北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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トランプ大統領が、シリアがロシアと共同で使用している空軍基地に対して、『化学兵器使用の疑い』ということで攻撃を仕掛けた。

この問題について、例によって『問題のすりかえ』を行って、トランプと安倍政権を完全に『免罪』しているように見えるのが、本日(8日)の『産経新聞』1面のコラム『産経抄』である。

イメージ 1



しかも、ここでは、かなり怪しげなデータを用いて、『詭弁を正当化』していることに特徴がある。
この内容(一部省略)を紹介していこう。

<米国がとうとう、化学兵器使用が疑われるシリアのアサド政権の空軍基地を攻撃した。「アサドの行動を変えさせるための何年にもわたるこれまでの取り組みは、大きな失敗に終わった」。トランプ大統領の声明は、融和的だったオバマ前政権からの姿勢転換を、強く印象付けた。

 ▼折しも中国の習近平国家主席が訪米し、トランプ氏と初顔合わせをしている最中での出来事である。国連安全保障理事会決議に反して5日、弾道ミサイルを発射したばかりの北朝鮮と、その後見役である中国に米国の本気を見せつけたかのようでもある。

 ▼「米国の対北先制攻撃は結構あり得る。相当なところまで来ている」。自衛隊最高幹部の一人は事態をこう分析する。当然のことながら北朝鮮有事は、わが国の安全保障にも国民生活にも多大な影響を与える。韓国で暮らす邦人の保護も喫緊の課題である。

▼外務省は3月、外交に関する国内世論調査を公表した。それによると、東アジアの安全保障環境は一層厳しさを増していると考える人は9割近い88・5%に上り、前回平成27年12月の調査を6・4ポイント上回った。国民は「今そこにある危機」に気付いている。

▼にもかかわらず、別天地のようにのんきな議論が延々と続いているのが国会である。民進党議員が「国民と日本社会の最大の危機」と主張し、「総力戦で粉砕」すると訴えるのは、北朝鮮の核でもミサイルでもなく、一般市民は対象外の「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案のことなのだ。(省略)>


この中で、『外務省は3月、外交に関する国内世論調査を公表した。』と書いていて、その内容について述べている。
(北朝鮮の脅威が存在するにしても、日本の政治体制を『北朝鮮のようなもの』に急変させていく危険性を内包している、『共謀罪』について国会で議論することは決して悪いことではない。それを、『別天地のようにのんきな議論が延々と続いている』と揶揄しているのが、この『産経新聞』である。)

(なぜ、この調査をこの文中で使っているのか)よくわからないのだが、実は、もっと最近、公表された政府の調査がある。
それは、内閣府が4月1日に発表した『社会意識に関する世論調査』である。


イメージ 2

これは、『産経新聞・電子版』(4月2日付)からとったものだが、この調査の概要を紹介している。
その一部を紹介する。


<内閣府が1日に発表した「社会意識に関する世論調査」で、現在の社会に全体として「満足している」との回答が65・9%で、前回調査(平成28年2月)から3・9ポイント増加した。質問を始めた21年以降で最高となった。>

<日本が悪い方向に向かっている分野を聞いたところ、「防衛」が28・2%で、前回調査から4・0ポイント増加した。質問を始めた10年以降で最高となった。北朝鮮が昨年だけで23発の弾道ミサイルを発射し、核実験を2回行うなど、安全保障上の脅威が高まっていることへの不安が顕在化したようだ。>

<調査は昭和44年から原則毎年実施。これまで20歳以上が対象だったが、選挙権年齢が昨夏の参院選から「18歳以上」に引き下げられたことを受け、今回から18歳以上とした。1万人に面接方式で実施し、5993人が回答した。>


ご覧のように、『1万人に面接方式で実施』とカネもヒトもかけて実施されているもので、昭和44(1969年)から50年近く、毎年、実施されているものだという。

それに対して、外務省の行った『外交に関する国内世論調査』というもの(2月実施、3月公表)は、ネットで調べると18歳以上の1000人を対象に、電話により実施したものだという。


なぜ、簡易調査であり、なおかつ、以前に発表された結果(外務省の世論調査)のほうを、この『産経抄』で引用しているのか?
大いに疑問を感じる。


そうすると、実は、この(4月1日発表の)内閣府の1万人対象の『世論調査』には、明らかにおかしな点があったのである(あまりにも、おかし過ぎて、さすがに『産経新聞』も引用を躊躇した?)。

ここには、政府の実施している『世論調査』なるものの問題点が、はっきりと示されている。
(つづく)






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