北京老学生・日本から台湾へ

2013年春、4年半ぶりに日本に帰国。2017年春、今度は台湾・台中へ。

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この記事の続きだ。


これまで、台湾における首相(行政院院長)の交代の話に関連して書いてきたが…。
結局、台湾の社会の状況、中国などとの関係、あるいはそれぞれの政党の内部事情などがわからないと、あまり突っ込んだ分析など到底できないということを実感する。
(そんなことは、初めっからわかってことではないかと、言われそうだが…。)

言葉、中国語などができないことももちろん、大きいが、文字だけのハードルではないという気がする。


翻って考えてみると、そもそも、私自身、日本の政治の状況をどう考えてよいのかとまどっている(今度は、また、そのことを書いてみたいが…)。外国のことを考えるのは、それよりもさらに厄介なことである。
しかも、日本の政治状況は『あっという間の短期間』にジェットコースターのように、『アップダウン』を繰り返しているかに見える。

(おそらくそれは、過度に『同調主義的な社会』と『繰り返し同じ報道を繰り返すテレビなどのメディア』=ここでは視聴率やアクセス数が『絶対君主的な基準』となる=、そして、最終的には『世論調査』を絶対的な基準とする=言い換えるとそれ以外の『基準』はほぼ何もないと言っても過言ではない=政治社会の状況と関係しているのだという気がする。)

だが、ここに書いたようなことは、実は台湾社会でも『似たようなこと』がありそうだ。
昨年の総統選挙で圧勝を遂げた民進党の蔡英文氏が、1年たらずでなぜ、人気低迷に陥っているのかは、『謎』の一つである。

(今後、台湾の社会や政党の状況について、もっと関心を寄せるようにしたいが、日本で発行されている書籍などは、そういったものについて突っ込んで書いたものは少ないようだ。

また、前に台中市内の自宅マンションの近くに、日本語の本が豊富な国立公共資訊図書館があると書いたが、そこから何冊も借りて読んでみると、やはり資料の発行年は、一定のものに限られており、意外と新しいものは少ないということがわかってきた。)


それだけでなく、最近、テレビのCNNニュースを見ることが多い(というのは、自宅マンションのケーブルテレビで、それも受信できるので。ただし、日本国内で前に見ていたCNNのチャンネルと異なっていて、やや放送内容に偏りがある)が、それなどを見ていると、アメリカの『トランプ』、『反トランプ』の政治社会状況は、日本の状況と似ているという気が、改めてしている。

つまり、国際的にも『似たような状況』があるのかもしれない。
インターネットで、ある種の情報は、非常に共有されやすくなっている。

今の社会は、やたらに苛立っている人々が多数、存在しているのが一つの特徴(例えば、日本では安倍−反安倍の鋭い対立があり、私自身も『苛立っている人々』の一人である)なのではないかと思う。


だが、この人々の苛立ちの状況は、地域(国々)によって、一律ではない、という気もする。
例えば、朝鮮半島を巡る、現下の緊張状況は、少なくとも台湾の一般市民のレベルでは(国防部門でどう考えているかは別にして)、さほど緊張状態にあるようには思えない。

というのは、台湾では毎年、一般市民レベルを含めた『防空演習』も行われるし(日中、一定時間にサイレンが鳴り、その間は、空襲に備えた行動をとることが求められる)、また中国が台湾周辺にミサイルなどを打ち込んで威嚇を行ったのも、1996年の民主化後の初の国民の直接投票による総統選挙(李登輝氏が再任された)の時を初めとして、過去に例がある。


つまり、台湾は中国による『武力攻撃』『武力統一』の可能性がゼロではない世界に生きている。韓国の人々は、さらに厳しい状況におかれているのだろう。


そういう人々からすると、日本が、ごく短期的に、北朝鮮のミサイル発射に対して見せているような反応を、いつもしていたら、それこそ『身が持たない』ことになるだろう。
(他方、おそらく台湾でも中国でも一定層の人々は、『海外への脱出』の可能性を考えながら、子弟を海外留学させたり、海外とのコネクションの継続・維持を図っているのだろう。)


日本は、突然、自国の『安全保障環境』について危機を認識すると、『過度』に反応してしまうところがある(もちろん、それは、安倍政権が、国民を誘導している『方向性』でもあるのだが…)。

最近、北朝鮮のミサイル発射に対して、『防空演習?』みたいなことを日本の政府が初めて、それをまるっきり批判している論調も散見されるが、実は、そのような『防空演習』をやってみて初めて、『危機の実相』が認識されつつあるのではないか?
つまり、もともと、日本に『北朝鮮のミサイル』を撃ち落とせる能力など、ないのである。

また、原発事故に対しても『避難訓練』などの演習を実施すれば、より『現実の危険性』が認識されるような気がする。


日本の国民には、『リアルな認識』に欠如する面があり、下手をすると、昨日まで『非武装中立で日本の平和を守ることができる』と言っていた人が、いつのまにか、『先制的な核攻撃で北朝鮮の脅威を殲滅・除去する』みたいなことを言い出しかねない『危なっかしさ』を(常に)抱えているような気がしている。


例えば安倍首相が、妙にハイになって、トランプ大統領の韓国大統領に対する批判の言葉(『乞食みたいなことをしている』?)を世の中に宣伝して回っているというのは、明らかに『異常な状態』である。
どこまで、『真実』なのか、十分、確認できていないが、トランプ大統領と安倍首相の電話会談でそのようなことをトランプ大統領が言っていたという情報が出回っている。

このような情報は、安倍首相サイドから流されたと考えるのが普通であり、なぜ、安倍首相がこのようなことを言いふらしているのか(拡散されている情報が正しいとすれば)ということになる。


いずれにしても、未確認情報、『ためにする情報』が、かなり出回っているようだ。


ということで、この記事、いったん、これで結びとしたい。
(やや、『竜頭蛇尾』に終わってしまった感があるが…。)






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