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ついに語る!文学を語るんです!
(というか、なんやら書く、という感じになるとおもふ)
とにかく「あなたの愛読書は?」
と聞かれたならば、まず、谷崎潤一郎の『細雪』です。
阪神間、いい時代のええおうちのお嬢様・奥様・四姉妹のお話ですが、
それなりに苦労していたり、アクシデントも起こる。
で、この小説の面白いのは「実録的」ということです。
リアルなんです。そして、著者の愛情が伝わってきます。大切に書かれたものなのでしょう。
「実録!細雪」???
描かれたのは、谷崎の実際の妻(松子夫人=幸子)と、その姉妹、まわりのひとたちで、
書かれたほうは「まるで日記みたい」な感じだったそうです。
また、四季おりおりの描写、行事、服飾(特に雪子の着物描写が鮮やかです)
そして、グルメ!
ここなんです。この小説の登場人物は皆さん、グルメなんです。
谷崎自身がとても食にこだわる人物だったというのもあるでしょう、
実在する(した)お店がたくさん登場してきます。
阪神間の「ここぞ!」というあたりが巧みに描写されています。
また、おうちの雰囲気も・・・。
幸子の娘悦子、お隣のドイツ人の子供たち、特にルミーさんが可愛い!
何度も読み返し、読み返し、しましたが
やはり飽きるということがありません。
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