北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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この記事の続きだ。
(前回は、少し長く書き過ぎてしまったきらいがある。)

籾井勝人という人物についてよく知るための、『良い手掛かり?』なのではと思えることが、次の『対談』のなかに出てくる。

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これは、前回紹介した『週刊文春』の記事が掲載されていたのと同じ号(4月21日号)に出ていたもの。阿川佐和子さんの名物対談に、『キャスター降板』3人組の一人、岸井成格氏が登場している。

この対談については、また別の記事で主要に扱いたいと思っている(早く書かないと、ネタが古すぎる話になってしまう)が、この中で、籾井会長について触れている部分がある。
そこを丸ごと引用する。

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<阿川 NHKは籾井(勝人)さんが会長に就任してから、「政府寄りになった」と言われてますよね。

岸井  実は私も以前、痛い目に遭いました。BS−TBSの『われらの時代』(12年終了)という与野党の中堅、  
     若手を呼んで討論する番組の中で麻生(太郎)さんの批判になったことがあったんです。
     そうしたらスポンサーの社長が乗り込んできて「岸井さん、麻生さんの悪口は一言もダメです」と。

阿川  スポンサーの社長がわざわざ?

岸井  そう。それがNHK会長になる前の籾井さんだったの。

阿川  何それ!? 籾井さんってその当時から……?

岸井  『われらの時代』は日本ユニシスという会社の一社スポンサードで、籾井さんは当時そこの社長だった。
     あとで聞いてなるほどと思ったのは、兄弟仁義みたいな世界の話で。福岡県の筑豊炭田で麻生炭鉱と  
     籾井炭鉱ってのは兄弟分のような関係らしい。

阿川  籾井炭鉱っていうのがあるんですか。初めて知りました。

岸井  筑豊では麻生炭鉱の方が兄貴分だから、どんなことがあっても悪く言ってはいけないという仁義がどうも
     あるみたいなんですよ(笑)。

阿川  ヒエー。でも、スポンサーに言われちゃったら、番組制作側はなかなか抵抗できませんよね。>
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これは、なかなか面白い話である。
結局、NHK会長などと気取ってみても、裏は、『悪代官と越後屋』の世界のようだ。
(岸井氏という人は、こういう調子で、裏話を平気でしてしまうので、官邸は岸井氏を煙たく思っていたようだ。岸井氏が安倍首相について語る部分は、別の記事で…。)


それでは、NHK籾井会長が、今回の熊本地震を受けて、『地震の拡大が、川内原発や伊方原発などへ影響する心配もあるのではないか?』という懸念が広がる中で、NHKのなかで何をやっているのかを、うかがわせる記事を紹介する。
(こちらは、かなり有名な話になってしまっている、と思うが…。)

イメージ 3


こちらは、23日付の『毎日新聞』の記事。記事の紙面における位置がわかるように、漫画もそのまま載せた。
主要部分を紹介しよう。

<NHKが熊本地震発生を受けて開いた災害対策本部会議で、本部長を務める籾井勝人会長が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示していたことが22日、関係者の話でわかった。>

<会議は20日朝、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた。関係者によると、籾井会長は会議の最後に発言。>

<議事録は局内のネット回線を通じて共有され、NHK内には「会長の個人的警戒を放送に反映させようとする指示だ」(ある幹部)と反発も聞かれる。>


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こちらは、27日の『朝日新聞』。
<熊本地震に関連する原発報道について「公式発表をベースに」と内部の会議で指示していたNHKの籾井勝人会長が、同じ会議で「当局の発表の公式見解を伝えるべきだ。いろいろある専門家の見解を伝えても、いたずらに不安をかき立てる」などとも指示してしたことが26日、関係者への取材でわかった。

会議は20日に開かれた災害対策本部会議。朝日新聞が入手した会議の議事録では、専門家に言及した部分はなかった。「発言をそのまま載せると問題になると考え、抜いたのでは」と話す関係者もいる。
NHK広報局は「部内の会議についてはコメントできない」としている。>

これらを見ると、NHKはもはや『公共放送』であることを放棄しようとしているようだ(これ自体、当然『放送法』違反である)。
であるならば、受信料支払いの義務など既に『存在しない』といっても過言ではない(NHKが契約の条件を守らないのだから、当然のことだ)。


国連特別報告者、デービッド・ケイ氏の暫定調査結果発表(20日)を前後して、さらに日本における『報道の自由』は危機を深めている。
そして、それは国民の生命や財産の危機に、直結しかねない話だ。




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