北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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昨夜(14日)、タイと日本と行ったりきたりしている友人と、久しぶりに神田駅前で一杯をやった。
タイでは、前国王が亡くなったが、新国王はあまり人望がないらしくて、国民をどのようにして自分のもとに引き寄せるか、いろいろ大変らしい。

軍事政権との間で、(軍事政権が遂行した)『憲法改正の承認』などを巡って、『綱引き』をしているらしい。
こういった、他の国の王政の『問題点』は日本国内では、ほとんど報道されていない気がする(『天皇制』についての論議に波及することを、恐れているからだろうか…)。

いずれにしても、タイ国内でもこういった問題は、『不敬罪』で摘発される危険性もあり、タイでもオープンに議論することは難しいらしい。


久しぶりにあった友人なので、例によって(これは他の友人と会った時も同じ)、『トランプ』とか『安倍』についていろいろ論議していた。

そのなかで、北朝鮮の金正男氏についても話していた。
(私は、ちょうど自分が中国と日本の間を行ったり来たりしていたときに、東京新聞の五味洋治氏の書いた『父・金正日と私 金正男独占告白』という本が、2012年の1月に文藝春秋社から出版されたのを読んでいたので、印象が深かった。)


ところが、昨夜、自宅に帰ってからネットのニュースなどをチェックすると、この金正男氏がマレーシアの空港で、女性2人組に毒殺されていたことを、昨夜、韓国の放送局が一斉に伝えたらしい。

毒針を使用して殺害、その後、女性たちは逃亡したという。
ネットではこのほか、マレーシアの北朝鮮の大使館が、金正男氏の『遺体引き渡し』を警察に要求しているとのニュースも出ている。

どうやら、北朝鮮工作員が金正男氏を暗殺したという線が『濃厚』のようだ。

たしかに、今後、金正恩政権が崩壊した場合、その受け皿としての『統治機構』を北朝鮮において構築しようとする場合、(その『統治機構』を支援する人々の一人として)金正男氏を担ぎ出そうとするような動きはありうるだろう。

そうした動きを、事前に封印するために、金正男氏を暗殺するということは、『独裁者』の考えだしそうなことではある。

だが、もし今回の『暗殺』が伝えられているようなものであるならば、逆に、金正恩は自らの置かれた状況が、いかに危機的であるかを自ら自白しているようなものである。
こうした行為こそが、『現体制の幕引き』の開始とならない保証は一切ないのだと思う。


昨日(14日)は、トランプ政権の中枢の一人である、フリン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の『辞任』のニュースも流れていた。

フリンというのは、安倍内閣がトランプ政権の『窓口役』として接触していた人物でもある。
昨日(14日)の国会論議では、安倍首相はトランプ大統領との間の絆を深めるしか、日本にとっての『選択肢は存在しない』などと大見得を切っていた。
(例によって、『この道しかない』という発想法である。)


フリン氏の辞任のニュースが(昨日の)国会論議の後に伝わった状況なので、何となく表面的には『メンツが保たれた?』状況であり、訪米後、どさくさ的に実施された『世論調査』でも、訪米に対する『評価』は高いという結果を残している(何も、情報を伝えないなかで、主観的な『世論調査』を実施するので、北朝鮮の脅威におびえる国民は、条件反射的に『安倍政権を支持する』方向で、回答するのだろう)。


だが、1930年代の再来のような国際情勢のなかで、安倍首相の『抱きつき外交』は、きわめて多くのリスクを内包したものであることは間違いないだろう。

(債務超過への転落に苦しむ)『東芝』の姿が、『明日の日本』(あるいは『現在の日本』の真実の姿)にならないとは、断言できないと思う。








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北京老同学さんへ
(同学さんと親しみをこめて)

今の時代、明治時代や昭和の初期の時に
近づいてきたような気がします。
昭和のおおきな戦争から70年が過ぎ
人々は『戦争』の恐ろしさ
『戦争』を選択した時の状況を
忘れて(真実をしらない)しまっている。

大きな戦争が100年近くないと
人は戦争の恐ろしさを忘れてしまい
また愚かな事に巻き込まれるような事を
考え出す輩が出てきているような
きな臭い感じがします。

トランプ大頭領、安倍首相、どちらも
恐い存在です。
またまた長くなってすみません。

2017/2/16(木) 午前 3:34 [ カエル☆ちゃん、 ] 返信する

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> カエル☆ちゃん、さん
中国語の勉強がなかなか継続できていないので、『同学さん』と呼んでいただくのは恐縮ですが…。
どうやら、人間というのはなかなか、『学ぶ』ことのできない動物のようです。科学技術が進歩しているなどとうぬぼれていますが、その他の知識や、人間自身の能力はかえってアンバランスなまま止まっており、何となく1930年代と同じような状況を再現しているという気がします。
つまり、お書きになっておられることと『同感』です。しかも日本だけがおかしいのではなく、世界全体で似たような状況が拡大している。これは、『おかしい』と感じている限り、それを言い続けているしかないのでしょうね。でも、そればかりでは詰まらないので、その他のことも書いていますが…。
しかし映画でも、『世代』を超えて、経験やら気分、感情やらをどう伝達していくことが可能なのか、『この世界の片隅に』などの映画を評価しながらも、疑問や限界を(半面では)感じているのも事実です。

2017/2/16(木) 午後 1:40 [ 北京老学生 ] 返信する

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