北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

全体表示

[ リスト ]

フロリダで繰り広げられている、トランプと習近平の米中首脳会談の画像を見ながら、まるで映画『ゴッドファーザー』か何かを見ているような気がしていた。

この間まで、さんざん罵っていた中国の習近平を、自分の別荘だか(ホテルだか)知らないがバカでかい施設に招き入れ、『外交プレー』を(練習台として使った、安倍首相の場合よりは、学習が進んで?)演じて見せた。

ところが、その『夕食会』の合間には、シリアのアサド政権に対する空爆の指令を発し、それの遂行状況をチェックする。

『これから、面白いことが起こるよ』とメディアには楽しそうに、予告する。
また、空爆後の会見では、『赤ちゃんたちを救うために』などと平然として述べ立てる。
急に『やさしいお爺さん』の演技をし始める。


いちおう、トランプは、シリアとロシアが使用していた空軍基地を爆撃したのであって、中国の基地を爆撃したわけではない。だが、習近平もアサド政権に対して、やさしい姿勢を示していたという意味では、ロシアと極めて近い立ち位置にいる。

握手をしながら、(並行して)その関係者である連中を次々と抹殺するというシーンは、映画『ゴッドファーザー』でさんざん見てきたシーンと、イメージがダブっている。


少なくとも、トランプがシリアを攻撃したのは、『俺は北朝鮮を攻撃しようと思えば、できるんだぞ』というメッセージを中国と北朝鮮に対して、同時に発信し、交渉において有利な位置に自らを置くためなのだろう。

だが、それにしては、余りにも『やり口』が荒っぽい。まるで西部劇の『保安官』気取りである。
それに、いかにも『楽しそうに』演じているのが気になる。


トランプという人物は、それほど『長期的』に物事を考えるような人間には思えない。大統領に就任してから、まだ100日もたっていないが、支持率が低下していくのに我慢ができず、『起死回生』の逆転劇を演じてみせた、『どうだ』『俺は、やる時はやるんだ』という芝居を、自分の支持者たちに向けて演じて見せたといったところなのだろう。


しかし、このトランプの得意そうな顔と比べると、安倍首相の表情は苦しそうだ。
トランプに対して、真っ先に抱きついて、ふところに飛び込もうとした安倍首相。だが、今回の攻撃は、一体、いつ、どのくらいの情報を深さで『教えてもらっている』のだろうか?

今回のシリアに対する空爆は、アメリカとロシアと両方にすりよって、自らの『価値』を高めようとする安倍首相の戦略に『打撃』を与えたのは、間違いがないだろう。

4月28日から予定されているロシア訪問への影響はどうなるのか?
(『中止』ということもありえないことではない。)


国会審議で『共謀罪』を強行していくためには、今回のシリア空爆は、『寄与する』側面はあるだろう。
(だが、そもそも『イスラム国』にとっては、アメリカとロシアの対立が激化する?ということは、『三つ巴』のなかで生き残りを図る彼らにとっては、『漁夫の利』を得られる可能性もある。)

絶えず『リスク』をはらみ、むしろそのリスクを拡大させていくことで(『日本』を守ることができる『強いリーダー』は自分しかいない?)、安倍首相は政権への『何となく支持するムード』を維持してきたのだろう。


しかし、今回のような事態(安倍首相がほめまくるトランプ大統領に対する、疑いの深まり)を受けて、安倍首相は、果たして事態を『コントロールできているのか』、むしろ、『成り行き任せなのではないか』という不安が拡大していくことだろう。

もちろん、『悪い』のは安倍首相だけではない。安倍首相を取り除いたとしても、問題が『解決』するわけでは、必ずしもない。


だが、明らかに広島・長崎の被爆者を切り捨て、そして福島の被曝者を切り捨て、沖縄の人々をも切り捨てる『政治姿勢』の安倍首相が、とたんに『化学兵器』のみ?を『悪魔の兵器』呼ばわりして、自らの行動を正当化しているトランプ大統領に対して、その『決意を日本政府は支持する』と表明した時に、それをすんなりと納得できるものだろうか?


トランプ大統領が誕生することが決定して以降、『トランプは賢明な政治家だ』というようなムードが、日本のメディアなどの中で一斉に広がったが、『トランプ疑惑』はさらに拡大していくだけである。

トランプがやっているのは、一種の『博打』であって、仮に北朝鮮が暴走して、ミサイルなどを韓国、日本(特に沖縄?あるいは原発施設に向けて)等々に打ち込んで、『死者』が出たとしても、トランプにとって、『どうということはない』。
ただ、演技で『悲しそうな顔』をしてみせれば、良いだけの話だ。
(アメリカ国内で、膨大な死者が出るのでなければ、本質的に『気にする』ことはないだろう。)

それに、『戦術核兵器』などを北朝鮮に対して投下するという『選択肢』も排除していない可能性も非常に高い、という気がする。

彼のスタッフは、雑多な混合物であり、お互いに『内ゲバ』を繰り広げているようなので、いつどのような勢力が台頭するか、わかったものではない。








https://politics.blogmura.com/politicalissue/ranking_out.html にほんブログ村 政治・社会問題]
にほんブログ村のランキングに参加しています。
よかったら、この記事にクリックをお願いします。 

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事