北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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17日に、『情報保全諮問会議』の初会合が首相官邸で開かれた。

 
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これは、それを報じる『東京新聞』(18日)付の記事である。
この諮問会議は、『特定秘密保護法』に関連し、特定秘密の指定や解除の統一基準を議論する『有識者会議』である。
同法の執行に関わる組織のうち、唯一、政府外のメンバーで作る『第三者機関』とされている。
 
ただし、『有識者会議』とか、『第三者機関』と呼ばれていても、普通、世間で考えるような『有識者』とか、『第三者』で構成されていると考えたら、大間違いである。
 
この諮問会議の初会合で、安倍首相は、「国会審議で『恣意的な秘密指定が行われる』『知る権利が損なわれる』などの懸念をいただいたが、そのようなことは断じてない。一般の方の生活には全く影響はない。皆さんの意見をしっかり受け止め、運用基準や政令を策定する」とあいさつしたと『朝日新聞』17日(夕刊)は報じている。
 
安倍首相のように、「国会審議で『恣意的な秘密指定が行われる』『知る権利が損なわれる』などの懸念をいただいたが、そのようなことは断じてない。」というのならば、なぜ、法案を修正して、このような諮問会議の設置に同意したのか、意味がわからない。
また、彼の言う「一般の方の生活には全く影響はない。」という発言は、『影響を受ける人』はすべて『一般の方』ではない、と考えれば、何か意味のあることを発言しているわけではない、と理解できる。
 
おまけに、座長を務めることになった読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役会長・主筆は、「なんせ87歳の老人ですから、ボケてきたらご指摘いただき軌道修正しないといけない。よろしく」と挨拶したと、ネットの『産経新聞』ニュースは報じている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140117/plc14011722250025-n1.htm
いくら、渡辺氏と安倍首相が、『ツーカー』の仲とはいえ、国民を馬鹿にした発言である。

 
さらに、渡辺氏は特定秘密保護法への『懸念に対しては、「二重三重に恣(し)意(い)的な拡大解釈、乱用を縛ってある」と述べ、「まあまあ大丈夫だと思う」と評価した。
ただ、報道界の代表として「不必要に拡大解釈し、言論、報道の自由を抑制するようなことはあってはならない」ともクギを刺した。』とも『産経新聞』ニュースでは報じている。
 
これらの発言は、この諮問会議が、特定秘密保護方に対して批判的な意見をもっているはずの清水勉・日弁連情報問題対策委員長を、7人の委員の一人として加えているとはいえ、いかに全体として、『ぬるま湯』的『なあなあ』的なムードの中で開催されているかを、示しているといえよう。
 
しかも、最初にあげた『東京新聞』の記事が示しているように、この会合は、『発言者がわかる議事録全文の非公開も決めた』という。
 
さらに、渡辺座長は、<会合で「最終的に首相に判断してもらえば結構だ」と述べた。政府によると、現時点で諮問会議が報告書などをまとめる予定はなく、メンバーの発言が言いぱなしになる可能性は否定できない。>と『東京新聞』のこの記事は指摘している。
 
既に明らかになってきたように、安倍首相というのは、非常に主観的で思い込みの激しい人物である。
首相あるいは、それのイエスマンばかり集まっている政府が危なっかしいから、それを監視する、あるいはコーチするために、このような『諮問会議』が設置されているはずなのに、87歳の自称『ボケてきたらご指摘いただき』たいという人物が座長なのだから話にならない。
 
安倍首相や渡辺氏は、このようなブラック・ジョークの連発で『国民の懸念が払拭』できると考えているのだろうか?
 
(続く)
 
 
 
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