北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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『まだ、東北で、あっちの方だったから良かった』と発言して辞任に追い込まれた今村復興大臣。
この件に関して、今村氏の親分である二階幹事長が、「マスコミは余すところなく記録を取り、一行でも悪いところがあれば、『これはけしからん。首を取れ』『すぐ、首を取れ』と。なんちゅうことですか」と昨日(26日)、東京都内で講演し、マスコミ批判を展開した。

このことは異様な感じを与えるが、いろいろ記事などを読んでみると、どうやら『安倍批判』(あるいは、『菅批判』か?)を込めての発言のように見えてくる。

今回の『今村更迭』のいきさつについて、『日本経済新聞』27日付朝刊は次のように報じている。


イメージ 1



<被災地の人々の心を傷つけた発言を繰り返した今村雅弘前復興相の25日の更迭劇は、安倍晋三首相の即断即決だった。


「辞めさせるしかない」。25日夕、出席していた経済財政諮問会議を終えた首相は、今村氏の発言の報告を受けるや菅義偉官房長官にこう指示した。
後任に東日本大震災の被災地出身者を選ぶよう求め、26日に皇居で認証式を開くため天皇陛下の日程を調整するなどの手続きを急がせた。

今村氏の発言は午後5時半ごろ、二階派の政治資金パーティーが開催されたホテルニューオータニ(東京・千代田)の「芙蓉の間」で飛び出した。二階派に所属する今村氏の講演に続き、部屋を変えて同ホテルの「鶴の間」で引き続き、大規模なパーティーが催された。諮問会議の終了後、首相は会場へと急いだ。


午後6時半すぎ、首相は約4500人以上の参列者がいる同ホテルの会場内に入った。壇上にあがるや否や、今村氏の発言に真っ先に触れた。「内閣総理大臣の安倍晋三です。東北の方々を傷つける極めて不適切な発言があったので総理大臣として冒頭、おわびしたいと思います」

神妙な面持ちでこう謝罪する首相。唐突なおわびに、会場内は一気にざわめき始めた。直前の今村氏の発言は別の会場での出来事だったため、パーティー会場の参加者から「首相は何の話で謝罪をしているのか?」といった声があちこちから漏れた。

会場内で食事にも手をつけず、一通りのあいさつを交わした首相は、そのまま足早に去った。(省略)>


このように『日本経済新聞』は報じている。
どうやら、今回の人事は、安倍首相自身に対する自民党外からの批判を避けるためだけの措置ではなかったような気がする。


二階派は、自民党のなかで、次第に勢力を伸ばしている。
『中国包囲』一辺倒の安倍首相とは異なり、中国との『政治的パイプ』を持っていることも武器にしているグループである。

ましてや自民党の『大幹事長』となった二階氏の、振る舞い方に対して、自民党のなかで『内ゲバ』が起きていたとしても不思議ではない。

そのように考えると、『今村更迭』は、自民党の外に対する『防衛策』であるとともに、自民党内の『異質なグループ』に対して、その勢力をそぐための『一石二鳥』の措置であった(あるいは、そのようなものとして、安倍首相が仕掛けた)としてもおかしくはない。


二階氏の怒りはおさまることなく、次のような発言さえしている。
<自民党の二階俊博幹事長は26日、東京都内の講演で、無所属で二階派特別会員の小泉龍司(埼玉11区)、長崎幸太郎(山梨2区)両衆院議員の復党について「方針に揺るぎはない。公認をする決意だ」と述べ、次期衆院選で公認候補として擁立する意向を改めて表明した。

「文句があったら私を幹事長の席から追い出してみろ」とも語った。
2005年の「郵政選挙」で小泉氏は造反して離党、長崎氏は「刺客」として当選したが後に離党。両選挙区には比例復活した自民現職がおり、2人の復党は難航している。>

これは、『朝日新聞デジタル』が報じているもの。
この『東京都内の講演』が先ほどあげた講演と同一のものなのかどうかは、不明である。

これを見ると、自民党内で激しい『権力闘争』が展開されていることがうかがえる。








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閉じる コメント(2)

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こんにちは
今回はもしかしたら、「仕組まれた辞任演出劇」だったのかも知れません。あまりに対応が安倍政権にしては早過ぎます。今村大臣のスピーチの原稿を書いたのは誰だったのか? 削除

2017/4/27(木) 午後 5:22 [ トランプのウソニュース研究 ] 返信する

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> トランプのウソニュース研究さん
今日は。たしかに、今回の安倍首相の対応は素早すぎますが、それは(彼の得意分野である)自民党内の権力闘争ばかり考えているからではないかと思います。その結果、これまで以上に多くの国民が、『あれっ、<北朝鮮の脅威>はどうなったんだ?』と思い始めることでしょう。

2017/4/27(木) 午後 10:03 [ 北京老学生 ] 返信する

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