本支社設立75周年。そしてデビッド・リーン監督生誕100年。素晴らしい映画に乾杯!!!

『剣』 KEN

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市川雷蔵主演。三島由紀夫原作(書き下ろし小説ということだが読んだことがないです;読みたい!)
モノクロ映像が独特のコントラストをかもし出している。
そしてこの映画は原作に惚れ込んだ雷蔵が自ら熱望しチャレンジ、映画化は困難とされながらも企画が成立した映画である。

1964年、大映京都製作作品。
 
キャスト:市川雷蔵 藤由起子 川津祐介 長谷川明男 河野秋武 紺野ユカ 小桜純子
スタッフ:企画・藤井浩明、財前定生 原作・三島由紀夫 脚本・舟橋和郎
     監督・三隅研次 撮影・牧浦地志 照明・山下礼二郎 録音・奥村雅弘
     美術・内藤昭 音楽・池野成

ストイックで自らにも厳しく剣の道に打ち込む剣道部の部長国分、そのまっすぐさ純粋さに憧れる新入部員壬生。打算的である種現実派の賀川。彼らのまわりにちらほらする女性たち。。。

舟橋和郎の脚本がいいなーと思うと同時に「いかにも三島文学!」という視線も感じる。
時代も感じます。コーヒーショップのシーンとか。。。女性に失礼な振る舞いをする若者にむっときて
壬生が国分に小声で「注意しましょうか」なんて伺うあたり、雰囲気である。(壬生がかわいいです)

雷蔵演じる国分はありえないような厳しさで自らを律し、部員にも厳しい男だ。
※このあたり、「何か」を訴えたかった雷蔵の心のようなものを感じる。彼がなぜこの役を熱望したのか?もしや何か世の中のズレを感じ取っていたのではないだろうか。焦りのような、筋を通せ!と訴える何かを感じる作品だ。

厳しい強化合宿。真夏にすぐそこに海があるのに水泳は部では厳禁とされている。
描写が細かい。海が美しい。
しかし結末は悲しすぎます。

当時のプレスシートには。。。
「この汗の中に生きがいがある!現代の誘惑を叩きつぶして、ひたぶる命を燃やす異常な青年!」
※異常な青年!いうのがわかるようでしかしチョット不可解です・・・未来永劫筋を通すの何が悪い。

市川崑 『細雪』

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映画、映像美は「光と影」これは鉄則です。どこの国の映画でも基本ではないでしょうか?
※人間にしても「光と影のあるひと」というのはとても魅力的に思えるような。。。

日本映画、そして美しい着物のでてくる映画としてはまずナンバー1ではなかろうか?の『細雪』
本日NHKBSで観ることができます。『犬神家の一族』もそうですが日本家屋の光と影を市川監督は鋭く
表現していますね。

製作:田中友幸、市川崑
監督:市川崑
原作:谷崎潤一郎
企画:馬場和夫
脚本:市川崑、日高真也
台詞校訂:谷崎松子
衣裳監修:斉藤寛
撮影:長谷川清
美術:村木忍
録音:大橋鉄矢
照明:佐藤幸次郎
音楽:大川新之助 渡辺俊幸

蒔岡鶴子(長女) 岸 恵子
蒔岡幸子(次女・中姉、なかあんちゃん) 佐久間良子
蒔岡雪子(三女・きあんちゃん) 吉永小百合
蒔岡妙子(四女・こいさん) 古手川祐子

蒔岡貞之助(幸子の婿)石坂浩二
蒔岡辰雄 (鶴子の婿)伊丹十三

板倉 岸辺一徳
奥畑(啓ぼん)桂小米朝
橋寺 細川俊之

東宝創立50周年記念映画。ほかにも豪華な布陣。オールスターキャスト。
そこまでこだわらなくても・・・というほどに些細な点にも妥協を許さなかった市川監督の
「本物へのこだわり」が感じられる作品です。そして彼が『細雪』をずっと映画化したかった、その願いがかなった、その意気込みとある意味執念のような丁寧さが感じられます。

私は雪子のお見合いの席の高級中華料理店のシーンが大好きなんです!
※私は細雪マニアである。
そのお見合い相手・野村の小坂一也がなんとも傑作です!その介添え人みたいにして同席しているのが
「まんが日本むかしばなし」でいい味〜だった常田富士男で、もう、こちらも最高にいい味かもしだしているんです!場面全体が上質な飄逸味とでもいおうか、もう半分ギャグみたいになってもいいようなところなのだが
女優陣の美しさもあってか笑えながらも綺麗におさまっています。

この映画はたしかに蒔岡家の四姉妹が中心になって織りなす絵巻物のような話ですが
いろんなことが起きます。
ほんとの中心人物ともいえるのはやはり谷崎自身のうつし身であるような(視点的にですよ)
貞之助でしょうか。華麗な女性のなかにいて茫洋としているようで結構忙しいのである。

全員巧い俳優ばかりです。
で、いつみても「辰雄兄さん」の伊丹十三が巧くて巧くて最高です。
そして風情風格という点では「富永の叔母」役の三宅邦子。往年の佳人テイストがそのまま船場の矜持
を持ち崩さない老貴婦人という感じにぴったりでした。(姉妹の前で法事について苦言を申すのである)

イントネーションの指導もつきっきりのスタッフがそれぞれチェックしていたそうです。

着物の豪華さにも息を呑みます。関西の旧家から借り出した名品だけではまだ足らず、
三松が衣裳協力して数多く新規に製作したそうです。とにかく「着物美」というだけでも凄い!

そして満開の桜の散るシーン、雪の舞い散るシーン。。。とにかく美しい映画です。

この映画の題字の「細雪」は(谷崎)松子夫人の筆です。


市川崑監督といえば大映の『ぼんち』(主演・市川雷蔵)というこれまたものすごい作品があるのです。
原作が山崎豊子の船場もの。本当にすごい作品なのでまた紹介したいと思います。


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