北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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(この記事の内容について、籠原氏の書かれた部分というのは、at Kyotoさんがツイッターで発信されたものを、籠原さんがまとめて紹介したということのようです。
訂正いたします。籠原さん、at Kyotoさんには、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。)


加計学園の獣医学部新設に関する問題は、10日に『閉会中審査』が行われたものの、どうもイマイチ、すっきりしない部分が多い。
そのように感じていた。

ところが、昨日、私の書いた記事に、『m_yutaka723』さんからコメントを頂き、そのなかで、次のURLを紹介して頂いた。
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq14sd
(私の書いた記事のURLは次のとおり)


それを読むと、郷原信郎氏(元検事、大学教授、弁護士)がネットに書かれた『加計問題の真実(私は新学部設置の仕事を5年やったことがあります)』というものであった。

その内容は(現時点で、私には理解できない内容もあるが)、非常にすっきりと『行政がゆがめられたこと』をうかがわせる内容になっている。

おまけに、メディアの記者を相手として想定しながら、<『大学を設置する際の設置審議会のルール』をきちんと調べたほうが良いよ、とか、政府に対して質問するときは、<こうしたことを聞くと良いよ>などを親切?に教えてくれている。
(記者たちが、大学の設置審議会のルールというものを、余り理解できていないことを『前提』として書かれていて、懇切丁寧である。)


これを読んで、私も『『m_yutaka723』さんと同様?に、いわば『眼からうろこが落ちた』思いがした。
前川・前文科事務次官が、『行政が歪められた』と告発した真意が、わかったという思いがした。

そこで、今日(12日)、この郷原氏の文章の一部を引用し、さらに皆さんが、(もし興味があれば)この問題の細部を追求していく手掛かりにしていただきたいと思う。

もちろん、必ずしも『いろんな問題の細部』はわからなくとも、『おかしいことは、おかしい』と感じることは可能である。
しかし、『加計疑惑』の場合、メディアの記者のかたがたも(郷原氏が指摘しているように)必ずしも『何が問題なのか』を理解できていないような印象がある。

それに、各メディアとも、それぞれの『経営レベル』になると、いつまで続くか分からない安倍政権に、これ以上『たてつく』と、今後、もしかしたら非常に『経営上、まずくなってしまうリスクがあるのではないか』という不安を抱えている幹部も多いのではないかと思う。
(だから、メディアの発信する記事なども、『玉虫色』のよくわからない記事が増えていく可能性がある。)

こうした状況を『突破』していくためには、やはり、この手の問題の『細部にこだわる』のが好きな(タイプの)かたは、もっと『突っ込んでいく』ことが重要だと思う。
(それに、それぞれの専門あるいは、これまでの経験から、さらに独自の『突っ込み』をしていくこともできるだろう。)


以下、郷原氏の文章の抜粋である(『手抜き』になってしまって、申し訳ないが…)。
***************************************
加計問題の真実(私は新学部設置の仕事を5年やったことあります)
at Kyoto @Japan_USA_WA 2017-07-10



ずっと黙ってきましたが、とうとう日本中の誰も何も言わないので書きます。加計問題は、以下のように一気に解明できます。記者の皆さん、野党の皆さん、真相解明!(できてますが 笑)ウラ取りお願いします。 僕は新学部設置の仕事を5年やったことがあります。
(略)

報道を見ていると、一番大事な観点がすっぽり抜けているので、それを書きます。 大事な観点は、行政ルールとプロセスです。「文科省ルール設置審ルール」の一部が「特区ルール」に置き換わった訳ですから、そこから謎解きをすると一気に見えてきます。

行政ルールとプロセスから追及すべきは、たったの2点、 「設置審での認可の「内示・内定」を決定したのは文科省以外の誰か?」、 「H30年4月開学を実際に決めたのは誰か?」(=発表したのは内閣府であり、昨年11月、告示では、総理大臣と文科大臣、本当の首謀者はだれなのか?)、です。(略) ついでに、加計には「不正があったのか?」も加えて合計3つです。


「結論(その1)」 文科省以外の誰かが文科省にH30年開学を命令し、総理大臣が公示し、「「設置審・認可の内定」相当のモノ」を出せと文科省官僚に命令し加計に言ったので(内定が出るような状況でもないのに)、文科省はもはやその内定を反故にはできず、8月の文科省・設置審では必ず認可となる(仮に、加計の中身が空っぽでも)。今、こういう状況になってるが、これは、大問題ではないのか?(略)


以下、書きます。報道を見ていると、H30年8月に設置審でいきなり認可・不認可の判定が出る、というような、報道のされ方になってますが、ぜんぜん違います。(略)

今回の加計では、すでに「認可」の”内定”が出ています(内定という言葉は使いませんが、イメージとしては”内定”がぴったりです。もう少し正確な言葉を使うと、「事前伺い」をパスするとか、「内示」とか、その他のルールがありますが、詳細は省略させてください、そもそも僕も、文科省ルール全ては把握できてません。そして、加計に、どういう”内定”が出たのかが僕には分からないのです、=ここは、是非、必ず、尋ねるべき部分です!!)。


さて、通常のペースで、ゆっくり新学部を作る場合は、設置審の最終判断で認可がおりた後、土地購入や校舎建設のハンコを押すわけです、、が、急ぐ場合には、先に”内定”をゲットするのです。そういうルールが元々以前から存在します。(ここでは以下、”内定”という言葉を使うことにします)。

もしも内定が出れば、不正がない限り(細かい改善点は出るにしろ)必ず!設置審で「認可」されます(=つまり、文科省が「内定」を出した後に「内定を反故」に出来るのは、「不正」を文科省が発見した場合のみ、ということ)。 これは、文科省ルール設置審ルールの非常に大事な基本ルールです。(略)


加計はすでに土地も取得しおり、148億円の校舎の建設を4月にスタートさせており、報道されているように、今現在は校舎は鉄筋状態ですが、とにかく148億の校舎の建設を始めたのは、”内定”がすでに出ているから。内定が出たのは4月以前でしょう。

内定が出てないのに、校舎の建設をスタートさせるバカな大学はありません。仮に内定なしで建設を始めて設置審で不認可になったら、大損失です。仮に不認可になっても再申請は可能ですが、再申請で認可されるのはさらに厳しい。そうなると、148億の校舎はムダ金です。
普通の大学は148億をドブに捨てたら潰れます。ですから、絶対にそんなことはしません。(略)

ずっと加計は新学部が欲しかったのに校舎は立ててなかった、のに、突然、4月に建設を始めた、つまり、内定が出たのです。(本来、記者は、ここをきっちり尋ねるべきであり、加計ありきだのなんだの質問したって無意味がない)。


ちなみに、加計が8月に不認可になったら、加計には必ず「ペナルティ」が与えられます(=後述します。設置審の基本中の基本ルールです)。不認可になるか認可になるか全く分からない状態での148憶の校舎建設は大博打です。(しかし、内定ゲットさえすれば、大博打しなくて済む)、また、そもそも、このように大急ぎで新学部設置する場合、文科省は必ず「内定ルール」を適用します(先に校舎を作らないと間に合わないので。そして大学側に、大博打させないため)。

さて、加計のように「先に内定ゲット」のルートによって、設置審の最終判断で認可不認可を受ける場合は、 「(1)誰かが内定を出す→内定が出たので校舎を建て始める→改善すべき点はあるにしろ設置審は必ず認可を出す(不正がない限り)」。 特区ルールがどうなっているか分からないが、現状で、はっきりしている事実(=4月に校舎を建設し始めた)から考えると、加計の場合も、こうなってる(厳然と存在する設置審ルールより)。


今現在、加計以外のすべての大学は(「先に内定ゲット」のルートを辿る場合は)、 (1a)文科省から内定をゲット、です。 が、加計は、(1b)官邸か特区委員会かどこかから内定をゲット、あるいは、(1c)誰かが文科省に命令し内定を出させた、のパターンが考えられる。それ以外はない。

さて仮に加計が(1a)だとすると、まあ内定ゲットに1年はかかると思います。僕は全部で5年やりました。新学部設置というのは、そんな簡単な話じゃないです。 そういえば官房長官が「そんな簡単なものではない」という発言したと思いますが、まさにその通りです、官房長官、ちゃんと分かってる!

それに、文科省ルール(1a)ならば、そもそも加計に内定が出ない。獣医師会や農水省がデータを示し根拠を示したうえで「新設は不要」と言っているのに、それらを覆すだけのデータや根拠を、加計が示すのは、無理です。したがって、文科省から内定出ません。(略)


しかし、そこは、政治判断かつ特区委員会判断によりOKになった、という訳です。(=(1a)ではない。)。つまり(1b)か(1c)なのですが、どちらの場合も、政治判断か特区委員会判断か官邸判断か何かによって、「内定・内示・事前伺いOK」、になったということですね。

となると、結論は、、 「(1)4月以前に、文科省以外の「誰か」が内定を出した。→ 内定が出たので加計は百五十億円の校舎を建て始めた → 改善すべき点はあるにしろ、8月に設置審は、必ず!認可を出す(不正がない限り)」です。


つまり、これ、事実上、審議会フリーパスになってます(内定を反故にして、不認可に出来るのは、不正があった場合のみ、という設置審の基本中の基本のルールがあるからです)。 結局のところ、特区に選ばれたら(不正が無い限り)(小さな改善点はあるにしろ)フリーパスで「認可」が出る、そういう行政プロセスになっている。これが大問題なのです。この大問題を誰も指摘していない。

「公平公正で理知的で学識的観点による、設置審による厳正な審査」が、完全に崩壊してるのです。「岩盤規制に穴を開けた」のではなく、ただ単に「公正な審査を壊した」だけです。
(以下、略)
***************************************








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記事紹介ありがとうございます。
またまた、言葉が足らなかった事案で申し訳ないのですが、件の記事は郷原さんがat Kyotoさんのツイッターをまとめてくださったもので、文章自体はat Kyotoさんが書かれたものということです。
内容にとても興味深いものがあったので紹介しましたが、いつも何か足らないです。申し訳ありませんでした。

2017/7/14(金) 午後 9:50 [ m_yutaka723 ] 返信する

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> m_yutaka723さん
ああ、そういうことですか? もう一度、元の記事にあたってみて、必要な修正を記事に付けておきます。
いちおう、プリントアウトして読んだ(2度ほど)つもりですが、その辺は気が付きませんでした。
私のほうこそ、『ネットの情報』について少し遅れている部分があり、またやや『あわてんぼう』な性格のもので失礼をいたしました。
こちらこそ、ご迷惑をおかけしました。
それにしても、加計学園問題は、急速に『進展?』していますね。
また、安倍首相を擁護する人たちは、『何も問題はない』『前川氏こそがおかしい』(もっとヒドイ表現をしていますが)と言っているようですが、そうでないことはいろんな政府文書を見ても分かるような気がします。

2017/7/15(土) 午前 5:20 [ 北京老学生 ] 返信する

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補足:この記事、当初、籠原さんの文章をまとめたものと自分自身でも勘違いしてましたが、<at Kyotoさんのツイートを籠原さんが紹介されたもの>に依拠しております。
訂正させてください。
ここにこのように書いただけでは、気付きにくいので、改めて告知の(短い)記事を書きます。

2017/7/15(土) 午前 6:00 [ 北京老学生 ] 返信する

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