北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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こういう時代になると、トランプ大統領の言動、あるいはそれに反発するどころか、追随しているかのような安倍首相の動きに対して、言いたくなることは山ほどある。

(この間、ずっと『映画』のことやら、関連して『広島・呉旅行』のことばかり書いてきたが、そろそろ、また天皇の『生前退位』やら、『長時間残業・過労死』の問題などについても書いていきたい。)


ただし、どこかで、『自分は<非武装中立>論者だ』という人が、トランプ・安倍批判を書いておられたが、現在の世の中で、『非武装中立』を主張されるのは自由だが、中国や北朝鮮などの脅威に対しても、どう対応するのかという視点を欠落させたままでは、いつまでも安倍首相がのさばっている状態を変更することは難しいように感じている。

そもそも、安倍首相が現実政治で、それなりに『支持を得ている』(ただし、いわゆる『世論調査』の数字は、調査手法の問題や、日本人の協調性の高さもあって、あまり当てにならないと思う。そもそも、『世論調査』というのは、周りの人々の雰囲気に流されずに、それなりに自分の意見を主張しうるという『条件』や『環境』があって、はじめて意味があると思う)のは、中国や北朝鮮の脅威などがあっての上での話である。

だから、中国や北朝鮮(場合によっては、韓国)などの国々での批判すべき動きに対しては、きちんと批判すべきである(これを、自分たちの利害のために、あえて『目をつぶってきた』のが、その後の『戦後革新勢力』、特に旧社会党の無力化につながった)。


そこで、今日は少し前の新聞記事を取り上げる。

イメージ 1


イメージ 2



これは、1月25日付の『日本経済新聞』の記事である。私が、広島・呉への旅行中にコンビニかどこかで購入したものに出ていた。
次のような書き出しで始まっている。

<中国の工業情報化省は企業などのネットワークに接続するVPN(仮想私設網)の規制を強化する。当局の許可を得ずにVPNサービスを提供することを禁じる内容で、米グーグルなど当局が利用を認めていないネットサービスのVPNを通じての利用を取り締まるのが狙いとみられる。

ただ、多くの企業がVPNを利用しており、規制強化が過度に進めば業務に悪影響が出るとの懸念も浮上している。>

そして、この記事の末尾は、次のようになっている。

<中国共産党は今秋に指導部を刷新する5年に1回の党大会を開催する予定で、習近平最高指導部の2期目の体制に注目が集まる。今回の通知は国内政治を安定させるために言論統制を強化する一環とみられる。>


この記事は、VPNと呼ばれるものが、何なのかがわからないと意味不明かと思われる。
この記事自体には、VPNの解説として、次のような文章が掲載されていた。

<バーチャル・プライベート・ネットワークの略。従来のように拠点間を専用線で結ぶのではなく、コストの安い公衆回線を高度な回線制御技術によって専用線同様に使う。認証や暗号で通信を保護することで第三者による閲覧や侵入を防ぐ。主に企業内の通信に使われることが多い。

 中国はネット監視当局が最高指導部にかかわる情報閲覧やグーグルなどの利用を防ぐ目的で「グレートファイアウオール(ネット監視の長城)」を築いている。そのため、当局が見られないようにしているサイトをVPNを使って閲覧するネット利用者が多い。>


これでも何のことやらわからないだろう。
だが、私自身、2013年の春まで中国(上海近郊)に滞在していた期間、ある時期からこのVPNというのを使うようになった。

というのは、2010年になってからだったと思うが、中国では、最初、『FC2』というブログが使えなくなった。
私は、当時、『FC2ブログ』を使用していたが、ヤフーブログに乗り換えて、このブログを開始した。ところが、その後、ヤフーブログも使えなくなってしまった(読むことも書き込みこともできなくなった)。
このとき、『ある人』が教えてくれたのが、『VPN』である。

VPN(これは無料サービスだったが)を使用すると、中国当局による遮断?を乗り越えて、ヤフーブログへのアクセスが可能になり、読むことも書き込むこともできるようになった。

このような『VPN』(といっても、各種あるのかもしれないが)は、中国では多くの人が使って、当局の『監視の目』をくぐりながら、アクセスをしているようだった。
こうしたことをできなくさせようというのが、中国当局の狙いであろう。

だが、この問題について、私の知っている限りでは、日本政府は正面から取り上げたことは一度でもないのではないかと思う。

これは、『中国の内政問題』(とはいっても、私のような外国人も、中国国内では規制対象になるので、純粋な『内政問題』ではないと思う)だと感じているせいなのか、あるいは『言論弾圧』は日本政府も全くやっていないわけではないので、お互いに『言わないようにしよう』という配慮なのかはわからない。


ともかく、『VPNに対する規制』に乗り出すとすれば、いよいよ中国政府に余裕がなくなってきことの表れであるようにも思える。

私が、来月から、(中国ではなく)台湾で(しばらく)生活することにしたのも、中国ではネット規制が公然とやられていて、このブログを継続するのも困難だろうと思ったからだが、やはりいよいよ、『ネット空間』の弾圧強化の道を、中国政府は進んでいるようだ。








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