北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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今の時代、ネット(というよりもSNS)を見ていると、『安倍首相大嫌い』派と『安倍首相大好き』派とは、それぞれ別の世界に暮らしているようである。
(私自身も、『安倍首相大嫌い』派なのではあるが…。)

特にツイッターなどは、私は『見るの専門』で、わざと両方の意見を見ることができるようにセッティングしているのだけど、それぞれが『別々の世界』で身内同士の『同じ意見の交流』に余念がない。


それで、私自身は、前からここで書いているように、『森友学園』事件についても、安倍首相の政治の進め方の矛盾が表出したものと考えている。

安倍昭恵夫人についても、その考え方の『危うさ』を今回の事件が露呈させており、安倍夫婦が『仮面夫婦』なのかどうか、『仮面夫婦』であるとすれば、どの程度のものなのか、もちろん、そんなことはわかるはずもない。

それに、私自身、公の場所で安倍首相を『拝見』したことはあっても(選挙演説で、『握手』できる位置にいたが、わざとiPadで写真を撮る行為を継続して、『握手』を拒否した)、もちろん、名刺交換などもないし、『お目にかかった』こともない。
だから、安倍首相がどういう人間なのかは、さっぱりわからない。


だが、今、感じているのは『安倍首相大嫌い』派が、首相官邸などの前で、安倍首相を『ヒトラー』に模したプラカード(今は、別の呼び方をするのかもしれないが)を掲げてみても、むしろ、そうした行為は、『逆効果』になってしまう恐れがあるような気がする。

安倍首相というのは、ヒトラーほど、(攻撃的な)『構想力』と『意志の力』を持っている人物ではないだろう。それに安倍首相自身もそうではないと、自分のことを考えているような気がする。

さらに安倍首相というのは、日本の首相でいえば、東条英機よりもあるいは近衛文麿あたりに似ている人物かもしれないという気がしている。


東条英機というのも、『ヒトラー』とイクォールでは決してなく、ある意味では、<矛盾のおはちが回ってきた『哀れな人物』>または<『小官僚』>であるように感じている。

東条英機に、すべてをおっかぶせようとするのは、日本の『天皇制』あるいは『軍国主義』を救うための『知恵?』として行われたのであろう。


東条英機よりも人気があり、そして、日本が『混乱』のなかで落ち込んでいくきっかけを作ったのは、『近衛文麿』あたりではないだろうか?
(日本史をきちんと勉強しているわけでもないので、感覚的な意見だが…。)

近衛文麿(1891〜1945年)は、3次にわたって総理大臣に指名された。最初は1937年だというから、まだ46歳くらいのころだ(いずれにせよ、54歳で亡くなった=自殺した=のだけど)。

安倍首相が最初に、総理大臣になったのは2006年だから、1954年生まれの彼が、51歳か52歳のころ、その時点で、近衛文麿よりはだいぶ遅い。

だが、近衛文麿も安倍首相も、国民の間で人気が高いということになっている。もちろん、近衛文麿の時代は、女性には選挙権はなかったが、しかし『普通選挙』は実施されていた。安倍首相の人気が高いという『世論調査』はインチキだという声も根強いが、だがしかしそれに代わる、(何か)バロメーターがあるわけでもない。
安倍首相が、国政選挙で勝ち続けていることは、間違いがない。


近衛文麿も、いろんな人たちを集めて(これは、見方によっては左派っぽいのまで集めていたから、安倍首相よりも幅広い)、ブレーンなどとして、政治を進めた。

安倍首相も、もともとは『親米』と『反米』がごっちゃになった『右派陣営』、さらには『働き方改革』などでは、欺瞞的であるとはいえ、『労働問題』『社会問題』に関心のある人々をある程度、集めている。『右派』ではあるが、『構造改革』と称する路線を進めていたり、非常にごちゃごちゃした思想の持ち主である。
というよりも、ただ『いろんな権益』を代表する人々を結集すれば、自分の権力基盤が安定すると考えているだけの政治家なのかもしれない。

だが、このように人気の高かった近衛文麿の内閣は、結局、失敗した。むしろ、中国に対して『反感』を国民の中に煽り、軍部の『暴走』に手を貸しただけに終わったような気がしている。


安倍首相も、さんざんいろんなことを言われながら、『内閣支持率』はなかなか落ちない。これは、もちろん、2つの要因があると思う。

1つは、北朝鮮の脅威、あるいは中国の存在、韓国における混乱、そしてトランプ大統領の出現、このような国際情勢が安倍首相の支持率を、間違いなく支えているということである。

安倍首相は、特に北朝鮮に対しては、(内閣支持率の維持要因となっているという意味では)いくら感謝しても、感謝が足りないのではないかと思われるほどである。
(これは、もちろん、北朝鮮が『良い国』『良い体制』のもとにあると言っているのでは決してない。)


もう1つの要因は、野党の支持率(特に民進党の支持率)が極めて低いということである。それから、『安倍首相大嫌い』派のなかには、日本共産党に期待する人もそれなりに多いのだろうが、共産党は歴史的に見て、一定の水準以上、支持を広げたことはない。

この野党の問題は、極めて重要である。
安倍首相を罵倒し、野党を罵倒し、その結果、安倍内閣が倒れることがあったとしても、その後、引き継ぐのは『自民党』を何らかの形で組み込んだ『政権』でしかありえない、と考えるのが普通であろう。

もちろん、『選挙管理内閣』としてであったら、自民党を排除した内閣を構成できるかもしれないが、それなどは次の選挙で敗北してしまう危険性が極めて高い。

だから、安倍内閣を打倒する(しかも、安倍首相の『院政』を許さない)ためには、自民党の分裂ないし、自民党の中に『反安倍』の明確な『グループ』なりを構成することが欠かせないが、これがなかなか難しい。


とはいっても、安倍首相の『健康問題』いかんによっては、安倍首相が政権を放り出す可能性がゼロとは言えない。
あるいは、安倍昭恵夫人というのは、現在でも、私にとって、安倍首相以上に『わけのわからない人物』であるが、こうした人の行動の仕方によっては、安倍首相が『どうにもならない状態』に追い込まれてしまう可能性もゼロではない。

だが、いずれにしても、『ポスト安倍』ということを考えると、安倍首相の『院政』(今上天皇の『院政』よりも、こちらの『院政』のほうが、はるかに可能性があるのではと思う)が継続したり、安倍首相の『考え方』を引き継ぐ政治家が、再び総理大臣となる可能性は、かなりあるような気がする。


だからといって、安倍政権の『継続』を望むものでは決してないが、『安倍首相大嫌い』派の人々は、『仲間内』でどう考えるかだけではなく、『国民全般』(『安倍首相大好き』の人々は、とりあえず考えなくとも良いだろうが)を少しでも味方につけ、『次の政権』を構成するには、どうすれば良いのかということも考えるようにしてほしいと思う。
(もちろん、考えている人は考えているのだろうけれど…。)






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